【悪魔のKiss】奥山佳恵×深津絵里×常盤貴子

こんにちは💋今日は二度と地上波で放送される事はないであろうドラマ、【悪魔のKiss】の紹介です👿💋

【悪魔のKISS】は1993年の夏クールにフジテレビ系列で放送されたテレビドラマでした。主演は奥山佳恵さん、深津絵里さん、常盤貴子さんの3人トリプル主演です。

ドラマのキャッチコピーは、

【悪魔のような誘惑が、はたちの夢を狂わせる。】

ドラマの予告編は、

なんせ、放送当時も21時からのゴールデンタイムでここまでたくさんのNGな種類の過激な内容を流して大丈夫なんか？って言われていたくらい中身が濃かったです。

今や大女優さんの常盤貴子さんがまだ知名度が無く、ドラマの中でおっぱいをモザイク無しで披露し、それを寺脇康文さんに揉みしだかれると言う今では考えらない演出だらけで。常盤貴子さんが【悪魔のKiss】を経て売れっ子女優さんになった事で、このドラマの版権を事務所が買い取ったかで表舞台には出さない様に配慮したそうです。

なので、かなり情報薄でいつものドラマブログより薄っぺらかも知れませんが精一杯情報を集められるだけ集めたブログ、見てねψ◥(ฅº👅ºฅ )◤↝

ドラマの概要です💋

静岡県焼津市から上京してきた、中学時代の同級生でもある3人の若い女性（奥山佳恵さん、深津絵里さん、常盤貴子さん）が、性地獄・宗教地獄・借金地獄に墜ちていく様を描いたドラマでした。

当初、主役の一人である柘茉莉子は松雪泰子さんにするはずだったらしいのですが、まだ無名の存在だった常盤貴子さんに抜擢されました。常盤ちゃん演じる茉莉子がアルバイトをするファッションヘルスに寺脇康文さん演じる加藤が最初の客として現れるシーンで、ヌードシーンも辞さない体当たりの演技が話題となり常盤が新進女優としてクローズアップされるきっかけとなったのは割と有名な話ですよね。このシーンの存在は後に常盤ちゃんの人気が上昇してからも語り草となりました。寺脇さんは後にトーク番組にて「下着姿で来るとは聞いていたがまさかノーブラだとは思わなかった。なるべく手で隠すようにしてカメラに映らないよう配慮した」と語っていました。版権を買い取られる前の最初の再放送ではこのシーンはカットされなかったが、2回目はカットされたそうです。他のフジテレビ系テレビドラマの多くはDVD化されているんですが前述の常盤ちゃんのヌードシーン以外にも当時の時代背景を極限化した新興宗教活動の裏舞台やサラ金地獄から性風俗産業への陥穽と覚せい剤漬け、暴力シーンの血しぶきなど過激な描写が多いことも影響してか本作に関しては円盤化が見送られている様です。

ドラマのキャスト紹介です💋

💋斉藤みさを(奥山佳恵)

美大進学を希望していたが父の病気で断念。高校卒業と同時に駅構内の売店で働き絵本作家を目指す。再会した幸子の伝手で憧れの作家・北原れい(黒田福美)のアシスタントとなるが彼女の実態を知ってしまったり先輩アシスタントの洋子(五十嵐いづみ)の嫉妬に遭う。その結果、アシスタントを続ける気力がなくなりアシスタントを辞める意志を伝えに北原の家に向かったところ、振る舞われた紅茶に睡眠薬を混ぜられ昏睡状態になってしまう。その後、彼女の寝室で性行為を強要されそうになるがそこに洋子がカメラを持って乱入して事なきを得る。その後正式に辞意を伝えに喫茶店で北原と会ったところ口止め料を手渡される。が、受け取りを拒否し｢これ以上私の夢を壊さないでください｣と泣きながら訴え立ち去った。明るく前向きな性格だが、中学生の頃、親友が目の前で飛び降り自殺をしたことがトラウマとなっている。その事が遠因なのか、お節介がすぎる部分がある。1年後の1994年夏、念願叶い美大に通っている。そして1年前に落選したメルヘンマガジンのコンテストで佳作を受賞した。

💋朝倉幸子(深津絵里)

中学生の頃は焼津に住んでいたが、のちに上京し出版社の電話交換手となる。質素でおとなしい性格。母の恋人だった加藤(寺脇康文)とのトラブルが元で家を出た直後、同僚の佐渡(西島秀俊)に憧れるようになる。佐渡に誘われ新興宗教「まごころの家」に入信。しかし幹部による献金横領、佐渡の妻・香代(中島ひろ子)からの嫉妬と自殺未遂などに遭遇。佐渡への想いからおこなっていた勤務先での電話の盗聴が発覚し三弘出版を退社。1年後に母と弁当屋を開業した様子。

