映画【天才スピヴェット】カイル・キャトレット | ∠かなめまよの胸はって行け〜!自信持って行け〜!

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こんばんは🌙*.。★*゚

今日は洋画、【天才スピヴェット】の紹介です🎓✨
天才スピヴェット】 はか2013年のフランス·カナダ合同のアドベンチャー映画です。ライフ·ラーセンの小説、《T·S·スピヴェット君 傑作集》を原作としています。
いつもの予告編から✨

【天才スピヴェット】概要は
【アメリ】のジャン=ピエール・ジュネ監督新境地にして最高傑作!!3Dで笑いと涙と驚きが飛び出す感動の物語です。フランス本国と日本で驚異の大ヒットを記録、観る者すべてを幸せにした 【アメリ】のジャン=ピエール・ジュネ監督が待望の最新作で驚きの新境地を切り開きました。主人公は10歳の天才科学者スピヴェット。彼は、弟の死によってバラバラになった家族に黙って権威ある科学賞の授章式で スピーチをするためアメリカ大陸横断という壮大な家出を計画するんです。ジュネ監督は自身初となる3Dに挑戦、独自の世界観を極めた美術と徹底的に創りこんだ映像が観る者をまさに夢の旅へと連れ出してくれます。人並み外れた想像力と好奇心でキラキラ輝く瞳が愛らしいスピヴェットには、これが映画デビュー作とは信じられないカイル・キャトレットくん。

昆虫の研究に人生を捧げる風変りな母親役には【英国王のスピーチ】やティム・バートン監督作品でおなじみのヘレナ・ボナム=カーター。

スピヴェットが受賞スピーチではじめて明かした家族への想いとは、 そして家族は再び心を通い合わせることができるのか?

奇才ジュネ監督史上、最も感動的な最高傑作がここに誕生しました。

キャスト4人の紹介です👩🏼👧🏼👦🏼👨🏼

🎓T·S·スピヴェット(カイル・キャトレット)上矢印

天才というのはその頭脳の明晰さから普通の人が考えないところまで考えが及んだりします。それは些細な物事を深読みしてしまったり本筋とあまり関係ない部分を深追いしてしまったりと行った具合です。それは天才の宿命でもあり苦悩でもあります。この映画の主人公の少年スピヴェットもそんな風に苦悩する天才の1人です。しかも彼の年齢は10歳、その年特有の好奇心と相まってその思考は家族でも理解しがたい世界に突入しつつあります。トウモロコシの皮を剥くとき、父親の部屋に入る時、ほんの些細な物事や状況の中においてもその天才的な思考は働きっぱなしです。

🎓クレア博士(ヘレナ·ボナム=カーター)下矢印

昆虫の専門家で顕微鏡で小さな生物を観察しそれを亜種に分類することに人生の大半を費やしています。

🎓テカムセ·E·スピヴェット(カラム・キース・レニー)上矢印

その考え方も格好も100年遅れて生まれてきた時代遅れのカウボーイです。牧場を運営しています。

🎓グレーシー(ニーアム·ウィルソン)下矢印学校の出し物で舞台に立ってから演じることや注目される事にはまりハリウッドで活躍する女優を夢見ています。

映画のあらすじです🎥

【起】

うちの牧場はモンタナ州ディヴァイドの北、パイオニア山地の谷間にある。交通手段はユニオンパシフィックの貨物列車が通るだけ。午前544分と、午前1153分と、午後515分に。ディヴァイドの街は大陸分水界にある。東側は水が大西洋に流れ西側は太平洋に流れる。ある日、弟のレイトンと、分水界を洗礼することにしたとその様子をピンホールカメラで撮っているスピヴェット。

カウボーイのような父は動くものを撃つのが趣味で作ってもらったシーソーを乱暴に乗りこなす弟のレイトンを溺愛していた。僕も無敵になりたかったけど無理な話。一年前。ビュート歴史博物館。永久運動の講義を見にきているスピヴェット。講義が終わり一人だけとりわけ大きな拍手を送っている。永久運動の研究は失敗するものと言われているが若い研究者が挑戦しようとしているはずだと講義が締め括られる。スピヴェットは大いに感銘を受け講義を終えた講師に自分がその科学の挑戦を受けます!と力強く宣言をしに行く。8月の午後、姉のグレーシーととうもろこしを剥いていた時に電話がかかってくる。母親が応対するも自分の研究に夢中でスピヴェットに女の人から電話と適当な引き継ぎしかしてくれない。電話までのルートを3ルート検証し、最も危険(父親がいる時)な父親の部屋を通るルートを選ぶスピヴェット。父の部屋は目を閉じるとカーボーイが土煙を上げて通り過ぎそうなくらいにカーボーイの部屋。レイトンはグリルドチーズサンドの次に父親の部屋が好きだったと感慨にふけるスピヴェット。電話に出ると相手はスミソニアン大学の次長のジブソンという女性。磁気車輪の発明がベアード賞を受賞したのでスピーチをして欲しいという依頼。自分ではなく口の不自由な父親が発明したという体裁で自分が通訳をすると話を進めていくと頭の中に真実と嘘の分かれ道ができているスピヴェット。嘘の道ではレイトンが進むように指示している。

