映画【真夏の方程式】福山雅治×吉高由里子×杏 | ∠かなめまよの胸はって行け〜!自信持って行け〜!

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こんにちは🌴🏖今日はガリレオシリーズの映画化第2弾、【真夏の方程式】の紹介です。

真夏の方程式】は東野圭吾先生の推理小説です。ガリレオシリーズ第6弾、シリーズ3作目の長編になります。
福山雅治さん主演のフジテレビのテレビドラマ【ガリレオ】の劇場版第2作にあたります。2013年公開。ガリレオシリーズの映画化は【容疑者Xの献身】以来5年ぶりとなりました。2012年9月に静岡県でクランクインしました。主人公・湯川の相棒である刑事は柴咲コウちゃん演じる内海薫から、吉高由里子ちゃん演じる岸谷美砂へ変更されたことも発表されました。
映画の予告編からです🌴🏖

映画の概要は、
2010年から文藝春秋の週刊誌《週刊文春》に連載され2011年に文藝春秋より刊行されました。2013年6月29日に【ガリレオ】シリーズの劇場版第2作として映画化されています。美しい海を誇る町・玻璃ヶ浦で発見された男の変死体。当初単純な事故と思われたものがやがて16年前のある事件との関係が浮かび上がってくる。今作では「科学技術と環境保護」というテーマを織り交ぜ科学者の湯川が環境保護活動家との対立を通しどのような考え方を持っているのかを映画で描いていました。また、今回は湯川がこれまで苦手としていた少年との交流が物語の軸になっているほか、湯川が警察(大学の同級生であり警視庁捜査一課での協力者草薙)よりも先に事件に遭遇することとなり、自らが進んで真相を究明していく様子が描かれていて、これまでのシリーズ作品とは異なる新しい空気感を有しているのも特徴です
映画登場人物の相関図は、
主要キャスト9人詳細は、
🌴🏖湯川学(福山雅治)上矢印

帝都大学物理学准教授。変人と呼ばれる准教授·湯川が出会ったのは夏休み中の少年。2人が滞在する旅館を経営する一家が抱える秘密を暴いて行く。

🌴🏖岸谷美砂(吉高由里子)下矢印

原作にはないオリジナルキャラクター。警視庁捜査一課の女性刑事で個性が強くデキる女を全面に出すSキャラ。

🌴🏖草薙俊平(北村一輝)上矢印

警視庁捜査一課刑事·警部補。湯川とは大学の同期。

🌴🏖川畑成実(杏)下矢印

環境活動家。30歳。美人で周囲の男性からは好意を持たれている。15年前に玻璃ヶ浦に移り住んでから海の環境保護に力を入れるようになる。ホームページを運営し他の活動家と海を守る活動に参加しているが、その姿は母親でさえも「過激な活動家」であると感じている。科学者の湯川とは考えが合わずに対立する。湯川いわく「不自然なほど痛々しく、悲壮感さえ漂わせて」海を守るのにはある理由があった。

🌴🏖川畑重治(前田吟)上矢印

成実の父。旅館「緑岩荘」を経営。

東京に住んでいたが、父親の後を継いで玻璃ヶ浦に越してきた。太りすぎたために膝を壊し、杖が手放せない。

🌴🏖川畑節子(風吹ジュン)下矢印

成実の母。柄崎敬一(田中哲司)の姉にあたる。実年齢より若く見える。

🌴🏖仙波英俊(白竜)左矢印

16年前に起きた元ホステス殺人事件の容疑者。塚原が身柄を確保し取り調べを行った。その後懲役八年の実刑を受け服役した。かつて玻璃ヶ浦にある東玻璃に住まいを持ち、妻と住んでいたが先立たれている。現在は消息不明。

🌴🏖塚原正次(塩見三省)右矢印

元警視庁捜査一課刑事。今作の被害者。多々良管理官(永島敏行)の先輩で恩人でもあった。現役時代には「名刑事」と呼ばれていた。

🌴🏖柄崎恭平(山﨑光)下矢印

小学4年生。両親が多忙なため夏休み中は旅館に泊るため玻璃ヶ浦にやってきた。電車の中での出来事で湯川に窮地を脱してもらったときに旅館の紹介をし、結局湯川の客引きに成功した。一人で過ごすことも珍しくなくゲームをして遊んでばかりいた。内心ではもっと両親と過ごしたいとワガママを言いたいが「どうせダメだろう」と諦めているため「聞き分けのいい子」を演じてしまっている。宿題がはかどらず特に理科が苦手であったが湯川との出会いで少しずつ心境に変化が訪れる。彼の事を「博士」と呼ぶようになる。