💋柘茉莉子(常盤貴子)

東京の大学で学生生活を送っていたが多額のショッピングでカード地獄・借金地獄に堕ち返済のためにファッションヘルスで働き始める（この時の源氏名に友達の名前の「みさを」を用いた）。遭遇した事故現場で中学の同級生だったみさをに再会。当初は反発していたが次第に和解していく。のちに父(清水紘治)とも歩み寄りをみせる。田村(大鶴義丹)とはエコーファイナンスの店先で知り合い第1話で肉体関係を持った。その後、加藤の登場により加藤に好意を持ち彼を冷たくあしらうようになる。しかし加藤に騙されホテルで老人相手の仕事をした挙句、30万の報酬のうち10万を持っていかれたことなどで加藤との関係を終わらせた。だが、老人相手との仕事を撮られた裏ビデオを見たことで精神が不安定になり加藤から薦められた覚醒剤に手を出した。最初はタバコに付ける程度だったがエスカレートし注射で覚醒剤を使用するようになってしまう。その結果ショック状態で病院に運ばれる。覚醒剤の件で入院先の病院から警察に通報されるが父親の動きのおかげで不起訴となる。1年後、中学の卒業文集に書いた｢女優になりたい｣という夢を叶え劇団・轍に入り書店員の役をもらった。

💋田村京平(大鶴義丹)

消費者金融のエコーファイナンスに勤務。佐渡の友人。茉莉子に好意を抱き彼女を助けるべく行動を起こす。その結果、茉莉子を借金地獄・風俗地獄に落としたかつての上司・金田(益岡徹)を街中でハサミで刺し殺害を図る。だが金田は闇医者の手により一命を取り留めており最終話で金田の使いのヤクザに首を切られ壮絶な死を遂げる。茉莉子をはじめ、みさをや幸子、佐渡は彼が自首し逮捕されたと思っているため殺害されたことは知らない。

💋加藤明夫(寺脇康文)

由梨江(夏木マリ)の恋人だったが幸子にも手を出しその後は茉莉子のヒモになる。金田の命令のまま茉莉子を覚せい剤中毒に陥れるが金田に裏切られた挙げ句、逃亡のための渡航費を由梨江にせびったところを嵌められ警察に通報される。

💋佐渡研(西島秀俊)

出版社社員で幸子の同僚。妻の香代とは籍を入れていない。新興宗教「まごころの家」の信者だが信者に多額の献金を迫る教団の方針に疑問を抱く。香代とは幸子がまごころの家に入信した頃から関係に暗雲が垂れ込め泥沼の三角関係へ発展する。その後、香代へ離婚を申し入れ幸子へ告白するが、香代がビルから飛び降り自殺を図り下半身不随になったことで離婚は白紙に戻った。1年後、幸子と街で偶然再会。その時には香代と離婚しており幸子と改めて食事する約束をした。

💋朝倉由梨江(夏木マリ)

幸子の母。派手で遊び好きな性格に加え娘の悩みに気づけなかったことで幸子から反発されてしまう。しかし、のちに自身の態度を省みて反省した上で幸子と弁当屋を開業する。

💋北原れい(黒田福美)

みさをの憧れの絵本作家。みさをを雇うことになるが、実はレズビアンでみさをに関係を迫った。仕事を辞めたみさをに口止め料を渡そうとするが｢これ以上私の夢を壊さないでください｣「これからも憧れの人でいてください」と戒められる。

💋水谷洋子(五十嵐いづみ)

れいの住み込みアシスタントであり恋人でもある。新しくやって来たみさをに嫉妬し様々な嫌がらせを展開する。

💋佐渡香代(中島ひろ子)

佐渡の妻。「まごころの家」の熱狂的な信者。佐渡とは教団から選ばれた夫婦と信じて疑わない。佐渡と幸子の仲を不安に思い無断で籍を入れたり、子供が欲しいと迫るが逆に別れ話を切り出され幸子を呼び出して｢あなたに彼は渡さない！｣と叫びビルの屋上から飛び降りて自殺を図る。一命を取り留めたものの下半身不随の障害を負った。その後の彼女を佐渡が介護したため一度は彼女の宣言通りになったものの後に離婚した。

💋金田浩(益岡徹)

