産まれちゃいました! | 二人目妊婦ブログ

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共働きで二人目を妊娠。
体重管理・マタニティ用品・妊娠系情報・妊婦検診や出産までの日々を書きたいと思います。
2013.8.28 無事男の子を出産。ブログ完結しております。

登場人物
夫:お父さん
長男:そーちゃん(当時2歳)
義父:おじいちゃん
義母:おばあちゃん

えー。予定日より1週間以上早く、8月28日0時15分、2878gの元気な男の子が産まれました!!
(予定日は9月6日でしたあせる)

27日。そーちゃんの熱が引き、夕方お父さんが帰宅。

母「そーちゃん明日には登園できそうだよ」
父「そっかー。良かったなー。」

なんて言いながら夕飯の支度をしつつキッチンに立っていると、妙に陣痛っぽい感覚が。。

でも数日前から時々前駆陣痛(陣痛の準備みないなもの。長く続かず消えてしまう陣痛)があったので、またそれかなー。なんて思っていました。

三人で夕飯を食べ、お父さんとそーちゃんがお風呂に入っている間に食器の片付け。自分がお風呂に入る頃になってもまだ違和感は続く…

でも、痛みが弱い…。

「う~ん。もう5分間隔だけど、これくらいじゃあ産まれる痛みではないなぁー。」

一応産院には電話するものの、「まだこの痛みでは違うような…」と自己申告してしまう私汗

そのままなんとなーく家事をして過ごし、そーちゃんの寝支度を。
お父さんも前駆陣痛だろうと晩酌をしながらあまり気に留めていない様子でした。

が、、、、

寝室に入り、はしゃいでなかなか寝ないそーちゃんに付き合っているうち、いよいよ腰の痛みが本格化。

「これはいよいよ本物かも~」

ということで、お父さんにお願いしてそーちゃんをパジャマのままおばーちゃん家へ連れて行ってもらい、そのままお泊りで預かってもらうことに。
私はその間、陣痛の合間を使って荷物をまとめて産院に再び電話。さらにタクシーを呼びます。

あー、骨盤の中まで降りて来た感覚がします!

痛みを逃しつつタクシーを待っていると、なぜか突然雷が轟き、大雨が降って来ました雨波

お父さんが戻り、玄関の外で乾いた地面が一瞬で濡れていく外の匂いを感じつつ、やきもきとタクシーを待ちます…。

タクシーが来た!

痛みの合間に滑るように乗り込み、すぐに後部座席で痛み逃し。

もう夜中だったので産院まではスムーズに到着し、運転者さんに傘をさしてもらいながら玄関前へ着きました。
看護婦さんに出迎えられ、荷物はお父さんに全部お願いして分娩室までの階段を慎重に登ります。

病室に行く前に、一度分娩台で診察しないといけないので、分娩室で専用のパジャマを渡され着替えます。

助産師さんが腰をさすりながら

「おー。いい陣痛きてるねぇー」

と言ってくれました。

さすがにこの頃にはもうふぅふぅ苦しい状態で、陣痛が来るたびに動きが止まってしまいますあせる

呼吸だけはしっかり!を気を付けつつ分娩台へ。

「もう子宮口6cm開いてるよ。今日は無理だけど、明日は確実だな!」

と言われ、

「(明日の午前中には産まれてるかな…。昼過ぎるかな…。とりあえず診察終わって病室入ったら、お父さんにコンビニに行ってもらってロールケーキとかスイーツいっぱい買って来てもらおう。ああー。この痛み、あと何時間耐えるんだろう…)」

とか考えていると、
なにやら足カバーとか履かされはじめ…

「(…ん??? なんかもう分娩の準備してない?)」

「あと破水すればすぐ産まれるよ!」

「???…それって、、、あと10分とか20分後とかの話ですか?」

「うん。さすがに今日は無理だけど、明日は確実!先生にも電話して呼んでるけど、間に合わないかもね。」

そう言われチラリと見た壁の時計は23:50時計

なるほど。

そうか。

もう産まれちゃうのね。


と理解した瞬間思ったのは、

「(ラァッッキィィィ~!!!!この痛みあとちょっとで終わりなのね!!!)」

でしたべーっだ!あせる

そうこうしているうちにお父さんが呼ばれ、横に座り手を握ってくれました。
そうこうしているうちにいきみ感があり、数回いきむとすぐ破水。

するりと出て来ちゃいました。

すぐに受け取った赤ちゃんは真っ青叫び
首にへその緒が巻き付いていたそうです汗

助産師さんが足をグリグリして泣かせると、オギャー!オギャー!と泣き出し、さーっと全身が赤くなりました。

「よく出てきたねー。よしよし泣かなくていいよ。がんばったねぇー」

「いや~、早かった」

お父さんは希望してなかったのですが結果的に立会い出産になっちゃいましたあせる

それから随分待って先生が到着。

「大体のお産はちゃんと間に合うんだけどね。まれなスピード安産だったね」

と言われ、やっと会陰を縫ってもらいました。(ちょっとだけ切れちゃったそうあせる)
先生が今まで立会いに間に合わなかったお産は1%くらいなんだそうですビックリマーク

まあ、安産だったし、カンガルーケアがたっぷり出来たので何も不満はありませんドキドキ

結局病室に行くことなく、感覚的には産院に着いて30分くらいで産まれちゃった感じでした。はやいはやい。すぐでした流れ星

分娩後2時間は分娩台で安静にしないといけないので、その間赤ちゃんを脇に抱っこさせてもらっていたのですが、はじめふこふこ寝ていた赤ちゃんが突然大声で泣き出してしまい、そのまま初乳もあげました。

産後すぐの授乳は、子宮がじわーーっと痛ーーいですショック!
ただでさえすごい勢いで収縮している子宮を授乳でさらに促してしまい、収縮の投薬もしているのでなおさら痛いのだそうですあせるあせる

そういえば助産師さんに聞かれるまで夕飯を抜いていたことを忘れていて、腹ペコで産んだので赤ちゃんもお腹がすいていたのかもしれません。

なにはともあれ、無事に産まれてきてくれて何よりです。
本当に「自分で産んだ」と実感できる、いいお産でした


一人目の時は精根尽き果て車椅子で連れていかれた病室も、今回は自分で移動式のベビーベッドを押して入りますキラキラ

病室で夜食で余っていたというパンをもらって食べ、

「はぁーーー。とりあえず後の事は明日だな。もう今日だけど。」

なんてつぶやき静かに眠る赤ちゃんを横目に短い就寝。

ほんと、いいお産でした。