前期型EF81-450とP3 HIROSHIMA電車登場 TOMIX 2023/6 | 金屋代かずおのお部屋

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(待望の機関車がついに登場!)

 

あいにくですが,このような画像しか用意できませんでした.

本日12/8,トミーテックは主に2023/6に発売する予定のTOMIXブランド製品と,主に2023/4に発売する予定のジオコレ製品などの新製品を発表し・一部を除く製品は受注を開始しました.

 

今回は,筆者が特に気になった製品が2品ありますので,この2品を軸に紹介します.

 

  EF81 450 前期型

一つ目は「EF81 450」の前期型である「EF81 451〜452」です.「EF81 450」は関門トンネル区間の増発用として1991年に再生産されたEF81であり,うち,前期型と呼ばれる451・452号機は,ライトケースが車体下にあるのが特徴的で人気があります.他のEF81と大きく異なるスタイルゆえに改造でも作りにくいモチーフでしたが,製造から30年以上の時を経て,ついにプラ製Nゲージ量産品として製品化されます.関門トンネルは超えなくなりましたが,現在でも九州の主力として活躍,たまに寝台特急などを牽引したことがあったようです.

なお,後期型(453〜455号機)の製品は絶版となります.筆者は所有していますので,折を見て紹介できればと思います.

  鉄コレ「P3 HIROSHIMA」2023年

広島電鉄では以前から「広島東洋カープ」「サンフレッチェ広島」そして,「広島交響楽団」の3大プロ「P3 HIROSHIMA」をモチーフとした電車を,毎年対象車両(最近は1号線の5100型から選ばれます)・デザインを変更して走らせており人気を博しています.2023年度はなんと,5100型に全面ラッピングを行うという極めて派手な内容で運行すると発表されました.鉄道模型ファンの方は,ちょうどKATOの「マイトラム」の5車体版ベースに,車体全体を1色(カープは赤,サンフレは紫,広響はオレンジ)に塗った後で各チームのロゴなどを配するという感じで捉えていただければと思います.

 

そして,まだ実車も登場していないのですが,なんと,これら全てが「鉄道コレクション」として製品化されると速報されました.2023/6に「サンフレッチェ」が,7月に「カープ」,8月に「広島交響楽団」という算段となっています.一度に発売されないだけ良心的ですが,価格は6,600円と設定されました.2022/12/8時点では一般の販売店に対して受注を開始していません.なお,全面ラッピングの費用はクラウドファンディングで募られており,既に2400万円以上が集められています.この製品はクラウドファンディングの返礼品として入手することも可能です.

 

なお,筆者においては現時点での導入予定はカープのみです.サンフレは過去の車両の製品が存在していること,鉄道模型費用の縮減を図ることを検討しているためです.

なお,模型の場合は車体をバラバラにして組み替える,などという遊び方もできます.

 

受注が開始されていない関係でトミーテックのサイトには未掲載です.詳しくは以下のサイトをご覧ください.

 

 

なお,カープ(とサンフレッチェ;行っていない時期があります)のラッピング電車はJRでも運行されています.筆者としてはぜひ,「2013年度」版のカープ応援ラッピング電車を製品化していただきたいと思います.2013年はチームとして初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど,後年の3連覇に向けてチーム状態が良くなって行った時期である一方,2014年以降は当時の在籍選手,特に,2018年までは2022年現在読売ジャイアンツでプレーする丸佳浩選手が描かれており,ラッピング電車の目的は果たしていますが商品化は困難と言えます.

 

  その他のTOMIX製品

12/8に受注開始したTOMIX製品は以下の通りです(全て2023/6発売予定).

また,相鉄12000系が2022/12に,レ12000とヨ5000が2023/6に再生産予定です.
 
2023/6はあんまりな出来で話題になり,リコールが決定した「E4系ラストラン」の再製造が予定されています.最近のTOMIX製品はリードタイムが長くなっている気がします.