もう１つの問題、の前に
窓問題が勃発したので
それを先に。
あーもーやっぱりこんなことにー本日、窓の採寸をするため
「朝10時にいきます」
という不動産屋からの連絡で
9時55分から新居で待機だって日本人だから。
１０時。
ま、来ないよね１０時１０分
そろそろかなー１０時２０分
もう来るよね？１０時２５分、到着。
予想通り。むしろ彼らにとっては
10時台に来たから時間通り。
もちろん彼らも
「遅くなりました」とは言わない。
不動産屋のムシューとは
アパート見学した時以来、お久しぶり。
（ちなみにムシューは英語ができる）
業者のムシューと2人で
家に入って来たのだけど
あ、くつ…まあいいや、土足でどうぞ。
どうせこれから引越しだし
業者の人、履き替え嫌がるし。
（私はもちろんスリッパ着用）
業者ムシュー、
ときどき不動産屋ムシューに
なにやら話をしながら採寸は進む。
すると…
マダームはいはいこの枠を外して採寸したいので、後日来てもでもいいですか？ え？来週引越しなんですけど…来週以降でも構いませんよはあ…なんだか意味が分からないけど
えーまた後日ぅ？というのが顔に出たのか何なのか
彼らの間で何やら再び話が進み
マダムが後日来てほしくないなら今日していきます！！
…はあ今日できるなら今日やれよ
彼も非ネイティブなせいか
英語の言い方がものすごくストレート。
まあ、後日来て欲しくないのは当たり
すると、またあれこれ見た後に
この窓、今からオーダーして出来上がるのが１２月です…は？１２月？
１２月？これ特別サイズなので特注なんですよねー…別に私は構いませんがあれ、英語の聞き違い？
でも確かに彼らも
「６月に頼んで１２月」って
フランス語でも話してる…
別にいいけど、大丈夫なのか？
その間、何かしら不備がある窓で
半年過ごして平気なのか？
また採寸が始まってから
不動産屋ムシューに改めて
…６カ月待ちですか？いえいえ！６週間ですよ！…ですよね？６カ月なんて長すぎだ！あははははは…あなたさっき
１２月って言ったよね？
不動産屋ムシュー、すごく親切そうなのに
私と彼との英語が
全然噛み合わないのはなぜだ？
むしろ、超カタコトでもフランス語の方が
通じたりするのだろうか？？
さらに…
マダム、窓枠にかませる、なにか工具はありませんか？え？工具？いやーそれはないなー。
まだ引越し前だしさー。
業者なのに持ってないのかしら？
ナイフのようなものとか…というので３人でキッチンへ。
すでにうちの物を入れた
キッチンツールの引き出しを見せると
あ、これいけるかも！と業者ムシューが選んだのは
お好み焼き用のヘラ！
絶対ムリでしょう？！
で、彼は窓枠の間にヘラを入れ
ガンガン押した結果、
無理だなーそうだろうよ
そして彼は車まで戻り
工具をもって戻って来て
窓枠をトンカチと何かで
ゴンゴン！
ゴンゴン！！
バッキバキ！
…そんな作業に
お好み焼きのヘラを
使おうとしたアナタって…
なぜ最初から
取りに行かなかった？？
結局、当然壁はボロボロと落ち
すいませんね大丈夫ですよー（というしかない）
あらあら。
そして、このバッキバキのまま
大丈夫なんだよね？この状態で、窓が届くまで６週間。
工事期間はどのくらい？と不動産屋ムシューに訊くと
ああ、それはすぐに済むよと言っていたけれど
業者ムシューとの会話を聞いていたら
１日では済まないようだったので
もう聞かないことにした…そう、フランスでは
予定はあくまで予定だし
時には無かったことになるし
しかもそんな、７月なんて
あ、バカンスシーズン突入期。
ムリだなま、もう雨漏りが酷くなければ
それでいいとしよう。
雨漏りが酷かったら文句言おう。
たかがこの１時間弱のやりとりで
疲労困憊パリ市民への道、険しいわー
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