ポルトの床屋。 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

宿泊したホテルの並びに
メンズ用ヘアサロン、つまり床屋が2軒あり
いつ通っても大盛況ハサミハサミ
やっぱり新年に向けて散髪かなー
なんて話していましたが
年末だけでなく年始も大盛況ハサミハサミ

両店ともイスは3つずつでお店自体は小さく
だからなのか?は分かりませんが
子供から老人まで常に順番待ち。
場合によっては外でスタンディング待ち。
そして
ハサミ全員ほぼ同じ仕上がりハサミ

最終に通りがかった時から
並んで座る他人3人の後ろ姿が
ハサミほぼ同じことに気づきハサミ
つい足を止めて無言で観察。


後頭部と両サイドは超短髪
耳から上の辺り、上頭部が長め。
理容師さんたちは片っ端からお客さんの頭の
サイドと後ろをハサミでガンガン
ハサミ刈り込むハサミ刈り込むハサミ刈り込むハサミ
すごい刈り込みスピードだ…

そしてこのヘアスタイルは
ポルトガル男子代表、ポルトガルの英雄
クリスティアーノ・ロナウド風〜サッカー
ちなみに2軒とも全く同じ光景、
流行っているのか?
まあ確かにポルトガル男子の
濃いめの顔立ちに似合うけど。

通るたびに見ているうちにT君が
これさあ、座ったら自動的に
ロナウドヘアになる仕組みっぽくない?
たまーに違うオーダーしたら?
え、嘘でしょ?またまたー!って言って
強制的にロナウドヘアにしちゃうとかさ
てことは、言葉通じなくても大丈夫だよね
←忙しくてヘアサロンへ行けていない
…行ってみて
え、やだ絶対やだ
実験実験
絶対やだむかっ

かつて在ソウル時代に
ファッション誌数誌に出たT君。
あるとき某誌で
ちょっとしたアレンジで韓流ヘアにされ韓国
そのまま会社に戻り女性社員に大好評
そのまま自宅に戻り妻が大爆笑笑い泣き笑い泣き笑い泣き
すごーい、これどうなってるの?
頭の全ての角度から写真を撮り
ここのとここうしたら韓流になるんだ!
…もう洗っていいですか?
なんていう苦い経験あり。

あれはカットじゃなくてアレンジだったから
洗えば日本男子に元通りクラッカーだったけれど
ハサミもし刈り込んじゃったら…
そう簡単には元に戻らないねえ。

で、後日。市庁舎近くを歩いていたら
あ!このイスかっこいい!
昔ながらの床屋さん、確かにかっこいい!
白いユニフォーム姿の
理髪師のおじいちゃんが1人、奥に座っていて
ハサミヘアカットするからこっちこい
とT君に向かってジェスチャー。
ううん、大丈夫
とT君が首を振ると
ハサミおー!なんてこと!
と頭を抱える何とも楽しいおじいちゃん。
これもご縁だから切ってもらえば?
いやー、おじいちゃんもイスも魅力的だけど、止めとくわ汗
あら残念

おじいちゃんの肖像画まで飾ってあって
なかなか歴史を感じるお店だったけれど
やっぱりあのスタイルになるのかしら
いや、もっと素敵ヘアにしてくれそう
あー、やっぱり切ってもらえばよかった…
(T君が)


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