【真夏の方程式】あらすじです。

【起】

【1998年 冬】

雪の日の夜、何者かが道を走っていました。その人物は赤い傘をさした女性・三宅伸子(西田尚美)に追いつくとぶつかります。赤い傘はぶつかられた拍子に鉄橋の下に落ちました。列車が通過します。三宅伸子は元ホステスの女性でした。伸子が殺害された事件の容疑者として仙波英俊(白竜)という男性が逮捕されたという新聞記事が掲載されます。母・川畑節子(風吹ジュン)は中学生の娘・成実に「一生の秘密よ」と言い聞かせます

【2013年 夏】

玻璃ヶ浦では大人になった川畑成実(杏)が玻璃ヶ浦の海で泳いでいます。玻璃ヶ浦は美しい海で豊かな自然が残っていました。

821日。帝都大学理工学部の准教授・湯川学(福山雅治)は玻璃ヶ浦という浜辺の町へ出かけます。玻璃ヶ浦では海底鉱物資源の開発計画が持ち上がっており湯川は電磁探査のアドバイザーとして呼ばれたのでした。電車に乗っていた湯川の隣の座席の小学4年の少年・柄崎恭平(山﨑光)には、ひっきりなしに電話がかかってきます。ひとりで列車に乗る恭平を心配した大人からの着信でした。車内で携帯電話を使う恭平に老人が注意します。恭平は電話を取らないと大人が心配すると答えました。

湯川は恭平の電話をアルミホイルで包み、これで電波をキャッチしなくなると示します。恭平は、湯川に興味を持ちました。湯川も恭平も同じ駅で降ります。恭平を迎えに来たのは、旅館『緑岩荘』を経営する川畑重治(前田吟)と節子(風吹ジュン)でした。恭平は重治の甥っ子です。恭平の家は新しい店をオープン予定でそれまでの期間、恭平は父の姉・節子のところへ預けられる予定でした。恭平は旅館へ行きます。

湯川は駅から説明会の会場へ直行しました。説明会には玻璃ヶ浦の自然を守ろうと考えている恭平の従姉妹・成実が参加しています。説明会へ遅れてやってきてどこか冷めた視点で見解を述べる湯川の姿は成実の印象に強く残りました。説明会の後、湯川は重治と節子夫妻が経営する緑岩荘にチェックインします。その日、湯川以外にもう1人・塚原正次(塩見三省)という男が宿泊していました。湯川が旅館へ投宿したと知り説明会で会った成実は居酒屋で食ってかかります。

しかし湯川は成実を取りなしました。湯川は自分が開発推進派というわけではなくただアドバイザーとして呼ばれて来たまでだと話しました。重治は塚原を部屋に案内し酒を振舞います。

その後、重治は恭平といっしょに旅館の庭のところでロケット花火をしました。

【承】

翌日。

宿泊客の塚原の遺体が、堤防の下の岩場で発見されます。酔っぱらって夜に散歩をしていて堤防から落ちたものと思われました。亡くなった塚原は、刑事でした。警視庁捜査一課に連絡が回ります。

その日の宿泊客の名簿に塚原と並んで湯川の名前があったことが判明しました。多々良管理官(永島敏行)が草薙(北村一輝)に指示し草薙が命じて岸谷美砂(吉高由里子)が玻璃ヶ浦にやってきます。当初、塚原の死は転落死と思われていたのですが死因解剖の結果、死因は脳挫傷ではなく一酸化炭素中毒と判明しました。殺人事件だとみなし岸谷刑事が捜査に乗り出します。塚原と玻璃ヶ浦の繋がりはすぐに分かります。

それは15年前のある事件が関係していました。

今から15年前、杉並区荻窪の路上で女性・三宅伸子が殺害されます。

伸子を殺害したとして逮捕されたのは仙波英俊という男でした。血の付いた包丁が証拠として見つかり逮捕されます。仙波も殺害を認め刑に服しました。7年前に出所していますが現在は居場所が分かりません。その犯人である仙波が玻璃ヶ浦の出身でした。仙波を逮捕したのが塚原刑事です

塚原の妻・早苗(根岸季衣)に聞き込みをした岸谷刑事は塚原が生前、仙波の事件について悔いが残ると話していたと聞きました。仙波の現在の居場所を探します。海の中が見たいという恭平のために湯川は200メートル先の海底を見せてやると言います。空のペットボトルを何本かもらった湯川はそれを使ってペットボトルのロケットを作り桟橋から沖合に打ち上げました。何度もテストを繰り返し射出の角度を変えて200メートル先まで飛ばそうとします。

