先日、ポストに通知が入っていました。
差出人はガス&電気会社。
なになに？⚫︎月⚫︎日 ⚫︎時〜⚫︎時の間に検針へ伺います
…
うーむ…思い起こせば半年前。
同じく検針の通知が来たのだけれど
その時間に用事があって不在にしたら
ドアに紙が貼られていて…
自分で書いて郵便かFAXで送ってね
えー、郵送かFAX？用紙の空白の部分に数値を書くらしい。
ぶつぶついいながらメーターをチェック。
ガスメーターの数値はすぐ分かったけれど
電気のメーターはボタンを押すと色々出てきて
何がどれやらさっぱりわからない上、
書くべき空白欄も2つあり
もう何が何やら分からず難儀
結局、友人の仏人夫に訊いて解決したけれど
昨日今日フランス生活を始めた日本人に
に「深夜電気契約しているメーターの数値」
なんてわかるはずがない。
深夜電気契約自体しているかもわかるはずない。
うちには固定電話もFAXもないので
郵送でメーターの数値を送付。
かなりアナログなやり方だよねと在仏歴が長い友人に言ったら
フランスでは、未だにメジャーな方法だとか。
時は流れて半年後
↑件の紙がドアに貼られていたわけです。
あー、明日のこの時間、不在だわーきっと不在にすると分かっている時点で
何かしら打つべき手があるのだろうけど
フラ語の分厚い壁によりあっさり断念
まあ、なるようになるでしょう〜
翌日。
外出から戻ると、ドアに新たな紙が…
不在だったので
明日の8時〜13時の間に再訪します
…8時〜13時
範囲、ながっ。
でも、以前アパートの室内チェックの約束も
11時〜15時の間
と言われたな。あれも長かった。
そしてこの時は
後から文句言われたら嫌だったので
一歩たりとも家から出ず
15時を過ぎても待ち続け
16時… 17時… 18時…
結局、来なかった。
その後も何の連絡もなし。
ガス屋も嫌な予感…で、再訪の紙をよーく読んだら
メーターをチェックして空欄に書き込み
ドアに貼っておけばOKです
と、書いてあるではないですか
おー、進化しておる！
これなら郵送もいらないしね。
メーターをチェックして書き込み
ドアにペタっ
…と、貼ったものの
この日わたしは風邪で一日中寝ていたので
結果的に在宅していたのですが
ピンポン鳴らないなーまだかなまだかなーまだかな…結局、来なかった。
夕方、一応ドアをチェックしたら
紙はそのまま貼られている…
なぜ来なかった？
まあ、なんとなく来ない予感はあった。
翌日から3日間ほど家を空けたので
念のためそのまま貼っておいたけれど
帰宅してみたら、テープが剥がれて落ち
玄関マットと廊下の床に挟まっていた
来た様子、皆無。
ちょっと調べてみたら
ガスや電気メーターの検針は半年に一度なので
不在で確認が取れない場合は
計測係はとりあえず適当な数値を書き
次回の検針で数値を調整する…
とかいうパターンが多いらしい。
それは構わないけれど
初めから来るつもりがないなら
⚫︎〜⚫︎時に行きます
とか、書くなよ
ドアに貼り付けておいても来ないなら
封書かFAX送信のやり方に戻せ
っていうか、、仕事だよね？
っていうか、、連絡しろよ。
以前の室内チェックといい
今回のメーターチェックといい
今日は行かれない〜なんて連絡は
もちろん一切来ません。
ついでにその後も無反応。
多分、両者とも依頼主に
「嘘報告」をしているに違いない
室内チェックに来なかったデザイン事務所は
室内なにも問題なしですと上に報告しただろうし、検針だって
ま、こんなもんかと適当に書いて会社に提出しているはず。
もう知らんー。「フランス人は嘘をつく」
「しかもわかりやすい嘘」
って言うのは私も経験があるし
周りからも、よく聞きます。
体調が悪かったから（だったら連絡しろ）
車が故障したから（だったら連絡しろ）
連絡したけれどあなたが応答しなかった（履歴はないですがいつ連絡くれたわけ？）
…あーもーめんどくさいなー
私は重要な案件ではなかったけれど
フランス人は嘘つくかならなあと日本人会社員がぶつぶつ言っているのは
業務上大丈夫なのか？
最後は帳尻あわせてくるの？と訊いてみたら
合わせて来ないから困るんだよね…それは困るわ、とってもしれっと嘘をつくけれど
それも文化だと思うしかないだろうなあ…
私がフラ語が堪能になっても
謝らせることなんて到底無理だわ。
※勿論フランス人にもよります