よく考えたが賞をいただきにいけないと断り最後まで父親の代弁のふりをして電話を切るスピヴェット。

表に戻るとグレーシーがとうもろこしの皮を全部剥き終わり皮をなめしている。データが台無しだと怒るが長電話をしているからと逆に怒鳴るグレーシー。NYから取材の依頼の電話だったが断ったというスピヴェットにグレーシーの頭の中で沢山のグレーシーが話し合いをしている。自分は都会に出られないのにこの変人でバカな弟が都会に行く。本当か嘘かと一気に悲劇のヒロインの芝居に没頭してしまう。

以前、悲劇のヒロインモードのグレーシーが父親にカウボーイ博物館のような居間はやめて普通の家族が普通の会話ができるような部屋にしようと食事中に提案したことがあったが父親は無言で持っていたグラスを割って応えた。スピヴェット曰く、父親は100年産まれてくるのが遅かったが身も心も考え方もカウボーイだと。会話は必要最低限で牧場には携帯の受信機もないし、グレーシーの部屋には電話もない。そして父親はコオロギも騙せないと謎の言葉を呟きながらきっかり45秒ごとにウィスキーを飲んでいる。

そしてコオロギや他の昆虫関係は母親の専門でクレア博士(母親)の人生の大半は小さな生物を観察し亜種"に分けることに費やされている。

父と母が結婚したのは謎で二人は昼と夜ほど違う。母親が家の外でレイトンの散髪をしながらスピヴェットにシラミのスケッチをするように話しているとシラミが逃げてしまう。後ろで見ていた父親は小さな投げ縄の仕掛けを作ってこれで捕まえればいいと冗談を言う。すると母親は愚者とは何でも冗談にしてしまうものと悪態をつくが、翌日二人は廊下ですれ違った時に何かの種子を交換したかのようにそっと指先を触れ合った。


キッチンではクレアが電気をバチバチ言わせているトースターに水をかけてダメにする。そのトースターを棚に載せるクレア。同じように壊れたトースターがタグをつけられて沢山並んでいる。皆はその様子を見て拍手している。

二卵性双生児のレイトン、レイトンには体格が、僕にはニューロンが振り分けられたようだった。

ある日レイトンがクレアに女の子にあんたはエイズだと言われたと言ってきた時にこう言い返せ!!とと文句を考えて伝えるクレア。するとそんなに覚えられないと言うレイトンにクレアは、じゃあ黙れデブ!と言いなさいと言うと嬉しそうに頷くレイトン。

レイトンは去年、銃の事故で死んだと。スピヴェットが納屋で一緒にいて銃の音波を測っていた時に死んでいる。何が起こったのか未だにわからないし誰もその話をしない。小学校での科学の時間。レポートの評価をして回る教師。スピヴェットにはレポートの出来は素晴らしいが主題から外れているためCプラスとの評価。その点については冒頭に触れていると言うスピヴェットにそもそも科学的に間違っていると否定する教師。スピヴェットも負けじとこの論文をディスカバリー誌に送ったら掲載されたと雑誌を広げる。雑誌を見た教師は感情的にスピヴェットを否定し靴下を組み違いで履いてきたスピヴェットをバカにする。

スクールバスで帰ってきたスピヴェットを父親が迎えにきていて水門を開きたいから手を貸してくれとトラクターに乗り込むスピヴェット。

【承】

父親の隣に座りながらここに座るのは200m離れたところからコヨーテを撃ったレイトンが座るべきだと落ち着かない様子のスピヴェット。

2ヶ月前、谷間の地下水系の縮尺模型をつくり父親に説明するも全く相手にしてもらえていない。トラクターに乗りながら道を進んでいくとバラ線に絡まって血を滲ませている山羊がいる。僕に任せてとスピヴェットは山羊の元へ行きバラ線を外そうとしていると近くでヘビが鎌首をもたげて立ち上がる。スピヴェットは蛇を見て噛まれて死ぬのは銃で死ぬよりも自分に合っている気がすると目を閉じてしまう。すると銃声がして父親が蛇を撃ってくれている。毒蛇とキスをするつもりか?と言いながらスピヴェットの背中を叩いて促す。背中を叩いてくれたのは初めてだと感慨深げなスピヴェット。父親のトラクターの窓から空をぐるぐる回るコウモリを見てここにいるとグルグルして同じことの繰り返しだ、自分は科学者で多くの人に求められている。明日ワシントンに発とうと決意するスピヴェット。