打ち上げは成功しとうとう200メートル飛びました。

ペットボトルの中にはテレビコールを設定した湯川の携帯電話を入れていたので恭平が通話中の携帯画面を見ると海の中の映像が見えます。ペットボトルの実験で恭平はすっかり湯川になつきました。湯川を慕いついて歩きます。岸谷刑事から塚原の死の不審点を聞いた湯川は旅館の部屋に入ります。

調べると死んだ塚原が宿泊していた部屋と同じフロアの「海原の間」は旅館のボイラーの煙が充満する部屋だと判明します。旅館は古くて建物の壁には亀裂が入っており古いボイラーの煙が壁の亀裂に入り込んでいました。

立ち入り禁止のフロアに入り込み湯川はそれらを確認します。塚原の死因が一酸化炭素中毒だと知った岸谷刑事は川畑重治が殺害したと思っていました。その矢先に重治が警察に自首すると犯行を自白しました。

【転】

重治は警察で、こう話します。事件当夜、重治が甥っ子の恭平をロケット花火で遊ばせているあいだに旅館のボイラーが故障しました。ボイラーの排気がうまくいかずに煙が旅館の部屋に充満し知らぬ間に塚原が一酸化炭素中毒で亡くなっていました。それを見つけた重治は旅館が廃業になるのを恐れて隠そうとしました。妻の節子に手伝わせて塚原の遺体を車で運び堤防から落として事故死のように見せかけたのです。ところが冷静になった重治はよくないと思い自首しました

重治が犯行を自供し素直に認めたため事件は解決したかに思えました。しかし湯川は納得いかない点があり独自に調べ続けます。

その結果、川畑重治、妻・節子、娘・成実それぞれが秘密を持っていることに気づきます。塚原が15年前に逮捕した仙波の事件は川畑家とは無関係とされていました。湯川がふたつの関連に気づいたときにまったく異なる真相が導き出されたのです事件は今から29年前の話までさかのぼります。

29年前、会社員の重治は節子と結婚しました。節子は東京の小料理屋で働いていました。美人で人気のある店員でした。その店の馴染み客に仙波がいました。節子は仙波を好きでしたが仙波は既婚者でした。節子は仙波をあきらめて重治の求婚を受けます。重治と節子は結婚しすぐ成実という娘も生まれました。重治は成実を溺愛します。

ところが成実は重治の子どもではありませんでした。本当の父親は仙波です。成実は東京で私立中学の受験に合格し通い始めます。父の重治は当時、名古屋に単身赴任していました。節子と成実は進学の関係で重治の勤務する社宅に残っていました。通学の関係で一時、賃貸マンションを借りています。

1998年、節子のことを知る伸子が仙波と節子の関係に気づきました。

節子が産んだ成実が仙波との子どもだと気づいた伸子は金をゆすりにやってきました。節子は留守で成実だけが応対し伸子の脅迫を知ります。成実は自分の父が重治ではないと知りませんでした。自分の家庭の存続をおびやかす伸子が現れたことで成実は動揺します。雪の夜に伸子を追いかけた成実は包丁で刺して殺しました。

事件の翌日、伸子が刺殺されたニュースを見た仙波は驚きます。何日か前、節子と赤ん坊の成実が写った写真を仙波が持っているのを伸子にみられていました。そのことで伸子が秘密を知ってしまった可能性が濃厚でした。

【結】

仙波は節子に電話をかけ異常がないか聞きます。部屋をのぞいた節子は成実の犯行を知りました。節子と成実のところへ仙波が駆け付けます。

仙波は妻に先立たれており勤めていた会社もつぶれて無職でした。それを言い成実の罪をかぶるといいます。

凶器の包丁を持ち帰った仙波は自分が犯人だと言い刑に服します仙波の事件を扱った塚原でしたがその後、仙波が犯人ではないと気づきます。

真犯人を探っていた塚原は川畑一家にたどりつきました。緑岩荘に聞き込みにやってきたのを知り重治は恐れたのです。15年前の事件のことを節子と成実は重治に隠しているつもりでした。

仙波が代わりに罪をかぶったことを2人とも黙っています。ところが重治は成実が自分の本当の娘ではないことを知っていました。知ったうえで本当の娘のように可愛がって育てていました。

塚原が15年前の事件を掘り返しにきたため重治は塚原を殺害したのです

出所した仙波は末期がんでした。聖ヨゼフホスピスに入院しています。

岸谷刑事とそこへ行った湯川は娘の成実の写真を見せます。仙波は最後まで自分の犯行だと言いますが成実の写真を見て目を細めました。重治に面会へ行った湯川は重治の目論見を見抜き指摘します。ひとつ、重治は重大な罪をおかしていました。甥の恭平に犯罪の片棒を担がせているのです。

