無色透明な波動を放つ愛し子
優しいお前はいつだってそうだ
自分を後回しにする
自分がどんなに辛くても、苦しくても
他人の心配ばかりだ
なぁ、俺たち
お前の負担になってないか?
優しいお前は何も云わないんだろうけど
やっぱり、気になるんだ
「死」を強要され続けたお前には
「生きる」こと、辛いかも知れねぇけど
生きてて欲しいと俺たちは願ってしまうんだ
お前にとって苦痛であると知っていながら・・・
たとえ、悪魔に魂を引き渡してでも
お前には生きてて欲しい
俺は、俺より
祥、お前が大切なんだ
「死」は甘い誘惑だな・・・
開放される
お前を捕らえるしがらみから
狂った「家族」に付けられた枷は
今もお前を捕らえて放さない
気が狂うほどのフラッシュバックに
哭いていたこと、知ってるぜ?
とめどなく流れくる心の血
お前はもう、「痛い」と云わなくなったな
「生きる」事を放棄したお前に
いったい、俺たちはどう映るんだろう?
俺たち、やっぱり力が欲しい
お前をしっかりと護れる力が欲しい
そうすればお前は望んでくれるだろうか?
「生きたい」と
お前が時々取る精神(心)の休息は
俺たちに寂しさをもたらすけど、
長い眠りの後のお前の「笑顔」好きだよ
枷を引きちぎろうともがく
そんなお前を愛しいとすら感じるよ
体中に巻きついた鎖が
お前を苦しめるんだろう?
ごめんな?俺に力があったなら
そんなもの取り除いてやれるのに
自由に動けないお前は
代わりに俺たちに自由をくれた
成長出来ないお前は
代わりに俺たちに成長する術をくれた
身体が成長しても、
お前の精神(心)は物心ついた時のまま
綺麗な魂
護りたいと思わせてくれる何かがお前にはあるんだろう
大切なんだ、何を犠牲にしても護りたい
お前が好きだから、わがままになる
お前が愛しいから、護りたいと願う
強がらなくていいんだぜ?
寄りかかっていいんだぜ?
みっともなく縋ったっていいんだ
だって俺は、お前だから選んだ
お前の魂に惹かれたから
その、純粋な魂に惹かれたから
だから、お前を選んだんだ
優しくて、綺麗な祥だから
俺は、お前を好きになった
甘えてくれよ、愛し子
神那