家に戻り洗濯物を取り入れながら、グレーシーから今夜はミスUSAがあるから皿洗いを代わってくれるように頼まれる。クレアはUSAはどんな特技を持った子達が選ばれるの?と聞くとミスアメリカと違いミスUSAは美しさだけよとグレーシー。クレアは女の子たちの知性を考慮しないのは間違っているとため息をつくとミスIQなんか誰も見ない、退屈よ!私の人生と同じ!と激昂するグレーシー。夕食の席で明日から昆虫採取に出かけるというクレアにスピヴェットも誘われるが明日はダメなんだと悲しそうに断る。ゴミ箱に受話器を入れて大学長のふりをしてスミソニアンに電話をするスピヴェット。道中は連絡がつかなくなるとも添えてある。スピヴェットの様子を見て、気付いてないかもしれないけどゴミ箱と喋ってるよ?と声をかけるグレーシー。そこから大変な荷物の準備をするスピヴェット。なんとか午前4時に全ての荷物がスーツケースに収まり、下の階に降りていくとレイトンの部屋を覗く。レイトンの部屋にワシントンに行ってくると声を掛けて「僕がいけなかったんだ」と泣きそうなスピヴェット。

クレアの部屋に入り書き置きを残してクレアの日記を一冊持っていく。

更にテレビの砂嵐を眺めている犬のタピオカに声を掛けてみんな出ていくと淋しそうなタピオカに僕は戻ってくると話す。スーツケースを抱えて外に出るスピヴェット。重くて運べず納屋のレイトンの押し車に乗せて持って行く。道で父親の車と通りすがるが止まらずに素通りされる。父親が通り過ぎたのは自分を牧場から追放するためだと思うスピヴェット。


何とか貨物列車が通り過ぎる時間に間に合って信号機をマジックで赤に塗り電車を止めてしまう。作業員に追いかけられながらも無理矢理貨物列車に乗り込むことに成功するスピヴェット。

貨物列車に乗りながらレイトンの幻想を迎え入れるスピヴェット。

家ではクレアのゾウムシが山羊に食べられ父親と険悪なムードになっている。貨物列車が途中の駅につき、警備員がスピヴェットの乗った列車を確認しにくるが何とか貨物列車に積まれていた車に逃げ込むスピヴェット。車の中にあった人型パネルの子供のモノマネをしてやり過ごす。ネブラスカ州 ノースプレートへ貨物列車が入ってくる。窓から見えたホットドッグの出店を見て食べたくなったスピヴェットは列車を降りる。


するとどこかからか呼ぶ声がして向かうとトニー・クラウズというお爺さんに作業を手伝うように言われる。スピヴェットも自己紹介をしT.SSが、スパローで、生まれた時にキッチンでツバメが死んだからと説明する。トニー・クラウズについて列車に乗るスピヴェット。影絵でお婆さんに聞いたというツバメと松の木についての物語をしてくれるトニークラウズだがスピヴェットは持ち前の頭脳でそんなことはあり得ない!!お婆さんは嘘をついたねと言いトニークラウズはなんとも言えない表情を浮かべる。スピヴェットにどこへ行くつもりだった?と聞くとホットドッグを買いにと言い閉店まで15分だと送り出す。いつもクレアにソーセージを食べることを止められていたスピヴェット。今日は止められないとホットドッグのセットを買う。その横では店員に警察官がモンタナの少年が行方不明らしいとポスターを貼りにきている。もちろんスピヴェットのことなので急いで視線を逸らしその場から離れようとし店員に孤児なのだと嘘までつく。電話ボックスを見て電話をすることを想像するが実際にはかけずに電車へ戻りホットドッグを目一杯楽しむスピヴェット。食べ終わって毛布にくるまりながら段々と寂しさが募って行く。電源盤をいじって車内に電気が灯るとクレアの日記を開く。

【転】

レイトンの赤ん坊の頃の写真をみて涙ぐむ。食事中の家族の視線パターンを解析しスピヴェットと父親の目があっていないことに気づき私ににているからか?と。夫は私のことがきらい、愛していないと書いてありスピヴェットは愛しているから僕達が産まれている!と憤る。今でも朝にレイトンを起こしに行き朝食の用意をしているクレア。

