まず向かったのはBHV。
BHV、私が来た頃は日本人に
「パリのハンズ」と呼ばれている
が触れ込み(?)だったけれど
今もそうなのかな?
日曜も営業になって大変便利です。
最寄りのパリ市庁舎。
着いたとたんに街頭が灯りました。
瞬間を初めて見たのでちょっと嬉しい
同時に市庁舎にも点灯。
ん?
あの人々の背景にも一斉に光が。
すっげー存在感…と、ときどき思う。
さて、めざすはBHVの
「カスタマーサービス」または
「インフォメーション」。
店内に入るとすぐ目の前に…
あ!
〝インフォメーション〟がある
今までまったく気にしたことなかったけど
やっぱりあるんだー、あるよねーあるある
私がカードを作ったのは
どこだったか、お店のお会計の時で
ポイントカード作ってあげるわよー
わーい、お願いしまーす
ってな具合だったので、今回、
インフォがどこにあるか初めて知ったのです。
そーっと近づき
前にいる人を待ち…
さ、私の番だわ!今こそ歌おう言おう!
ボンジュール
ボンジュール、どうしました?
私、なくしちゃったんです、カード…
CART DE FEDELITEが出てこない
…I lost my card.
ああ、またしてもつい
咄嗟のひと言英会話
そして「カードを失くした」といえば
当然の如くこちらが言う前に
ああ、作り直ししますか?
はいっ!!
ブルーのカードですか?
はいっ!!!
(オレンジのカードはクレジット機能付き)
お姉さん、新しいカードを取り出し
PCをカチャカチャ…
あ、私のIDカード必要ですか?←英語
ああ、お願いします^^
待つこと、1分。
はい、どうぞ^^
…メルシーボークー!
あんなに迷っていたのに
一瞬でできたじゃないかー
↑特に私は何もしていない
弾む足取りで先行セールでちょっと買い物。
そりゃそうだよねえ。
ポイントカードなくしました、まで言えば
「はいはい、再発行ね」って流れになるよね。
まあ今日はそれ以上何も訊かれないで
よかったー
そして翌日。今度は「プランタン」へ。
ここは完全にデパートなので
1階の免税手続きの横には
カスタマーサービスがしっかりと存在
(これも知らなかった)
とりあえず、並ぶ。
←別件でプランタンにいたT君も一緒
各国のお客さんが介しているエリアなので
これは一体、どういうことよ!
と怒鳴るどこぞの国の女性とかいて
目が離せない…
で、私の順番が来たので奥の席へ。
なぜかこのときは普通にフランス語で
ポイントカードを失くしてしまったんです、
作り直ししたいんですが…
スラスラっと出てきた、ほっ。
が、しかし!
普通に言葉が通じると、その後、
一気に高度な外国語が返ってくる
ちょっと強そうな女性が超早口で
このカードですね、はい、お待ちください
と、ここまでは大丈夫。
何となく彼女から圧を感じたので
あ、IDカードはこれです
と、さっさとIDカードを渡す。
その後、新しいカードに何か打ちつつ
………カチャカチャカチャ
…時間かかってる?
実はプランタンのカードは
他のポイントカードと違い
作るときに在住証明が必要で
顧客コーナーみたいな所で申し込みしたので
もしかしたらここで再発行できない?
と、ちょっとドキドキ。すると・・・
ペラペラペラペラペラ~ペラペラペラっ!
…
なんて?
超絶速すぎてなんて言ってるかわからん
はい?
ペラペラペラペラペラ~ペラペラペラっ!
…うーむ
分かるところだけ聞いていたら
どこぞに確認取ってからじゃないと、
どうやらここでは渡せない、とかで
こちらの方から郵送しますから、と?
あなたの住所を言ってください
え、住所?
そう、パリの。
私が答えると
彼女はPC画面でそれを確認して
取り出していた新しいカードを…
あ、しまっちゃった。
じー・・・(しまったカードを見る)
ペラペラペラー
送ってくるってことでいいんだよね?
で、せめて私、英語で訊けばよかったのに
あっちからこっちへ手を動かしながら
ポスト?ポスタル?
だから、ペラペラペラー
再び手をびゅーんと動かして
ポストに投函する仕草をしながら
ポストに?ポストー?
…出川ばり
とにかく私の確認はしてもらい
カードは今日はもらえないらしく
かといって
「別の場所へ行け」とか
「これは作れないからダメ」
という指示も無かったから、総称して…
きっと後日送られてくるんだわ♪
ザ・前向き。
こういう時、フランス語で話が進んでいると
途中から英語にするとか
スマホで単語を打ってもらうとか
全く発想に出てこないって
場の空気ってやつだろうか・・・
カタコトでも話せてしまうとそのまま進む、
まさに外国(語)あるある
よく、外国人が「日本語わかりません」
ととっても上手に言うと
なんだー、日本語上手じゃん
と思ってしまうけれど
逆のパターンで私も
韓国語わかりません
フランス語わかりません
というのを繰り返していたら
他の言葉はできなくても
その言葉だけすごく上手になった
結果、相手が
「なーんだ、うまいじゃん」
と勘違いしてしまう、というのを
7年間の外国生活で
身をもって知りました…
それにしても
自分の韓国語の3年目の状態と
恐ろしく差を感じる3年目のフランス語
とにかくカードについては
いつまでたっても来なかったら
また来ればいいや。
その時は英語を使おう…
そして本日はラファイエットカードを
再発行しに行ってまいります。
2018年もがんばるぞー。