9/26追記：瑞風の製品のレビューはこちら
本日8/19に，筆者は行なっていた旅行を全て終え，山口県に帰ってきました．この日は米原に泊まったこともあり，自分の家に帰ってきただけにも関わらず，とんでもなく遠くにいった感じがしています．
旅行記は，時系列順ではなく，「旬」な情報が含まれている内容をできるだけ先に書くようにしています．
旅行記の目次はこちらをご覧ください．
さて，8/15は，ムーンライトながらで首都圏入りした後，251系に乗り，暑い中みなとみらい地区を歩き回って，主に船舶関連の博物館(というより船そのもの)を巡っていました．そして，この日は木曜日でした．最近開設されたばかりの「トミックスショールーム東京」を訪問します．過去に営業していた「トミックスワールド大宮」を移転・規模見直しされる形で2019/7/27に開店しました．
場所はJR神田駅の東口，ファミリーマートが1Fに入居している雑居ビルの7Fです．というより，詳しくはこちらをご覧ください．
「トミックスワールド大宮」と異なり，過去・現在・未来のトミックス製品が展示されているという印象があり，限定品も含めて，製品の販売は一切ありません．もっとも，この地域ではトミックス製品が容易に入手できるのはいうまでもありません．
TWILIGHT EXPRESS 瑞風
「瑞風」はトミックス・カトーから同時期発売の競作であり，いずれも価格帯・作り込みに差があるため[1]，可能であれば試作品をこの目で直接見たいと思っていました．この旅の目的の一つといえます．
先頭部です．TOMIX製品では，実車にある展望台内側の手すりが印刷で表現されています．
先頭車はこのような感じになります．
内部構造はこのような感じになります．写真では分かりにくいですが，ヘッドライトは複雑な形状が再現されています.
展望席はモケットまで再現されていますし，足元のライトも光ります．
7号車「ザ・スイート」こと，キサイネ86-501の内部表現も抜かりありません．
ロゴは立体表現，排気口・床下機器は製品仕様で塗り分けられます．カプラーは通電機能付き密着連結器型TNカプラーです．実車は1段電気連結器が備えられているので，やや形状が異なりますが，機能がそれを補っています．ただし，「四季島」同様，導線が横から見えるようになっています．
通常の部屋の車両です．室内灯ユニットは専用の物を使います．また，ドアを閉じた状態を再現するための穴が入ってます．
塗装も抜かりありません．色の見え具合に関しては，個人差が大きいため断言はできませんが，筆者としては素晴らしく再現されていると感じています．また，サボは「大阪・京都」が1号車寄りに印刷されており，「山陽コース」のそれになります．それは嬉しいのですが，できれば「周遊コース」のサボを印刷していただきたいところです．山陽と山陰が公平になります．
これだけでも十分満足な一品になりますが，翌日のJAMではさらに進化した試作品が展示されていました．近日中に紹介します．
その他の展示品
当たり前ですが，他の製品の試作品も展示されています．
「ミッキー新幹線」こと，800系「GO! Waku Waku Trip with MICKEY」です．
インクジェット印刷ですが，非常に綺麗に仕上がっています．
281系も下地塗装がされた状態で展示されていました．
もちろん，実際に車両が動くレイアウトがあります．試作品の281系がしれっと乗っていることがメーカー直営のショールームらしいです．
トミックスの総合ガイド(カタログ)の表紙にはジオラマの写真が使われていますが，そのジオラマも展示されていました．総合ガイドと同じように写真を取るのは難しいです．
昔の製品も展示されています．
今後，ショールームでは製品の組み立て・ジオラマ作成のワークショップなどが行われるようです．
限定品も含め，製品販売は行われていませんのでご注意ください．
(ただし，現在は「トミックスワールド大宮」からの引き継ぎの関係で，条件付きで一部の製品が配布されています．)
このような心憎い演出もありました．
営業時間は木・金は14:00〜19:00，土日祝は13:00〜18:00です．東京周辺にお住いの方は仕事帰りでも，地方からでも訪問しやすい時間帯に営業しているので，今後東京に行く機会があり，気になる製品の試作品があるようであれば足を運ぶかもしれません．
撮影は自由です．皆様，大変お世話になりました．
おまけ
高輪ゲートウェイ駅もだいぶできてきました．
[1]：後日紹介しますが，それぞれ価格相応以上の出来になっていると思います．
10/2追記：やっと，この記事の前の行動を書ききることができました．長らくお待たせしました．