先日、CDGから自宅へ帰る際に
Uberではなく普通のタクシーを使いました
Uberだと住所は予め登録してあるので
運転手さんに伝える必要はありませんが
普通のタクシーの場合はもちろん
行き先を伝えなければいけません
さて、行き先(自宅)を伝え
運転手さんがナビに住所を入れて
●●通りの●●ね
はい、そーです
空港からのタクシー料金は決まっていて
左岸にある我が家までは55ユーロ。
メーターが55に設定されて発車〜
しばらくすると左側の車線が一気に空き
左、見てごらん
と運転手さん。
お?!
ポリスに先導された黒塗りが、ぶーん。
翌日の式典のために
各国要人がパリ入りしていたタイミングで
どこかの国旗がパタパタ。
どこぞの国の偉い方が通っていきました。
そんなこんなで、うちが近づいてきたので
そろそろかなー
と外を見ていたら…
曲がると思った道をタクシーがスルー
あれ?なんでここで曲がらないんだろう?
あれれ??
タクシーは順調にアパートから離れていく!
慌ててナビを見たら
全然違う方向に到着点が!
でもナビの住所は私が伝えた通り…つまり
私、うちの住所間違えて伝えた?!
急いでスマホに登録してある
うちの住所を見ると
数字が1つ違ってた
がびん
「50番地」を「51番地」とか
「100番地」を「101番地」みたいな
下一桁を1つ間違えていたのです!
引越して5ヶ月、なぜ間違えたわたし!
走行中のタクシーで
運転手さんの肩越しに前のめりで
すいません、間違えました!
え?
反対側、あっちなんです!
え、あっち?
●●(番地)ではなく●●だったんです!
あ、そうか、OK
すいませんー!
いいよいいよ、大丈夫!
運転手さん、ハンドルをきゅっとUターン、
数字1つ違うと全然違うんだよね
ですねー
これがパリだよ
タクシーは無事にうちの前に着き
とても親切だった運転手さんは
おもーい荷物を入り口中まで運んでくれて
軽やかに去って行きました
いい人でよかった〜 ありがとう!
さて、これがパリだよと彼が言った
番地の数字が1つ違うことの誤差とは?
日本だと大体、番地は横並びですよね。
50番 51番 52番… みたいな。
しかしパリでは
日本とは並び方の法則が違いまして
例えば、おなじみの「アンジェリーナ」
では「リヴォリ通り 227」はどこかというと
そして「リヴォリ通り 229」が
つまり、奇数並び偶数並びなのですが
それが向かい合わせというわけでもなく
かなり離れているのです。
ややこしいわー
これが公園や博物館、美術館など
広い場所を挟んでしまうと
さらに離れてしまう〜
いやー、聞いたことはあったけれど
実際に間違えるとびっくりするわー
今回は景色を見ながらあ、違う
と気づいたけれど
初めていく場所だったら気づかないなあ。
パリに住んでもうすぐ3年、今さらだけど
絶対、番地を間違えないようにせねば!
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