舌打ちする女。 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

パリのメトロ地下鉄
自動で開くドアもありますが
ハンドルを回すか、押しボタン式のドアも
まだまだ現役…っていうか
そっちの方が多い

乗る人、または降りる人がドアを開けるので
乗降がない場合はドアが開かないことも。
たまに乗客でドアの前に立っている人が
降りる人が居る気配を感じて
グッド!ボタンを押してあげてあげることもアリ


先日、乗る時間が短かったので
座らずにドア付近に立っていたら
地下鉄某駅でメトロ停車〜
車内からは誰も降りる気配なし。
ホームには小さいスーツケースを手にした
女性が立っていましたが…
ネコ
ドアを開けようとしない。
乗らないのかな?
ちなみに私が立っていたのは
ドアを開くボタンが付いていない側で
ボタンが付いている側には女子2人フランス
ネコ…←眉間にしわ寄せて仁王立ち
乗らないの?
早く開かないと発車しちゃうけど?
と思っていたら
ようやく仁王さま、いや仁王立ちの彼女が
ドアを開けて乗ってきたのですが


ちっ。





いま、舌打ちしたよね?
しかもでっかい音でしたよね?

私と反対側にいた女子2人は
おしゃべりに夢中で全く無視フランス
仁王さまは眉間にしわ寄せたまま
女子たちと私の間あたりに仁王立ち。

別に私に対して
舌打ちしたわけじゃないだろうけど
なんかむかつくわー


誰かに開けて欲しかったのかしら。
いやでも、別に助け要らないよね?

そして、次の駅に到着〜
ネコ仁王さま、ドアに近づき降りる気配
ホームに人はいましたが
基本的にまず降りる人が先なので
パンダクマやぎ座ホーム側の人々、仁王さまの降り待ち

しかし、仁王さま、
再びドアを開けようとしない。

当然、彼女の後ろにも降りたい人が続々。
ホーム側の人がボタンを押さないので
仁王さまは

ちっ。

と大きな舌打ちをしながらボタンを押し
すっげー不機嫌な顔をして降りて行った…





確かに、ドアを開けるボタンて
硬くて押しにくい上に、1000%汚いドクロ
だから押したくない気持ちはわかるけど


なんであなたのために
誰かがボタン押さなきゃいけないわけ?
乗りたきゃ押せ!
降りたきゃ押せ!!
押さないならメトロに乗るなーっ!!!


何さまのつもりじゃいっむかっ
と、不機嫌な顔をしてホームを歩く彼女を
車内から睨みながら思ったワタクシ。


気に入らなかったりうまくいかないと
外国人は日本人より気軽に舌打ちするので
韓国でもときどき舌打ちにむかついて

ちちちちちっ…ふっ、3倍以上返したった

と、ムダに舌打ち返ししていました。
今はしないけど聞こえてくると気分は悪い。
慣れない文化です汗



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