(鹿児島県の看板列車)
これまでの旅路
筆者が鹿児島県にきたことは初めてでした.行えることを色々考えたところ,「指宿のたまて箱」5号に乗車することにしました.「指宿のたまて箱」は2011/3/13に運行を開始した指宿枕崎線の特急列車で,観光列車にもかかわらず1日3往復の運転がほぼ毎日設定されているあたり,その人気が伺えます.この日も指定席は満席でした.
(運休日も同一ダイヤの臨時快速列車が運行されます.余談ですが,本日7/24は博多〜門司港で臨時運行されました.)
サボはシンプルなものです.そして,ドア上には玉手箱を開けた際に出る煙をイメージしたミスト発生装置がついています.
車内は一般的な水戸岡デザインとなっております.指宿寄り1号車の本棚の席はフリースペースですが,2号車の本棚の席は席板が指定されています.注意が必要です.子供にあったサイズの椅子もあります.
列車は指宿を目指しますが,途中の谷山あたりまでは鹿児島市の住宅街という趣です.南鹿児島駅は高架化もされています.
海岸線がすぐ近く,その奥には桜島と非常に美しい車窓がそこにはあります.
指宿に到着しました.ミストが出ていることがわかるでしょうか.
指宿には浦島太郎伝説が強く残っており,駅にも竜宮城の意匠が多数あります.砂風呂も有名ですが,あいにくすぐ,「指宿のたまて箱」6号で帰らなければなりません.
この「6号」はむしろ指宿〜鹿児島の一般利用でもよく利用されている印象があるなと感じました.こちらも満席でありあまり動くことができませんでした.
鹿児島本線に合流します.同じ頃,車窓の進行方向右手には予備車の姿も見えました.
鹿児島中央駅にはそろそろ「はやての風」3号が帰ってくる時間になっています.この日,鹿児島中央駅ではそれに合わせて派手な演出がなされていることがわかっていますので,非常に楽しみです.
続く
※「【旅行記】2022/3 みんなの九州」はあと3記事を予定しています.