ライブハウス ルミオ。刻まれた1.17 | 儚きことは 美しき かな・・・

儚きことは 美しき かな・・・

鍵盤弾き語りシンガーソングライター 西村加奈オフィシャルブログです。



昨日は、ライブハウス ルミオにて

ブッキングライブでした!!

平日にもかかわらず

お集まりくださった皆様

本当にありがとうございました!!!!

昨日も、男女混合ブッキングでした!!!!

ここのところ、男女混合のイベントに出させて頂くことが多く

いろんな客層の方々の前で勝負するチャンスを頂いています!!!!

本当に、ドキドキするし

ステージ上がるまでは怖さもあるけど

昨日も、西村加奈らしく

堂々と、ステージをお届けできました。
幕開けと同時にPearlのイントロが流れ

グーっと高まる気を感じながら一曲目。

Pearlは、青の炎のような力が宿っています。
からのロックナンバー、繭月。

MCでは、震災の体験談を、お話いたしました。

会場のみなさんが、まっすぐにこちらを見て

うん、うん、って真剣に聴いてくださっていて

わたしも一言一言を大切に、

お話させて頂きました。

口いっぱいに土が入って

極寒の屋外、着の身着のままで投げ出されて

燃えはじめる町に震えながら夜明けを迎えた。

でも、

毛布を分けてくださった、優しいおじさんがいた。

丸一日食事をしていなかったのに、地震の日の夜に、やっと配給されたおにぎりが喉を通らなかった。



ぜんぶ、忘れられない。




あの日、全壊した家で、わたしは助かった。

助かった。

これが、

奇跡だったってことは、大人になるにつれて理解した。

わたしの住んでいた町では、たくさんの方々が亡くなった。

近所の人たちも。。。

誰が亡くなっていてもおかしくない状況だった。

もしも、あの日、命が絶えていたら、

今日までのすべてがなかったんだ。

みなさんとも、出逢えなかったんだ。

自分の命を、震えながら、再認識する。

そして、あの日、亡くなった方々のことを想うと

胸が張り裂けそうになる。

あの時、わたし、なにがなんだかわからなかったけど

死にたくない!って泣いた。

5歳で、死を感じたの。

5歳でも、死を感じるの。

死にたくない!って思ったの。

5歳でも死を感じたの。

きっと、亡くなった方々も、、、

死にたくない!って思った。。。












これが、わたしに刻まれた

1.17です。










今をテーマにした

ハートビート

全身全霊でお届けいたしました。
この楽曲、今後、大切な役割を担う気がします。

歌いながら、確信しました。

そして

Soulを撃ちぬけ炎炎炎炎
魂の叫びやった。
ラストは、証。

鼓動を感じて、息を感じた。

自分の、みなさんの。








本当に、温かい拍手に包まれた。


ありがとうございました。












懸命に生きよう。

この命をまっとうしよう。

大切にしよう。