フジコヘミングさん@Oratoire du Louvre | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

3月のはじめに
フジコヘミングさんのコンサートへ行きました
場所は1区のOratoire du Louvre。
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プロテスタントの教会だそう。
時々、コンサートが行われるようです。

自由席だったのでうろうろしながら…
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通路側が空いたので、そこに着席。

コンサートは、まずカルテットの演奏。
久しぶりに聴く生の弦楽器に感激
音はどうかなと思っていましたが
ドーム型の天井にうまく反響していました。

そしてフジコヘミングさん登場。
「別れの曲」はちょっと意外でしたが
「革命のエチュード」に、なんというか
ピアニスト魂を感じました。
でもやはり
静かな客席の空気がざわめいたのが
「ラ・カンパネラ」で。
次はなんだろう?
という曲順を考えずに
全部フラットな状態で聴いていたのですが
明らかに、あれだけは違うのが
私みたいなものにも分かりました。
完全に自分のものにしている、という感じ。
これがあの…
と聴く側にもスイッチが入りました。

アンコールはドビュッシー「月の光」
昔、発表会で弾いたなー、懐かしいクローバー
もう指動かないだろうなあドクロ

その後、カルテットとピアノのコンチェルト。
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約2時間15分、堪能しました

4月から日本ツアーだそうです。
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まさに、84歳の魂の響き。
パリで聴くことができてよかった。

 
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