シカゴ 貨物ターミナル。着いて早々に必要な物だけをリュックに入れてあとはターミナルに隠して歩いて行くスピヴェット。途中警察官に声をかけられて追いかけられてしまう。動く橋に追い詰められ何とか飛び移り逃げることができるが脇腹を痛めたようで押さえながら歩いて行く。

ヒッチハイクをしてリッキーの運転するトラックに乗せてもらうスピヴェット。調子が悪そうだと言われ脇腹を見せると真っ青になっている。リッキーは骨の12本折れてるかもしれないと言うが平気だとスピヴェット。するとカメラを取り出してスピヴェットと写真を撮るリッキー。ハイカーとは乗った時と降りる時と2回写真を撮るんだと教えてくれた。寝てしまったスピヴェットをそのままにトラックは進んでいく。

東部。写真を撮られ目覚めるスピヴェット。目的地の近くだとリッキーに起こされる。写真を見るとバックにスミソニアン教会。何を求めているにしろ動じるな、腰を据えていけ、幸運を祈ると元気付けられスピヴェットはあなたもね、きっと松の木が見つかる、と力強くグータッチする。

スミソニアンに入りスピーチの為にやってきたTSスピヴェットでジブソンを呼び出してほしいとと頼む。やってきたジブソンはスピヴェットに驚き父親はどこかと尋ねるとスピヴェットは実は父親は死んだと話す。では誰が磁気車輪を作ったのか聞かれて「僕です」と答える。あなたの発明だと言うの?と聞かれると僕は何の発明もしていませんとスピヴェットは答える。お手上げという動作をして受付に向かうジブソン。スピヴェットは話を続け、核の周りに引き寄せられる電子の法則を変換しただけ、でも永久運動の同化には負のエントロピーの生成が必要となりそれは不可能です。同意するでしょ?と受付のジブソンたちに問いかける。受付のジブソン達は唖然としてスピヴェットを見つめる。ジブソンはそんな、まさか、と言って年を尋ねる。10歳ですと答えるスピヴェットを感無量と抱きしめるが、脇腹を痛めているスピヴェットは痛みに叫ぶ。


脇腹の検査を受けてやはり骨折している。スピヴェットはジブソンの用意したスピーチ原稿を断って自分で書くという。更に脳の検査など忙しく振り回されるスピヴェット。検査室にレイトンが現れて大陸縦断してほんとうのネズミになるなんておかしな奴だと言う。ベアーズ賞の授賞式。会場には磁気車輪が回っていてそれを取り囲み大勢の大人がいる。皆、会場の端にいるスピヴェットをチラチラ盗み見ている。ジブソンがやってきてスピヴェットの襟元に参加者だと分かるピンバッチをつける。

するとあっという間に大人達に囲まれ質問責めに合うスピヴェット。ジブソンが慌てて現れ質問を受ける。ジブソンはスピヴェットが10歳だと分かった上で授賞させたと嘘を言う。スピヴェットは周りの大人達の笑顔を見て作り笑いと本当の笑顔の違いの定義を思い出し当てはめている。

スピーチを始めようとすると会場内の色々が気になりだすスピヴェット。会場内の全員が博士号を持っていることを確認すると3つだけと話し始める。その1は賞を取り消さないでいてくれたことへのお礼、その2は磁気車輪は400年くらいで動かなくなるから永遠とは言えないということを話す。そこまでで何か質問は?と問いかけるとその3は?と質問が出る。その3は僕の弟が死にましたと話し始める。レイトンが銃を撃ち自分が音波を取れば一緒に遊べると思い納屋で銃を撃っていると一丁のウィンチェスターが詰まり暴発を起こしたこと。自分一人ではどうにもできず父親を呼びに行きバスルームで隠れていると音を消した救急車が来たこと、グレーシーが横に居てくれたことを話す。最後は涙ぐみ今後は皆さんの期待に添えるように科学に従事しますと締め括りお礼を言う。会場は割れんばかりの拍手。レイトンの死のくだりを何とも言えない表情で聞いていたジブセンだが興奮している周りの様子を見て大袈裟にスピヴェットを褒め、会場を後にする。2階の客席には涙を流しているクレアが座っていました。

【結】


レイトンの死後、レイトンと一心同体だった犬のタピオカは血を出すまでバケツを噛んだがある日グレーシーと2人で何時間も山を見つめた後は何か絆ができたようでバケツを噛まなくなりレイトンの死を受け入れた。

