パリに住む日本人に
とても有名なソー公園。
なぜ有名かというと…
八重桜
もうそれはそれは広い公園で
3年前、桜の時期にT君と来てみたものの
どこに桜が?
桜はどこに?
あまりに広くて
エリアごとに雰囲気も違う造りなので
入り口を間違えると
あっさり迷子になる仕組み
3年前も
桜なんてどこにもないじゃん!
あっちか?いやこっちか?
とウロウロしても移動距離が遠すぎる…
あまりに広くてしかも初めて行った公園で
うっかり遭難するところだったわ…
さて、3年前は
なんとか桜を見つけたものの三分咲き。
しかも寒いし人はいないし
やっぱり咲いている時じゃないとねー
と。それから一度も行っていませんでした。
今回は友人からお声がけがあり
訊けばこの三連休は「桜祭り」だそうで。
行ってみれば、この賑わい
写真だと伝わりにくいのですが
ものすごい人、人、人
すごい数の八重桜の木の下に
カップルからグループまでびっしり。
日本人は3割くらいだったかなあ…
フランス人はもちろんですが
アジア人率(中国、韓国)が高かったです。
私たちは花を愛でつつ~
犬を愛でつつ~♪
飲んで食べつつ~
犬を愛でつつ~♪ いいねーいいねー
かわいいワンコたちで盛り上がり
フランスにはピクニック文化があるから
桜の時期だけじゃなくて
いつでも外の時間を楽しむよね
とフランス人と話していたのですが…
花見=日本文化=日本のイベント
というイメージがあるからなのか
コスプレ軍団がめっさ多い
座ってのんびりと眺めていたら
あっちこっちから
コスプレ軍団がわらわら~
しばらく日本の花見から遠ざかっているので
あれ、花見ってこういうものだっけ?
と一瞬思ってしまいましたが
そんなわけはない
そしてマンガのキャラクターや
何かしらのキャラクターに扮するのは
日本人ではなく欧米系の人たち。
いわゆる「日本好き」な(主に)若者
さらに、アニメのキャラクターではなく
ピンクのきもの(ふう)の物を羽織り
ラブリーなヘアスタイル
メタリックなピンクのリュック
という謎のいで立ちで
ちょっとドヤりながら歩く女子
に、びっくり。
斬新…というかどうなんだそれ?
そう、花見会場とその周辺に
きもの(ふう)姿の人があまりに多い!
浴衣姿の日本人らしき人は見ましたが
ほとんどが、何か違うきものスタイル
そして着ているのは諸外国の方々。
さらに、なぜかそこに混ざって
チマチョゴリの韓国女子たちもいる
アニメのキャラ、ゴスロリ、
きもの(ふう)、チマチョゴリ…
花見というかコスプレ祭
なんでだろう
花見は日本文化だから
外国人にとってはコミケに近いという
イメージがあるのだろうか…
いや、花見とコミケは全然違うぞ
とすればフランス式ピクニックとは
まったく違う状態の花見会場の雰囲気。
日本のお花見の公園みたいに
泥酔して大変なことになる
という人がいないのは
フランス式…といえるのかな?
まあ、桜は綺麗だったし
みんな自由に楽しんだらOKってことで