【恋文 〜私たちが愛した男〜】は、TBS系列で2003年に放送されたテレビドラマです。全10話ありました。
原作は連城三紀彦の短編小説「恋文」で、ドラマ化に当たってストーリーを大幅に膨らませたものになっているそうです。
主題歌はDo As Infinity の【柊】でした。
【余命6ヶ月…命がけの嘘】
ある日、美術教師・竹原将一(渡部篤郎)のもとを昔の恋人・田島江津子(和久井映見)が訪ねる。数日後、将一は妻・郷子(水野美紀)に謝罪の言葉を残し、翌朝家を出た。
【別れ…最後の家族旅行】
将一(渡部篤郎)が江津子(和久井映見)の為に家を出ることを認めてしまった郷子(水野美紀)は、一度江津子に会わせてと頼み、将一の従姉妹として見舞いに訪れた。
【涙の告白…最後の誕生日】
江津子(和久井映見)が郷子(水野美紀)にまた会いたいと言い出し、将一(渡部篤郎)は嬉しさと困惑半分で郷子に頼むが断わられた。近づく二人の結婚記念日、この日は…。
【手術前夜の花嫁衣裳】
江津子(和久井映見)が延命の為に手術を受ける事に。高崎に住む江津子の叔父へ手術同意書をもらいに行く将一に、交渉が苦手だからと郷子(水野美紀)も同行することした。
【妻の反撃!息子の逆襲】
将一(渡部篤郎)は手術の直前に「結婚しよう」と江津子(和久井映見)にプロポーズした。そして郷子(水野美紀)に「別れてくれ」と離婚話を持ちかけるのだが…。
【妻が離婚を決意する時】
江津子(和久井映見)は自分の秘密を同室の美木子(いしだあゆみ)に明かし、一方、将一(渡部篤郎)は優(泉澤祐希)に酷いことをさせたと自分を責め仕事に精を出すが…。
【怒り爆発!女vs.女の対決】
江津子(和久井映見)は、今までの関係を壊すような秘密を郷子(水野美紀)に打ち明けた。それを聞いた郷子は怒り出し、隠していた理由を問いつめる。すると江津子は…。
【さようなら…美木子さん】
計作(寺尾聰)が仕事中の事故で病院に運ばれた。途中意識の戻った計作は、愛する妻と別れ後悔していると将一(渡部篤郎)に告白する。一方、美木子(いしだあゆみ)も…。
【三人だけの結婚式】
江津子(和久井映見)はまもなく自分にも訪れる「死」への恐怖からパニックに陥り、病院を飛び出した。そんな彼女を将一(渡部篤郎)は抱き締める事しかできなかった。
【江津子逝く…そして…】
将一(渡部篤郎)と江津子(和久井映見)は病院での新婚生活が始まった。だが、病魔は江津子の体力を徐々に奪っていく。別れの時が近づいていることを自覚した江津子は…。
その後江津子はすぐ亡くなってしまいました。
将一は江津子と約束していた通り、死ぬ時には江津子の側から離れてやりきれない気持ちで一人酒を飲みに行きました。
泥酔した将一は町で暴れて警察に捕まり牢屋に閉じ込められてしまいます。
将一の元嫁の郷子が偶然病院に見舞いに行くと江津子の死の瞬間でした(T^T)
将一の息子が1人で留守番している時に警察から電話がかかり、それを聞いた郷子はすぐに警察へ向かいました。
警察で将一に面会し、そこで郷子から【私と結婚して下さい】ってプロポーズをしたんです。
しかし将一は江津子の事を思って拒むんです。
計作から、【元嫁の所に帰れというのは 江津子から頼まれていた事だ】と伝えると将一の心は少し揺らぎます。
元嫁のもとに戻ろうと玄関先まで行くが、中に入れなくてふらふらと海岸まで戻ってしまうんだよね。バツが悪いよね。
その頃郷子は息子に将一と出会った頃の話をしていました。
同じ頃、将一もその事を思い出して海岸に止めてあった自転車を凝りもせず(笑)また盗んで郷子の家のすぐ近くの交番で敢えてのワザと道を尋ね自転車泥棒で捕まるんよ。
当然警察から郷子に連絡が入り迎えに行く元奥さん。
【もう、ほんとバカなんだから】