私の外国生活のスタートは
びっくり人間がいっぱいいる
韓国・ソウル
だったので、何か起きても
多少の免疫はついている
と思います。
ソウルとパリはびっくり人間の種類が違うけど…
先日、近所を歩いていると
向かい側の通りにある美容室で
…あれ?
なんだろう、なにか気になるような…
で、足を止めてもう一度見てみると
ヘアカット中のお客さん
そのカットをする美容師さんの頭には
大量のアルミホイル
えーと、これはつまり…
お客さんをカットしながら
美容師さんもカラー中
…ってこと?
なるほどエコだね、時短だよね
あれ、でもそれって
アルミホイル外すタイミングは?
あ、他の美容師に交代するのかな。
なるほどなるほどー
と、歩き出してからふと気づく。
…え、いいんだっけ、これって?
この接客スタイル、
フランスではありえるけど
日本ではありえないよね?
この海外あるあるの光景に
慣れてきているのか自分?!
いや、足を止めたんだから
まだ大丈夫、きっと大丈夫
スーパーの店員が
お菓子を食べながらレジする
そして時には
お菓子を食べ終わるまで待つ
マルシェの八百屋で
タバコ吸いながら店番
そしてそのタバコの手のまま
私の野菜をお会計する
ときにはリンゴをかじりながら
私の野菜をお会計する
どういうお店でも店員が
吸っていたタバコを置いて…
とか
食べていたものを置いて…
とか
飲んでいたものを置いて…
とかはよく見る光景。
※もちろんそうじゃない人もたくさんいます
最初の頃は
え、その手のまま接客?
と思ったけれど、今やもう
諦めたよねー
あまりによくあることだから。
で、これは韓国でも当然あって
特に食べているものが赤いから
気を付けてね、つけないでね
とこちらがちょっとひやっとします。
そもそも洋服が並んでいる真ん中で
あぐいらかいて食べているのが
真っ赤なスープにんにくましまし
色やニオイが売り物に付く、なんて
考えるわけないでしょー
だよね
5年弱のソウル生活ののち
10か月の東京生活
現場復帰で仕事もしたから
日本的な感覚はばっちり
と思っていたのですが
いや多分、今でもそのはずですが
本日も空腹に耐えきれず1人ラーメンして
何一つフランスナイズされていませんが
日常的にどこを見ても
フリースタイルがふつう
人のことは気にしない
我が道をゴーゴー
という国で暮らしていると
大和魂のバランス感覚が…
何が正しいのかわからなくなる時が…
人によるし場所によるし店によるけれど
外国生活、郷に入らばなこともあるし
正解ってなにー?
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