キケン!ちょっとの間違いが大きな間違いに。 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

先日、CDGから自宅へ帰る際に
Uberではなく普通のタクシーを使いました車

Uberだと住所は予め登録してあるので
運転手さんに伝える必要はありませんが
普通のタクシーの場合はもちろん
行き先を伝えなければいけません

さて、行き先(自宅)を伝え
運転手さんがナビに住所を入れて
フランス●●通りの●●ね
はい、そーです
空港からのタクシー料金は決まっていて
左岸にある我が家までは55ユーロ。
メーターが55に設定されて車発車〜

しばらくすると左側の車線が一気に空き
フランス左、見てごらん
と運転手さん。
お?!
ポリスに先導された黒塗りが、ぶーん。
翌日の式典のために
各国要人がパリ入りしていたタイミングで
どこかの国旗がパタパタ。
どこぞの国の偉い方が通っていきました。


そんなこんなで、うちが近づいてきたので
そろそろかなー
と外を見ていたら… 
曲がると思った道をタクシーがスルーDASH!
あれ?なんでここで曲がらないんだろう?
あれれ??
タクシーは順調にアパートから離れていく!
慌ててナビを見たら
叫び全然違う方向に到着点が!
でもナビの住所は私が伝えた通り…つまり
叫び私、うちの住所間違えて伝えた?!
急いでスマホに登録してある
うちの住所を見ると

数字が1つ違ってた

ドクロがびん

「50番地」を「51番地」とか
「100番地」を「101番地」みたいな
下一桁を1つ間違えていたのです!
引越して5ヶ月、なぜ間違えたわたし!

走行中のタクシーで
運転手さんの肩越しに前のめりで
すいません、間違えました!
フランスえ?
反対側、あっちなんです!
フランスえ、あっち?
●●(番地)ではなく●●だったんです!
フランスあ、そうか、OK
すいませんー!
フランスいいよいいよ、大丈夫!
運転手さん、ハンドルをきゅっとUターン、
フランス数字1つ違うと全然違うんだよね
ですねー
フランスこれがパリだよ

タクシーは無事にうちの前に着き
とても親切だった運転手さんは
おもーい荷物を入り口中まで運んでくれて
パー軽やかに去って行きました
いい人でよかった〜 ありがとう!

さて、これがパリだよフランスと彼が言った
番地の数字が1つ違うことの誤差とは?

日本だと大体、番地は横並びですよね。
郵便局50番 ATM51番 学校52番… みたいな。

しかしパリでは
日本とは並び方の法則が違いまして
例えば、おなじみの「アンジェリーナ」
住所は「リヴォリ通り 226」

では「リヴォリ通り 227」はどこかというと
ぜんぜん、お隣ではないのです。

ついでに「リヴォリ通り 228」
アンジェリーナ、226番のお隣。

そして「リヴォリ通り 229」
さきほどの227番の隣…
つまり、奇数並び偶数並びなのですが
それが向かい合わせというわけでもなく
かなり離れているのです。
ドクロややこしいわー

これが公園や博物館、美術館など
広い場所を挟んでしまうと
パーさらに離れてしまう〜

いやー、聞いたことはあったけれど
実際に間違えるとびっくりするわー汗
今回は景色を見ながらひらめき電球あ、違う
と気づいたけれど
初めていく場所だったら気づかないなあ。
パリに住んでもうすぐ3年、今さらだけど
絶対、番地を間違えないようにせねば!


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