重治は足を悪くしており塚原の殺害をひとりで準備するのは難しい状態でした。足が悪いために殺害疑惑もまぬかれるという事です。重治は甥の恭平に煙突に濡れた段ボールで蓋をするよう指示していました。

まだ小学4年の恭平はそれの意味することに気づかずにいました。殺人の片棒をさせられている事なんか思いもしませんよね。それゆえに言われたまま段ボールで煙突に蓋をします。重治はロケット花火が落ちたら危ないから蓋をしてくれと恭平に頼んだんです。

その後、恭平は湯川と会話をしているときに科学の実験で濡れた段ボールで煙突に蓋をする意味に気づきました。

自分が殺人事件に加担してしまったことを恭平は遅かれ早かれ気づきそうなのです。

湯川はそれを従姉妹の成実に話します。成実は自分が15年前に犯した殺人事件に関して罪の意識にさいなまれていました。湯川は成実にいつか従兄弟の恭平が自分の罪に気づいたときに真実を包み隠さずに話してやれと言います。全てを知ったうえで本人に選択させる余地を与えろと言って成実をさとしました。成実はうなずきます。

説明会も終わり湯川は玻璃ヶ浦をあとにします。同じ頃、恭平も父・敬一とともに玻璃ヶ浦を出発しようとしていました。湯川は恭平に夏休みの自由研究の課題の参考にとペットボトルの実験のデータを渡しました。

電車に乗った恭平と父・敬一。敬一はデータを見るがグラフの意味がさっぱり分からない。恭平は実験のことを思い返します。実験のとき恭平は楽しい時間を過ごしたなぁと。いびきをかきながら眠る父・敬一の横で科学に目覚めた恭平は確かにこの夏過ごした楽しい日々のことをデータを見ながら振り返ります

将来、恭平が全てのカラクリを知った時を考えたら辛いです。時々湯川が恭平と会って少しずつでも現実をプラスに変える方法を教えてくれたら良いのにって思わされたラストでした。

【ガリレオ】の過去のシリーズから「非論理的」として「子ども」に対して蕁麻疹が出るほど苦手な湯川でしたよね。それが【真夏の方程式】での湯川は今までと違います。映画冒頭から電車で恭平を助ける行動を取るし、旅館でも無視することなく相手をしてあげています。「近づくな!」と子どもに叫んだこともある湯川からすれば自分でも《何やってんだ?》の対応(笑)しかも恭平の夏休みの自由研究にまで時間を掛けて付き合ってあげているんです。子供に優しい湯川が新鮮だった。今回、蕁麻疹が出ないので恭平は湯川にとって特別な存在なのかもしれません。恭平は湯川から自由研究を通じて科学を学ぶのですがしっかりと恭平に刻みこまれているんですよね。ペットボトルロケットを飛ばす実験1つとっても「発射」「距離は?」「回収」を何度も繰り返す中に湯川は恭平に科学が何たるかを伝えていたんです。恭平にはそれを受け止めるだけの素質があったのだと思います。恭平一人で思い出しながら「発射」「距離は?」「回収」とつぶやくシーンをみると将来は湯川と同じ科学者を目指すのかなぁと期待が持てました。


映画版【ガリレオシリーズ】は連ドラ過去作と違う部分が多いんです。【容疑者Xの献身】でも「実に面白い」と「突然書き始める数式」が無いですよね。映画2本はどちらも非常にシリアスなので逆に無い事で作品の質が上がった気もしました(個人的な意見ですが)

サスペンスであり、ヒューマンドラマにも属するのかな?映画としてのビジュアルも。景色や海の映像が美しくて目の保養になっている中で哀しき運命も描かれます。事件の真相を知った湯川は普段ならば正義感から真相を飄々と明かしていくんだけど今回ははっきりさせないよね。そこも考えさせられる作品になってます。

福山雅治演じる湯川学の今まで見た事の無い違った一面が見られた【真夏の方程式】は【ガリレオ】の中でも貴重なんじゃないかな。

映画では流れる事の無かった数式書いちゃうぞの時の曲、【知覚と快楽の螺旋】も貼っときます?¿?¿( ˘•ω•˘ )?¿?¿


今日は少し良い天気。扇風機が離せなくなるくらいジメジメしていて梅雨って嫌ですね☔️🐌次回はドラマです📺また遊びに来てやってください☺️🙏💕いつもありがとうございます🐳