【二代目はクリスチャン】志穂美悦子

今日は志穂美悦子さん主演、【二代目はクリスチャン】です＼(^^)／

『二代目はクリスチャン』は、1985年に角川春樹事務所創立10周年記念作品として製作された映画です。

まずは角川映画40年記念企画の予告編です

角川映画大好きな私にはたくさん観てきた映画のダイジェストの連続で何回も再生しちゃいました。

あらすじです(✿˘艸˘✿)

美人シスター・今日子（志穂美悦子）へ、警察官で実家が仏教寺の二男神代（柄本明）とヤクザの晴彦（岩城滉一）が共に我こそがと互いに先を争いプロポーズをし、自分の思いを伝えます。

そんな中、今まさに天竜組の二代目の組長を継ぐべき晴彦が敵対する黒岩組の罠にはまり、殺されてしまうんです。

そうした中で不意に今日子は、父親の境遇・母親の現在を知ってしまうの。

黒岩組は神戸の港祭りを仕切ろうと躍起になり、痺れを切らして天竜組との抗争に発展して行き……。

映画の予告編だよ

登場人物です(◦' ︶'◦)/゛

シスター今日子(志穂美悦子)

真面目で慎ましく、愛情深いシスター。普段は教会で働き、身寄りのない子供たちと一緒に生活している。小さいころ、教会の前に捨てられていたのをマザーに育てられた。過去に8年ほどバチカン市国にある教会でシスターの経験があり、外国語が堪能。作中では、ちょっとした透視ができるらしく、壺振りでサイコロの目を何度も当てている描写がある。英二(北大路欣也)を密かに慕っている。

天竜晴彦(岩城滉一)

神戸を取り仕切る天竜組の跡目を継ぐ存在。しかし、クリスチャンの今日子と結婚したいがために、先代が亡くなった後も2代目襲名を引き延ばしている。

神代(柄本明)

神戸署の刑事。実家は100年続く寺の次男。今日子に好意を寄せていて、晴彦と今日子を巡ってあれこれと画策している。

百合(かたせ梨乃)

晴彦と付き合っていて、晴彦が今日子に惚れ込んでいると知り今日子に敵対心を持っている。実は、黒岩会によって覚せい剤を常用させられており、利用されている。

英二(北大路欣也)

壺振り師。嵐の夜に殺人を犯して、偶然今日子がいる教会に逃げてきた。今日子が、直後に来た刑事からかくまってくれたことに恩義を感じている。

他にも名脇役がたくさんいましたね。

黒岩(室田日出男)

晴彦率いる天竜組の跡目を狙っている黒岩会の長。関係先の病院で注射で覚せい剤を一般の患者に打って覚せい剤漬けにするというしのぎをしている。元は天竜組の先代に世話になっており、晴彦が子供の頃に家庭教師をしていた。

磯村(蟹江敬三)

天竜組のまとめ役。晴彦より年上ながら先代の恩に報いて、晴彦に従っている。

次郎(松本竜介)

天竜組の組員。

吾助(清水昭博)

天竜組の組員。

公開までに色々あったみたいでね、

井筒和幸監督は【二代目はクリスチャン】の製作準備にかかったが、脚本に問題があったそうです。

つかこうへいの脚本は、ト書きがなく、シュールで舞台向きだったので、映画には使えないものでした。

例外で【蒲田行進曲】はあるけどね。

映画向きに修正された脚本に怒ったつかこうへいは、クレジットから自分の名前を外してくれと不満を露わにしたんだって。

お互いのこだわりが上手く融合しなかったんだろうかなー。

志穂美悦子さん、本当可愛い

蟹江敬三さんの死ぬ前のセリフが泣けました。
【刀は４，５人も斬れば使い物にならなくなる】

乗り込み道中に会った北大路欣也さん。

彼は昔、今日子の父親を殺した憎い敵でもあるんだ。

そんな人に惚れてしまい、躊躇する今日子。

そんな今日子に自分の手を添えて今日子に斬らせて乗り込むって事の覚悟を持たせる、

なかなかこんな愛情表現出来るもんじゃない。

北大路欣也さんも自分の組に義理を通す形になるけど辛いね、あのシーンは。

その後の乗り込んでの啖呵切り。

動画でどうぞ

清楚なシスターから恐ろしい夜叉の女へと変貌を遂げる志穂美悦子だったけど、一番肝心の啖呵を切るシーンでの凄味の無さがもはや致命的だったと言えるかなぁ。

監督、もっと暴れさせていーんだよ。

JACの志穂美悦子だよ？

悦ちゃんの最大の見せ場だったのに～。

主題歌にはBIRDSとして歌った「二代目はクリスチャンのテーマ」になりました。
このBIRDSとは角川映画10周年記念映画の「二代目はクリスチャン」（志穂美悦子主演）の主題歌で、何故か英語歌詞で「We Are The World」を思わせる様な曲╰(‘ω’ )╯三。

BIRDSは当時角川春樹事務所に所属していた原田知世・渡辺典子・野村宏伸・原田貴和子で構成されたユニットです。

【夜のヒットスタジオ】で4人が出て歌ったのをすごく覚えてるなぁ

綺麗でステキな曲なんだけどカラオケには絶対入っていないレアでマニアックな良曲だよ。

初々しい4人の声も聴き所です

今日子の事が嫌いだったかたせ梨乃も覚醒剤漬けで死ぬ間際に

【ごめんねー、アタシを信じてくれてた？あんたー、綺麗だねー】

って涙流しながら亡くなる(;Д;)(;Д;)

大暴れしたあと、志穂美悦子さん、柄本明さんの2人以外はみんな死んでしまう。

朝方、2人で道路を歩きながら柄本明さんがこう言うんだよ。

【全部、わたし1人でやった事にしておきましょう】

実際そんな事は出来ないだろうけど、

これはエンターテインメント映画です。

エンディングでは志穂美悦子さんはまたシスターに戻って幸せな暮らしをしていました。

ついこの前、WOWOWで放送していたので何十年ぶりかに観れました

今日も最後まで読んで下さって感謝～♡

またね(✿˘艸˘✿)