社会は、すっかりお盆休みなのか、

今日は、電車も街中も、

どことなく空いているように感じました。

私も、業務の上では、

明日から休みなのですが、

明日は、事業所のたこ焼きパーティー。

おそらく、200個近くのたこ焼きを焼くことになるでしょう。

アイスクリームも作る、ということで、

今日の午後は、その食材の買い出しに行きました。

今の事業所に入って、もうすぐ一年。

友人に導かれて、今の場所にたどり着きました。

その友人は、今は外国にいるのですが、

電話で何気なく話したことが、

今の生活をなんとか成り立たせているのも、

とても不思議な気がします。

前の作業所も、友人の導きで入所することになったし、

人生の節目で、人に導かれることがよくあります。

それは、まるで「運命」に導かれるように。

人の営みとは、その連想だと思います。

今こうしている間にも、

私は、ある方向に向かって動いているのです。

それが、良い方向なのか、

もしかしたら、破滅への序章なのか。

それは、分かりません。

それが「運命」なのです。

もちろん、今の道は、自分の意思で選び、

自分の意思で動いているのですが、

そもそも、なりたくて病気になった訳ではありません。

そして、病気にならなければ、

今の生活や今の出会いはなかったのです。

もちろん、私が想いを寄せる相手との出会いも

なかったでしょう。

ただ、今の環境が良い方向に向かう道なのかは、

全く分かりません。

ある人とも、今のまま離れることになるかもしれません。

一年後には、私は存在しないかもしれません。

向かう方向は分からなくても、

どこかへ向かってまっすぐ進んでいることは、

強く感じるのです。

それでも、結果を恐れてはいけません。

「運命」の巨大な渦の中で、

自分の為すべきことは、

していかなければならないのです。

それが、人の営み。

限られた時間、限られた空間の中で、

精一杯、最後の瞬間まで生き抜くこと。

それが、一人一人が与えられた

使命のようなことだと思っています。

もし、先が分かったとしたら、

それでいいのか、

分からない方がいいのか。

私は、分からない方がいいと思うのです。

この先どうなろうとも、

終わりの時が来たとしても、

それは分からない方がいいのです。

悩みながら、つらいことがありながら、

それでも生きていく。

だから、楽しいのでしょうね。

「運命」の糸が、どこにつながるにしても。

こうしている瞬間も、

どこかへ向かって動いています。

それは、止められないこと。

止めてはならないこと。

先に進むのに、恐れや痛みは必ず付いてくる。

それも「運命」の一部です。

それに耐えられるのか、

常を試されている。

その連続なのです。

あまり難しく考える必要はない。

それだけです。

では、皆さんも良いお盆休みを

お過ごし下さい。

小木曾より
{47EFAE04-D99E-445E-8BAB-2D22C1B3E640}