ソウルのミニシアター「スポンジハウス」で「ソラニン」観賞 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

めでたく映画館デビュー in seoul  を果たした私。


次に興味があったのが、



ソウルのミニシアターキラキラ





その代表格ともいえるミニシアターが、ソウル市内にいくつかある




スポンジハウスイチゴケーキ





…すごい名前。

スポンジって、アンタ…。


初めて聞いたとき、つい、

「はい?」と聞き返してしまいましたよ。。。





そんな、ナゾのスポンジではありますが、

アート系、単館系、そして日本映画も結構上映している様子^^

HP もちょっとかわいらしいデザインです。




映画は大作から単館系まで大好きなワタクシ。




ソウルで、しかもアート系や単館系の日本映画が観られるとは!!




ということで、グーグル検索&HPをチェックして、

ちょうど見逃していた日本映画「ソラニン」を観に、

「スポンジハウス 光化門」へ行ってきましたかお



地下鉄1号線の3番出口を出てちょっと歩くと、

〝コリアナホテル〟があります。

そこを左に曲がり、さらに1本目を左へ。


少し歩くと、左手にありました^^


ソウル市民への道

ばばーーん☆ ソラニンのこーんな大きいスチール上げ上げ


ちょっと見えづらいですが、この下が入口、その横はカフェです。



ビル自体がアートなデザインで、

入ると、デザインチェアなどが並んでいます。

その奥に、スポンジハウスはありました☆



ソウル市民への道

まんま、いわゆる「アート系」です。

ムダなものがなく、とってもオシャレ。


入ったらすぐにカウンターがあり、

チケットもコーヒーも、そこで買えます。

奥にはカフェも併設。



ソウル市民への道

この左手に1つだけ入口が。


そう、上映スペースは1つだけニコ

なので、行ったら「●枚」といえば、タイトルなど言わずともOK(笑)。


ちなみに、「ソラニン」は11時が初回で、

朝イチ料金、4000W!約300円!

で、アイスコーヒーは3500W。


ここでも「価格破壊王国」と「プライスマジック」の名を

欲しいままにしている、ソウル(笑)。



館内にはハングルでポスターも…



ソウル市民への道

で、シアター内は80席くらいでしょうか。


メガネ系男子やアート系男子、

カフェ好きな雰囲気の女子などなど…シャボン玉

1人でふらっと来ている人が多かったです。


大体、15~20人くらいはいたでしょうか。

で、多分みんな韓国の人。



ソウル市民への道

シアター内はこんな感じ☆


天井の配管がむき出しになっているあたりが、

それっぽさを演出しております。


日本の「シネリーブル」によく似ていて、

イスもゆったりしているし、肘掛は広いし、

席は前の人とかぶらないように配置されているし…




いいじゃない…合格





さて。



予告1本のあと、画面に「アスミックエース」の文字が~





おひさしぶりーほろり





ここでは映画ブログを書いていないので、ちょっとだけ触れておきます(笑)、


浅田いにおのマンガが原作。

ソラニン以外のマンガは1つ読んだことがありますが、

毒のあることも、深いことも、絶妙なタッチで描いているので、

そういうのがどうやって映像になるのかなあ… と。



結果的には、予想以上に良くてうえ



若者、未来、音楽、夢…という、ありがちなテーマながらも、

風景や日常の映像のリアルさとか、

少しずつ心に変化が起きていく様々なエピソードも

いいテンポで進んでいきます。

2時間ちょい、けっして短くないのに、中だるみがないのはすごい。

最後まで飽きることなく、

どのシーンも、とても自然にこちらに響いてきました。



クライマックスの宮崎あおいちゃんの演奏と歌には、

これまた予想外に感動してしまい汗2



若いけれと演技巧者が多く、

どの人物も魅力的だったのも、良かったんじゃないかなあ。





で、映画が終わり、





注目のエンドロール!







立ちません! 誰も立ち上がりません!!






じっとエンディングテーマを聞きながら、

スクリーンを見つめて余韻を楽しんでいます!!!








その様子に感動むっ







ありがとう、スポンジハウス~!!


「スポンジ?」なんて思ってごめんよ~!!





淡々と映画を、個人で楽しむ人たち。

洗練された、静かな雰囲気。

ソウルのサブカルの雰囲気が味わえるかもしれません^^


いつもありがとうございます☆

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