エコーファイナンスの社員だったが横領で解雇される。他人を道具として扱うことに何の躊躇いもない、まさに悪魔のような男。茉莉子を風俗地獄に落とし、さらに裏ビデオで実家の親を脅して多額の和解金を巻き上げる。強請って個人情報を横流しさせていた田村に刺されてしまう。しかし一命は取り留めたが足に障害を負った。

いつもならドラマの1話1話のあらすじを貼るところですがデータが無いんよ😂全12話のサブタイトルだけわかりました。これを見ただけで《ヤバいドラマ》ってわかってしまいますよね😱

【第1話】誘惑のささやき

【第2話】凍りついた未来

【第3話】転落の始まり

【第4話】あなたを助けたい

【第5話】罠に墜ちてゆく

【第6話】汚れた身体

【第7話】白い粉

【第8話】仮面の下の欲望

【第9話】覗かれた儀式

【第10話】盗聴…注射…破滅

【第11話】命をかけた切札

【最終回】命を買い戻した日

ざっくりと【悪魔のKiss】のあらすじです💋💋

駅の売店で働く斉藤みさを（奥山佳恵）は、お人よしのおせっかい。

勤務後に偶然、サラ金業者、金田浩（益岡徹）から追い立てられている女性に遭遇。その女性が道に飛び出した瞬間、車にひかれそうになって転倒して頭から血を出す。女性をひいた車の助手席に中学時代の親友、柘茉莉子（常盤貴子）がいた。

派手に変わった茉莉子に戸惑いながらも連絡を取りたいと言うみさをに「どうせ連絡しないんでしょ。中学生の仲良しごっこはやめよう」と言いタクシーに乗って去る。

茉莉子は派手な買い物をするためにカードローンにはまりホステスのバイトをしているが返済は常に自転車操業状態。返済に困った茉莉子は「サラ金」に手を出す。

茉莉子の美しい容姿を見てエコーファイナンスの金田浩は２０万円借りたいという茉莉子に５０万円の融資をする。エコーファイナンスで茉莉子を担当した田村京平（大鶴義丹）は茉莉子に一目ぼれ。

デートを申し込むが「あんた、バカじゃないの？」と茉莉子に言われるが結局ディスコに行くことに。

サラ金で借りたお金でカードローンの一部を返済し残りはバイト代で…と思っていたところバイト先のクラブが夜逃げし茉莉子は借金の返済ができなくなってしまう。

エコーファイナンスで茉莉子を担当した田村京平（大鶴義丹）は茉莉子に一目ぼれ。デートに何度も申し込む。

みさをは車にひかれた女性が気になり病院へ電話するが自殺を図ったと聞きみさをはいたたまれなくなりお葬式に向かう。そこで中学時代の親友、朝倉幸子（深津絵里）に遭遇。幸子は出版社で電話交換手をしていた。

勤務先で児童書担当の佐渡研（西島秀俊）にあこがれている幸子は絵本作家を目指しているみさをの絵を見てくれないかとお願いする。出版社に持ち込むがみさをの絵は編集長から酷評され泣いてしまうみさを。

そんなところに人気絵本作家、北原れい（黒田福美）と秘書の水谷洋子（五十嵐いづみ）が居合わせる。

編集長に酷評されたみさををはげまそうと佐渡は幸子と３人で夕食を食べようと提案。「僕は君の絵好きだよ。続けたほうがいいよ」と佐渡は励ます。

レストランで佐渡の同級性の田村とばったり会いその田村といっしょにいたのが茉莉子だった。

幸子が雀荘をしている母の由梨江（夏木マリ）の部屋に帰宅すると情夫の加藤明夫（寺脇康文）がいた。幸子が寝るのを待って寝室に忍び込み幸子をレイプしようとする明夫。

中学時代の変わらない純真な二人にイライラする茉莉子はその腹いせに田村と一夜を過ごすが…｡

【悪魔のKiss】最終回は、

幸子と佐渡はお互い好き同士になるが佐渡の妻の香代（中島ひろ子）が「あなたが憎い！」と言って幸子の目の前で飛び降り自殺をする。

一方、茉莉子は金田浩（益岡徹）に覚せい剤を打たれ入院していた。そして田村が手を血で染めて茉莉子の前に現れ「金田を刺してきた。お前の為に」と言うが茉莉子の父に怒られ田村はその場から逃げる。

みさをは、人気絵本作家、北原れいの元で働いていたが睡眠薬を飲まされ北原に体の関係を求められる。

そんな時、田村がみさをの部屋を訪れる。「茉莉子をあんなふうにした金田を許せなかったんだ。本当は俺、金田の手伝いなんかしたくなかった。茉莉子を助けたかったんだ」と言う田村に「逃げないでほしい」と答える。

