続きです。
マニラ滞在3日目。
この日はベルトラのオプショナルツアー「マニラ市内 半日観光ツアー <英語ガイド>」に参加します。
ツアーは以下の行程(予定)
マニラ市内ご宿泊ホテルにお迎え
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ネルソンタワーから出発
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フォルベス・パーク
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米軍記念墓地
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眺めの良いロハス通りを通りリサール公園へ
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イントラムロス(城塞都市)と呼ばれる旧市街へ
世界遺産に指定されたサン・アウガスチン教会は16世紀に建てられたフィリピンで最も古い教会群の一つです。
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サンチャゴ要塞
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マニラ市内ご宿泊ホテルに到着
8時半にホテルピックアップの予定。
ベルトラからの案内には「ピックアップ時間を5分過ぎてもガイドが来ない場合は、下記の緊急連絡先に連絡してください」と書いてあります。
この緊急連絡先は、前日何度電話しても応答がなかった番号です。
当日も10分過ぎてもそれらしき人が来ません
またスカイプでこの番号にかけてみるも、誰も出ません(知ってた。やっぱり)。
ああ、またコンシェルジュさんにお願いしないといけないのかな~と思っていると、しばらくしてようやくガイドさん登場。
やれやれ。
ベトナムの時のように一人だけかと思ったら、今日は他にも参加者がいるそうです。
お迎えの車に行くと、オーストラリア人の夫婦?と思ったけど、後ほど聞くと母と息子でした(以下豪州親子)。
パースに住んでるそうです。
ガイドさんがお互いを紹介してくれ、私が日本・東京から来たと言うと、10月に日本にも行くとのこと。
孫も一緒に16日間のツアーで日本旅行だそうです。
実は私もオーストラリア(ウルル=エアーズロック)に行く予定があり、お互い旅行に行く話で盛り上がりました。
ただちょっと気になったのが、「エアーズロックのホテル代が高い」と言うと、
*エアーズロックはホテルの数が限られていて、どこも観光地価格となっているのです
「ああ、日本人にはね(for Japanese)」と言われたこと。
普通に同情気味に言われただけではあるのだけど、何となく、日本(円)の立場の弱さを感じました。事実ではあるけどさ。
その後米国人男性1人を乗せ、参加者4名、ガイドさんと運転手さんでのツアーでした。
ツアーの車の中ではマスクをしたかったけど、他の人は誰もしてないし、雰囲気的にマスクはできませんでした。
車はイメルダ夫人の家だとかがある高級住宅地「フォルベス・パーク」を通り、
商業地区であるBGC(ボニファシオグローバルシティー)地区へ。
この地区も安全なようです。
そして米軍記念墓地(The Manila American Cemetery and Memorial)に到着。
太平洋戦争で亡くなった米国人1万7000人以上が眠る広大な墓地です。
白い十字架が並んでいます。
朝ということもあってか、観光客はほとんどいません。
戦没者の名前が州ごとに刻まれていました。
当時の戦況を示す図。
こちらは資料館になっています。
この対戦相手は日本軍ですから、こういうツアーに欧米の人と参加と言うのは若干居心地の悪さがありました。もちろんみんな何も言いませんけど。
こちらの建物の隣にはお手洗いもあり、きれいでした。
私はフィリピンに来てからもショッピングモールやホテルなど綺麗な場所のお手洗いしか行っていないので、特に何も感じませんでしたが、
豪州親子は「マニラで一番きれいなトイレだった!」としきりに言っていました。
さて、次はマニラホテルに近いイントラムロス(城塞都市)に向かいます。
英語ツアーだからか、きちきちしてなくて自由です。
豪州親子は朝食がまだらしく、どこかで朝食を買いたいとのことで、セブンイレブンに寄りました。
私もコンビニ偵察。
車窓からジプニー(jeepny)
初乗り13ペソだそうです。
豪州親子はこれにも乗ってみるそうですが、私は無理だな。
そして、スラム街というか、ちょっと危ない地域を通って行きます。
この辺りはガイドさんも歩いたりはしないそうです。
この間行ったベトナム・ハロン湾のクルーズにもフィリピン人がたくさん参加していたし、成田からマニラに向かう飛行機には団体旅行のフィリピン人もたくさんいました。
フィリピンも経済状態いいんだな~と思っていたけど、貧富の差がかなり激しいですね。
ガイドさんが、最低賃金1日10ドルと言っていました。
ちなみに、オーストラリアは時給の最低賃金が25ドル(約2500円)だそう。
日本の時給の最低賃金は約1000円ですから、オーストラリアと2.5倍の差です。
そう考えると、ホテル代も豪州人にとっては2.5分の1くらいに感じるのでしょうか?
うーん。
そして、マニラ市内は渋滞がすごいです。
車が全然進みません。
続きます。