久しぶりに高速ターミナルへ行ったので
地下商店街をのぞいてみたら
おぉぉ
綺麗になっていた
あの待ち合わせスポットも…
絶賛、仕上げ中ってとこですかね。
まだ営業はしていませんが、
地下通路としては通ることができます
綺麗になっても入る店は変わらないから
雰囲気はそのままだろうけど
空調など不評だったところを改善したらしいので
快適さに期待しましょう＾＾
さて。
その高速ターミナルにある
「新世界百貨店」で買い物をして
外へ出たら…
「あの、ちょっと…」
突然、おばさんが駆け寄ってきた。
パーマや花柄姿ではない、
若めの韓国のおばさん
「はい？」
「これ、ここで買ったの？」
と、おばさん、
家人が提げていた紙袋を指す
レインブーツを買ったので
大きめの袋を提げていたのです
「そうですけど…」
なんだろう、万引きGメンか？
ちゃんとお金払ったけど。（心の声）
「あのね、領収書、ある？」
「は？」
「領収書」
だから、お金はらったっちゅーねん！（心の声）
すると彼女、
右手に握っていたレシートを見せて
「領収書あったらください」
あ～…
一瞬でナゾがとけた私たち。
「レシートある？」
「確か、バッグのなかに…」
「＾＾」
笑顔で待っているおばさん。
なかなか見つからなくて
ごそごそバッグをあさる私。
「ちょっと待っててくださいね」
「はいはい＾＾」
探している様子を見ても
「あ、無いならいいわよ」
とは、決して言わずに待つおばさん。
ごそごそごそごそ…
「あった！ はい、どーぞ」
「どうもありがとう～」
彼女はひらひらと去っていきました
新世界百貨店ではときどき
レシートの合計金額にあわせて
商品券のキャッシュバックをしています
有効ショッピング期間も決まっています。
そう、彼女はその商品券GETのために
見知らぬ人を入口で呼び止めては
レシートを集めていた
片手にレシートを握っていたのを見て
「あ」と、すぐわかった私たち。
趣味で集めている人なんていないもんね。
でも。
「他人からレシートもらうってすごいね」
「しかも、出入り口でつかまえてね」
「さすがに、これは初めて体験した…」
「どうしても欲しかったんだろうねえ…」
大きい袋の人を待ってたんだろうねえ
例えば、レジで並んでいるとき
「集めているならあげるよ」
といって、前にいた人がシールをくれるとか
捨てようとしてる人からもらうとか
そういうことは日本でもありましたが…
商品券が欲しいのはわかるけれど
他人に声をかけてレシートをもらう勇気は
私には、ナイ。
あのおばさん、
商品券GETできたかな？
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