その時、ちょうど茉莉子から電話があり田村と話す。

「もう、クスリなんかするなよ」と励ます田村に「ありがとう」と返す茉莉子。今から警察に自首すると田村は部屋から出ていく。

ヤミ医者で治療する金田。金田は死んではいなかったのだ。田村は警察に自首する一歩手前で二人組の男に刺されて息絶えてしまう。

幸子に佐渡から電話があり「かよが一命をとりとめた」と言う。

それを聞いて涙ぐむ幸子。

病院でかよと会う事になった幸子。しかし、かよは下半身麻痺になり、歩けなくなっていた。佐渡は幸子が好きだが半身不随になったかよを見捨てられないと伝え別れの決心をする幸子。

みさをは北原と会い、事務所を辞めると伝える。北原はレズビアンであることを口外しないようにとお金を渡そうとするが逆に失望するみさを。

【１年後。】

みさをは絵を描き続けていた。

そして新人イラストコンクールで佳作に入選した。

幸子は母と弁当屋を開業し繁盛している。そして佐渡が正式に離婚して会いたいと連絡があった。

茉莉子は劇団公演に端役であるが出演することが決まった。

久しぶりに会って食事に行こうと、交差点を仲良く歩く３人。

それを後ろから見つけた金田。その顔が恐ろしい悪魔の顔に変化するが…

ぼんやりと記憶に残っていたドラマ【悪魔のKiss】のブログを書き起こしていて少しずつ内容を思い出してきました。
今から考えるとなぜ奥山佳恵さんが主演で深津絵里さんや常盤貴子さんが助演なのか不思議に思う人も多いと思うけど当時のボーイッシュな奥山佳恵さんの人気はドラマ界では貴重なタイプの女優さんでしたね。

放送当時、常盤ちゃんはまだ無名でしたし(悪魔のKissで私は常磐ちゃんを知ることに。)今では清楚なイメージの大女優常盤貴子さんがヌードになったので再放送が不可能となった伝説のドラマとなりました。

その当時の時代ですよね、ファッションヘルスやら、ディスコやら死後のオンパレード。

地方から夢を叶えるために東京に出てきた女性3人が東京で地獄に堕ちていき、それぞれが再生をはかるドラマですが、ラストに金田役の益岡徹さんの意味深な悪魔の顔を持って来る辺り、また邪悪な世界に引きずり込もうと狙っているんでしょう。それだけ価値のある3人だったんですが私からすると｢もう、彼女達に構わんといて‼️｣って感じだよ。

みさを役の奥山佳恵さんはレズビアン地獄、幸子役の深津絵里さんは宗教地獄に、茉莉子役の常盤貴子さんは借金ファッションヘルス地獄に陥ります。

🔵みさをは絵本作家志望で有名な絵本作家の先生(黒田福美)の弟子になります。

その有名な先生がレズビアンであったことからレズビアン地獄に陥ります。

もう1人の弟子が嫉妬を焼いて嫌がらせをしてきたりとドロドロとした女の戦いが(五十嵐いづみさんの1人嫉妬ではあるんですが)見ていて怖かったな。

🔵幸子はコールセンターで働いていて盗聴をすることしか楽しみのない地味な女性です。佐渡という男性といい関係になっていくのですが彼は熱心な宗教家でした。その宗教が「まごころの家」そして佐渡には宗教上結婚した女性もいるので幸子とは不倫になってしまいます。佐渡から宗教に勧誘されどんどん宗教地獄、不倫地獄へと堕ちていきます。

🔵 茉莉子は借金を返済するために気軽な気持ちでガールズバーで働き始めます。それはガールズバーからファッションヘルスへとどんどんエスカレートしていき最後はAV出演へ。3人の中で一番悲惨なのは間違いなく茉莉子だと思います。ただ救いは茉莉子のことを気に掛ける男性がいること。その男・田村は当時はトレンディドラマでヒロインの相手役などで活躍していた大鶴義丹さんが演じていました。

当時からなんで大鶴義丹さんがミポリンの相手役に？とか失礼ながら思ってました（笑）ごめん大鶴義丹さん😭

そんな大鶴義丹さん、ドラマの中では愛する茉莉子を守ろうと黒幕である金田と闘います。この金田はラスボス並みの凶悪な悪魔でしたね。

常磐ちゃんの事務所の版権買取でVHSもDVDの販売されていません。何話かがYouTubeにあったので気になった方は削除されちゃう前に見てください。

【悪魔のKiss】第2話