(新旧製品を並べる)
この鳥居は「鉄道もけい展示会」でも使っていますが,場所柄よく「宮島」と言われます.実際にはあり得ない光景ながら広島らしさは感じられると筆者は勝手に思っています[1].
さて,マイクロエースから,「瀬戸内マリンビュー」の改良再生産がありましたので,レビューします.なにはともあれ,中国の経済活動再開は喜ばしいところです.
旧製品(屋根が赤みかかったグレー)も所有していますので,比較しながら見ていこうと思います.旧製品のレビューは以下をご覧ください.
比較する
屋根はもちろん,青の色調もやや異なります.
新製品ではサボの印刷が追加,トイレ流し管のパーツが追加されています.水タンクも正規の部品になりました.
エンジンが更新されていないのはそのままです.
頂けない仕様ではありますが,観光列車用車両ゆえに,製品化されただけでも万々歳と言わざるを得ません.
とはいえ,TOMIXでも「べるもんた」を製品化しており,今後の状況が読みにくい状況になりました.予約するかどうかは,今後は慎重に判断しなければならない一方,予約しなければ入手できないことも多くなります.
筆者の旧製品はTNカプラーに取り替えましたが,新製品でのスカート・ジャンパ線表現が細やかで気に入りました.しかし,TNカプラーとの両立がやや厳しいため,2019年に芸備線に入線した際に,一般車両と連結した1号車のみ,TNカプラーを取り付けることにしました.なんとかして両立方法を模索したいです.
まことに勝手ながら,リブログさせていただきます.
室内灯
旧製品には取り付けていたので移植しました.明るいですが,1号車は電球色の方が良いです.
「幅広」タイプ(TOMIXでいう「cタイプ」)を使用します.ボディの突起と,床下の接点を意識して取り付けないといけないので,やや難しいです.
生産に時間がかかった分,パッケージにも「令和元年12月22日まで(中略)運転」と記載されており,まさしくタイムリーな一品となりました.今後とも後継となり,2020年秋以降に運転開始する「etSETOra」,近隣地域の「〇〇のはなし」「あめつち」共々製品化をお願いしたいところです.
なお,各列車用車両ともエンジンは更新されているはずです.
最後に,筆者の2019年秋の乗車記を添えて,この記事を締めます.思うことがあり最終日の利用・見送りは行いませんでしたが,「etSETOra」運行開始の暁には初日に利用または見送りを行いたいところです.(2021/2/25修正;実際には行っておりません)
[1]:この鳥居は厳島神社とは一切関係ありません.
追記:
1号車に電球色の室内灯を取り付けました.マイクロエース製を使用し,ちょっと黄味が強かったかもしれません.