セーヌ川には船がいっぱい
観光船はもちろん、大きな貨物船や
グループでのレンタルクルーズ
Polliceのボートもよく見かけるし。
あ!すごいスピードで来た!と
動画を撮ったら、急旋回したコレ↓
ポンピエ、消防のボートですね。
あまりに急に旋回したので友達が
「え、アトラクション?」と言う声が入っていますw
そしてセーヌ川といえば
この、ずーっと停泊している船。
何か所か決まった場所に並んでいて
れっきとした「家」なんですよね。
ちなみに「Peniche」ペニッシュ、というそうな。
先日、お昼を食べたお店で
イタリア出身というホール担当の女子とちょっと話した時のこと。
彼女が流ちょうなフランス語で(彼女は英語も上手だった)
私は2区に住んでいるの
あら、それはいいね
セーヌ川なの
…セーヌ川??
セーヌ川にあるボート、わかる?
わたしはボートに住んでいるの
え、ボート??
そうなの^^
私も人といたし、彼女は仕事中だったし
すっごくいいところで、会話終了
ああ、たどたどしくフラ語使わずに
英語でもっとつこめばよかった…
そういえば、日本に住む友達も
テレビで「セーヌ川の船で暮らす人
というのをテレビで観た~と
以前、言っていたなー
それで、住む予定は皆無だけど
ちょっと調べてみたのです
場所代とか…
船は自前として、場所代は?
→「停船料」というのがかかるそう。
これはアムステルダムでも聞いたし
多分、どこでも水上では同じだろうな。
→決められた停船エリアがあって
その環境や地域の家賃に合わせて
停船料の金額はピンキリ。
(居住用、商業用でも金額が違う)
やっぱり船にも「いけてるエリア」
っていうのがあるのねー
この船、動かせるの?
→家と同じように保険をかけていて
10年に1度、船底の掃除が義務。
もちろん動かせるので
そのまま旅行へGO!が可能。
ふーん、なるほどねー
↑住まないくせに
水道や電気ガスなどのライフラインは
停泊エリアによって引き方が異なるけれど
ネットも同じく、ちゃんと確保できるそうな。
郵便物もちゃんと届くらしいし。
しかも、船は意外と広い!
1階を生活用、2階をバルコニーとして
200㎡はあるそうなのでそりゃ広い。
ただ、メンテ代はかなりかかるので
「アパートより安いっしょ?」
と気軽な気持ちで始めると大変らしい
と、いいつつ憧れる人が多すぎて
停泊場所が空くのを待つ人が
300~400人いるというので
船暮らしは夢のまた夢ってことですね。
私のあこがれは
私ルーブル美術館に住んでいます(本当に住んでいる人がいる)
というセリフですが
私セーヌ川のボートに住んでいます
っていうのは、パリではイケているらしい。
ホテルのように
宿泊できるボートもあるので
体験してみたい方はぜひ