スピヴェットはジブセンに連れ回され写真撮影や取材、インタビューを受けている。挙げ句の果てには大興奮のジブセンにホワイトハウスも興味を持ったと言われる。一人になり自宅に電話を架けてみるスピヴェットだが、誰もいない。

テレビショーが始まり、ジブセンは控え室に返されてしまう。司会のロイは質問をしても全くスピヴェットの話を聞こうとしない。

実家ではグレーシー自身がテレビに出ているかのように泣きながら友達に電話をしている。テレビでは磁気車輪の模型を用意してスピヴェットに質問をしている。この倍のサイズならビル全体の電気を400年賄えるねと、ロイがふると電球代を考えると効率的ではないと否定するスピヴェット。すると突然スペシャルゲストのコールが入りクレアの名前がよばれ動揺するスピヴェット。ジブセンは控え室で飲んでいたシャンパンを吐き出す。

ロイは孤児と言っていたのはスミソニアン側の指示かとスピヴェットに尋ねるとそう言わないと賞をもらう前に家に帰されると思ったからとスピヴェット。クレアはレイトンのことを事故だと言い切り誰も悪くないとスピヴェットに言う。涙を流してクレアを見つめるスピヴェット。ロイはここぞとばかりに二人にハグをさせようとするがクレアは話をミスUSAとミスアメリカの選考基準の話にすり替え話し続けようとする。テレビの前ではグレーシーが、ママ!と叫び、隣ではスピヴェットがママ!と言って話を止める。どうする?帰りたい?とクレアが聞くと帰ろうと答え席を立つ二人。慌てて二人を追いかけるカメラとロイ。廊下に出るとジブセンがやってきてスピヴェットにとんだ嘘つきねと暴言を吐く。すぐにクレアがジブセンを平手打ちする。そのまま進んでいくクレア達の前にロイが回り込みこれからどこへ?と尋ねるとコパートップ牧場だと後ろから父親の声が聞こえ振り返ったロイは殴られてしまう。殴られて鼻血を出したロイをスタッフの女性がキスで慰めるのをカメラが映し続けている。

スピヴェットは父親に素直に謝り背中におぶさる、あの朝何故見かけたのにトラックで通過したのかを聞くと、見ていなかったと。スピヴェットの横を通り過ぎる瞬間隣の座席で何かを探している父親。外を見ていなかった様だ。父親のカウボーイハットを自分にかぶせてテレビ局を3人で出て行く。

家で設計図を書いているスピヴェット。グレーシーは発声練習をしている。クレアは妊娠している様子。父親とは喧嘩をしている様子で研究している虫を父親の山羊が全部食べてしまったと話している最中にお腹の中から赤ちゃんが蹴ってグレーシーが慌てて椅子を置く。スピヴェットがまたキッチンで産むのかと思ったと話すとキッチンで産んだことなんてないわとクレア。じゃあ何故自分の名前がスパローなの?と聞くとグレーシーのアイデアでキッチンで死んだツバメを見つけて生まれ変わりだと言ったからだと。

話している最中にまたトースターがパチパチと火をあげ始める。それを見てスピヴェットは次の赤ん坊は統計的に見てトースターの生まれ変わりである可能性が高いと呟き、それから1ヶ月後新しい永久運動マシンは赤ちゃんの揺り籠を自動で揺らしていたのだった。

【天才スピヴェット】は観た後からじわじわ感動が来る素敵な映画でした。。
主役のスピヴェットくんが凄く可愛い。天才だという設定なんですがスピヴェットくんをとりまく姉、母、父、教師などはみんなある意味平凡な人間達で、我が子どもの天才性を見抜けず、なんかおかしな子だわ・という感情しかなくて観てる側の気持ちとしたらそうやって小ばかにしてる家族達がアッと驚くときがくるからな。って期待がふくらんで物語が進むにつれワクワクしてくる訳です。事故とはいえ、スピヴェットの双子のレイトンが猟銃暴発で亡くなった事で家族が少しギクシャクしているのは天才であろうがスピヴェットはまだ子供なんですよね。言わないけど色々と傷付いた事も多かっただろうと思います。映画のラストはは家族の絆の再構築となり、気持ちよくハッピーエンディングを迎えて良かった。舞台はモンタナなんですがのどかで美しい景色も映画の見どころの1つでした。最後、ココロが温まる家族で一緒に観られるおすすめ映画です。よかったら観てやってくださいねキラキラ
今日はブログアップが遅くなってごめんね💦いつも来て下さって嬉しいです。
次回はドラマの予定です。
また是非お会いしたいな👋👋
おやすみなさいZzz(。-ω-)ω•。`)