指摘する勇気
府中市の公立学校の「学校評価委員」を拝命しています。学校の中を見せていただいて、授業も参観させていただいて、資料や校長先生のお話から、学校の改善点や、方針に対するアドバイスを加える。その中で、どうしても指摘せざるを得ない部分がある。当然耳に痛い部分。先生方のお一人お一人の顔を拝見していると、子供達への愛情、教師としての使命感が伝わってくる。現場で大変なご苦労をされて、教育に取り組んでいるのだろう。そのことは痛いほど感じる。しかし指摘せざるを得ない部分は、自分が感じたまま、率直に述べさせていただいている。その際、感じるのは、指摘することは、諸刃の剣。自分にも、その言葉が返ってくる。「おい、金成。そういうおまえはどうなんだ??」先生方が、一生懸命だからこそ、帰ってくる刃が辛い・・・・でも、それに耐えて、言わなければならない。元気に学校で勉強している子供達のために。「学校評価委員」として、少しでも学校を良くしなければならない。税理士として、お客様の経営の姿勢を指摘する場合も、同じ・・・「事なかれ」が一番楽なのだが・・・・3年ほど前、私の師匠の講義の場で、講義参加者全員が、3時間もの間、烈火のごとく叱られた ことがある。あの現場では、叱られている私たちは、当然、憔悴し、徹底的な反省を迫られたのだが・・・実は・・・先生も「叱っている先生自身」と、シビアな格闘をしていたのではないか。それに負けず、真に私たちのことを想い、3時間もの間、烈火のごとく叱ってくださった先生の偉大さが、いまにして分かるのです。