映画【L.A.コンフィデンシャル】ケヴィン・スペイシー× ラッセル・クロウ | ∠かなめまよの胸はって行け〜!自信持って行け〜!

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こんにちはキラキラ今日の洋画紹介は1998年に日本で公開された【L.A.コンフィデンシャル】です。

L.A.コンフィデンシャル】1990年に発刊されたジェイムズ・エルロイの『L.A.四部作』の第3部である小説、またそれを原作とした1997年公開のアメリカ映画です。


いつもの映画予告編からどうぞOK

🙆🏻‍♀️【L.A.コンフィデンシャル】の概要は、

1950年代のロス市警(L.A.P.D.)。マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、酔った警官がメキシコ系移民の容疑者に暴行した「血のクリスマス」事件など騒然としたロスの世相を背景にカフェで元刑事を含む6人が惨殺された「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人の警官が捜査を進めるうちに警察内部の腐敗に直面する人間模様を描いています。映画版は一癖も二癖もある刑事を演じたラッセル・クロウ(ハリウッド初出演作)、ガイ・ピアースの出世作となりました。


🙆🏻‍♀️キャスト6人の紹介です虫めがね

🟪エド・エクスリー(ガイ・ピアース)

ロス市警の巡査部長。出世の虫で政治家気質。父親はロス市警の有名な刑事だった。

🟪バド・ホワイト(ラッセル・クロウ)

ロス市警の巡査。腕っ節が強く、女性に暴力を振るう男を許さない。

🟪ジャック・ヴィンセンス(ケビン・スペイシー)

ロス市警の巡査部長。刑事ドラマの顧問役を務めハリウッドで顔が広い。

🟪リン・ブラッケン(キム・ベイシンガー)

女優似の娼婦で、バドと恋愛関係になる。

🟪ダドリー・スミス(ジェームズ・クロムウェル)

ロス市警の警部。実は暗黒街を支配しようと目論んでいる。

🟪ピアース・モアハウス・パチェット(デビット・ストラザーン)

女優似の娼婦達の元締めをしている実業家。

🙆🏻‍♀️【L.A.コンフィデンシャル】のあらすじです_✍

【起】

1950年代のロサンゼルスではマフィアのボスが逮捕され暗黒街の権力抗争が激化していた。


クリスマス・イブの夜、バドは酒屋で女優にそっくりなリンと鼻に絆創膏をした女性を見かけます。バドが相棒と共に署に戻ると警官襲撃事件の犯人達が連行されて来ました。エドの静止を聞かずにバドの相棒は犯人達との乱闘騒ぎを起こしてその様子を署に取材に来ていた記者に撮られてしまうのです。大陪審が開かれエドの証言でバドの相棒は退職処分となりエドは刑事部の刑事補に昇進しました。相棒に不利な証言をするのを断ったバドは停職処分となってしまい…。乱闘に参加していたジャックは証言に協力したので僅かな処分で済まされました。

ダドリーはバドを復職させ極秘任務を命じます。街外れのモーテルで他都市のマフィアを締め上げロスへの進出を防ぐというものでした。停職処分が解けたジャックも風紀課でポルノ事件の捜査を始めます。一方、刑事部でエドが一人で残業していると殺人事件の通報が入って来ました。


現場のコーヒーショップに駆けつけたエドは複数の男女の遺体を発見するのでした。

【承】

ダドリーとエドがコーヒーショップ襲撃事件の指揮を執る事になり被害者の1人がバドの相棒だった事実が判明します。バドは事件の犠牲者の1人がリンと一緒だった女性である事にも気付くのでした。


銃を持った黒人3人組が現場近くで目撃されていたとの情報を入手したロス市警は犯人逮捕に乗り出します。


バドはリンに関する情報を集めているとピアースに辿り着くのでした。ピアースは有名女優そっくりに整形した女性を娼婦として働かせていることを明かします。リンやリンと一緒にいた女性もそうした娼婦だったのです。リンに事情を尋ねに行ったバドはリンに惹かれてしまいました。

ジャックと手を組んだエドは3人組の住む場所を突き止め逮捕に至ります。エドの尋問で3人組が女性を暴行した上、女性がまだ別の場所で監禁されている事が判明します。バドが監禁現場に先回りし犯人を殺害したのち女性を解放しました。その隙を狙い3人組が署から脱走してしまいます。エドは3人組の隠れ家を見つけ出し全員を撃ち殺したのでした。事件を解決したエドは表彰されます。一方ではバドがリンの事を忘れられず彼女の元を訪ね2人は結ばれました。

