どうしても行く勇気が出ない場所。 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

韓国生活も、あと4日。

あれも食べた
これも買ったカバン
あそこも行ったバス

気になっていた喫茶店もコーヒー
軍事境界線も爆弾

「危ない」と言われる場所以外、
微妙に怪しい
くらいなら結構平気で行きました


最後まで扉を開けられなかった店、
それは


ローカルな美容室おとめ座
{6DCD8124-1710-46BB-BC71-9F90031EEF53:01}
미용실 ミヨンシル→美容室。

勇気が1000%くらい必要な外観…


右側の赤い看板には

헤어아트 ヘオアトゥ→ヘアアート



ヘアアートって、なに?

多分、この古いビルの153号室に
美容室があって
ヘアにアート を施してくれる…

叫びちょっとムリかも。

もちろん、近代的?なヘアサロン
はたくさんありますが
今でもこういう

美容室

と書かれたお店も現役バリバリアップ

以前、通りがかった美容室では

クルクルパーマ中のおばちゃんが合格
巨大な椅子にどーん!と座って
投げ出した足にお店の人が
せっせとネイルカラーあせる
しかも片足は
水を張ったタライに突っ込む…

1人のおばちゃんに
3人の店員 @ ビルの地下の美容室


ソウル市民の最終着点はあそこか…


と、勘違いしながら
釘付けになりましたが
やはり私には座る勇気はなかった汗

レトロな美容室では美容師さんが
場末のスナックのママ風やブーケ1
ヤンキー上がりのファッションタバコ
だったりして
カットは後ろの髪を


ただまっすぐ切るだけ


みたいな様子も見たことがあって


あれでいいんだ…


と思ったことも、多々。


かつて友人が
ローカルな美容室へ行って
それだけでもチャレンジャーなのに

パーマにチャレンジ

した結果、

アフリカンスタイルもどき

になり、すごすぎて
逆に誰も突っ込めなかった、という
一件もありました

彼女は
私は現地に溶け込みたいの
だから日系美容室には行かないわ

と声高に叫んでいたけれど

おばちゃんパーマですらない
アフリカンスタイルもどきは
現地(韓国)に溶け込めていない

のが現実という惨事…

結局、家族からの強い勧めで
日系美容室で直してもらっていました。


でも実際、韓国おばちゃんの
あのパーマスタイルは
ああいう美容室から生まれています

いつか…
いつか私がすべての悟りを開き
大きな一歩を踏み出したくなったら

あの扉を開く…開かないな。


クローバー本日のあの日あのときクローバー
※設定変更により一部写真が見えません

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