先週の土~月曜、2泊3日で
済州島へ行ってきました
3日間、とってもいいお天気でした!
写真をたくさん撮ったので
久しぶりに旅行記をUP・・・
その前に。
金浦空港へ向かうタクシーで・・・
空港集合時間は午前7時。
地下鉄だとギリギリになるので
タクシーで向かいました
「金浦空港の国内線ターミナルへ」
「済州島へ行くの?」
「おっ、分かりますか?」
「韓国語、上手だねえ」
まあ外国人なので、
ちょこっと喋ると「上手」といわれるのは
よくあること。
私は日本人街に住んでいるので
「金浦空港へ」とだけ伝えると、たいてい
「日本に帰るの?」
と聞かれますが、
今日は済州島っていわれた^^
「いえいえ。韓国語難しいです」
「どのくらい勉強しているの?」
と、ここまでもよくある会話。
しばらく基本会話を続けていたら・・・
「韓国語の発音が難しくて」
「あー、外国人がよく難しいっていうのは~」
「?」
「쌀(ッサル)だね」
「あー、そうですね^^」
「쌀!」
「・・・」
「쌀!」
「・・・쌀!」
「쌀!」
「쌀!」
「쌀!」
「쌀!」
夜明けのソウルを暴走する
一台のタクシーの中で響き渡る
「쌀!」
これを日本語に訳すと、
「米!」
「米!」
・・・。
・・・いつまで続けるんだろう。
「ははははは」
あ、おわった
すると今度は、
「でもさ、中国語の●●も難しいよね」
●●(←発音忘れた)って、なに?
「●●!」
「・・・」
「●●!」
「・・・」
初めて聞くこの中国語単語、
私にどう反応しろというのか?
「・・・上手ですね(わからんが)」
「いやいや、そんなことないけどぉ」
「あはは(とりあえず笑っとけ)」
「英語は●●●~♪」
「・・・」
(しーん)
なんだろう、なんか気まずい。
なんかいわなくちゃ。
「韓国人は英語の発音が上手な人、多いですよね^^」
ま、このくらい言っておけばいいでしょ。
「いやいや、中国人もうまいよ^^」
・・・そうなの?
「韓国人も中国人もうまいよ^^」
なんでさっきから中国中国と・・・?
もしかしてこのおじさん、
わたしのこと、
中国人だと思ってる
き、気まずい。超気まずい。
だって私は日本人
さっきのおじさんの中国単語も
なんだかさっぱりわからなかった。
あのとき、笑っておいてOKだったのか?
いやいやそれより、
今後中国についてなにかいわれたら
ワタシ、ゼンゼン、ワカリマセン
私をどんよりと包む、緊張感。
もし何か聞かれたらどうしよう・・・
そーだ
「ワタシ、ニホント、チュウゴク
ノ、ハーフデス」
これでいこう!
心の中で繰り返す。
「チョヌン イルボンハゴチュングク ハープ イエヨ^^」
(私は日本と中国のハーフです)
そしてうっかり日本語を話さないよう、
ひたすら黙り続ける、
貝作戦。
今思えば、
なぜここで私はいきなり
日中ハーフ
になろうとした・・・?
でも、貝作戦が功を奏したのか
変な緊張感が伝わったのか
おじさん、ぱったりと黙る。
と、空港が見えてきてひと安心
なのに。
焦っている私の思考は
微妙にパニック中。
ここで別れ際、
中国語を話すべきか!?
という迷いが、一瞬よぎる。
お別れの言葉なら知っている!
イチかバチか、 言うか!?
・・・再见(ツァイツェン)
もちろん、いいませんでしたけどね。
そんな私の思いを知ってか知らずか、
あれほどフレンドリーだったおじさん、
別れ際は妙にクールだったわ
まあ、そんなこんなで
空港に無事に到着しました。
次は済州島旅行記、始めます