【転】

監禁されていた女性を見舞ったエドは女性が偽証をしていたことを知り黒人3人組がコーヒーショップの襲撃事件と関係がないことを知るのでした。


バドも襲撃事件の真犯人は別にいると薄々感じており事件を再び掘り起こし始めます。絆創膏の女性の家を訪ねたバドは女性とバドの相棒が付き合っていた事実を知り家の地下でピアースの用心棒の遺体を発見しました。


エドも事件の再捜査を始めジャックに協力を依頼します。エドは自分の父親を殺した犯人が捕まっておらず名前も分からない犯人を「ロロ・トマシ」と名付けたこと、罪を逃れる「ロロ・トマシ」のような人物を捕まえるために刑事になったことを話すのでした。ジャックはエドに手を貸すことに決めます。2人はリンとピアースに関する情報を突き止めて行きます。リンを聴取しようとしたエドはそのまま関係を持ってしまうのでした。


しかし、それはピアースの計らいによるもので一部始終が写真に撮られていたのです。一方、ジャックは検視官から遺体で発見された用心棒が元刑事だったことを知らされます。ジャックは用心棒のかつての上司だったダドリーを訪ね過去について聞こうとするのですが即座にダドリーに撃たれてしまいました。ジャックは「ロロ・トマシ」とだけ言い残して息絶えます。

【結】


ダドリーはエドに「ロロ・トマシ」という人物に心当たりがないかを尋ねます。エドはその瞬間にダドリーが怪しいことに気付いてしまいました。ダドリーはエドとリンが関係を持っているところを捉えた写真をバドが見付けるように罠を仕掛けます。その写真を見て激怒したバドはリンのことを思わず殴ってしまうのでした。


署でエドがダドリーらの過去の記録を調べているとバドが現れます。殴りかかってくるバドに対しエドは全てがダドリーの罠だと説明してなだめます。真相を突き止めるために2人はピアースの家に向かうがピアースは自殺を装って殺されていたのでした。2人はリンの身も危険にさらされていると思いリンを保護します。


ダドリーの罠によりエドとバドはそれぞれ街外れのモーテルに呼び出されました。落ち合った2人の元にダドリーの手下がやって来て激しい銃撃戦となります。手下を全員始末したところにダドリーが現れてバドは撃たれてしまうがエドがダドリーを撃ち殺して防御します。


署でエドはダドリーが暗黒街を牛耳ろうとピアースと手を組んでおりバドの相棒と元用心棒はダドリーを裏切ったために殺されたのだと事件の真相を説明されました。エドは再び英雄として表彰されます。


そこにリンが現れてエドを車まで案内しました。車には負傷したバドがおり2人は固い握手を交わします。バドとリンはエドに見送られてロスから旅立っていくのでした。


🙆🏻‍♀️目が離せない骨太の映画でした。

原作はジャック、バド、エドの3人の刑事がそれぞれ別の事件の捜査に当たっていたら最終的にある1つの地点に収束する伏線がはられている面白い物語でした。

しかし3人のエピソードの全てに焦点を当てていると2時間という枠にとてもじゃないけど収まるはずはないので対立関係にあるバドとエド(これは原作通りみたいです)にのみ焦点を絞ってジャックはサポートに回らせるという脚色にした事が映画的に非常に上手にハマっていたと思います。


ただですね〜、この年は【タイタニック】が大人気、大ヒットだったため【L.A.コンフィデンシャル】は影に隠れていますが豪華キャストで話も面白い刑事ドラマの秀作と言える映画です。まぁ、私もこの年には【タイタニック】オタクになり、映画は2度観に行き、【レオナルド・ディカプリオ🟰ジャック・ドーソン】に恋をし(笑)、レオ様写真集、【タイタニック】ジグソーパズルを3作作り上げ、真実のタイタニックの実話を知りたくなり苦手な活字を読み漁っていた時期だったので【L.A.コンフィデンシャル】の作品を最近まで知りませんでした💦映画好きとは名乗っちゃ行けないですよね(´;ω;`)


この映画ではアカデミー脚色賞を受賞、キム・ベイシンガーがアカデミー助演女優賞を受賞しています。同年アカデミー賞はほとんど【タイタニック】がかっさらって行きましたもん。同年に【タイタニック】が公開されていなかったら【L.A.コンフィデンシャル】はもっとたくさんの賞を取れたハズ。この時期のラッセル・クロウは若いのもありカッコ良いですね。

ブログをなかなかアップ出来なくてごめんなさい🙏今週ちょっとしんどかった(笑)マイペースで次はドラマを書きたいと思います。日中暑くなって来たので水分補給しっかり、倒れないで下さいね。いつも来て貰えて嬉しいです。ありがとうございます照れ