レモンリゾットのお味は…? | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…


送別会という名の飲み会、食事会、ランチ等々がほぼ毎日続いています。

ありがたいことです。



大体は私の希望が聞かれるパターンですが、

昨日は、担当していた料理研究家の先生とのご飯だったので、

最近の先生のオススメのお店にしてもらいました。



ちょっと久しぶりに京都までニコニコ





ソウル市民への道


暴風雨…




最寄の駅までつく間に、洋服の色が変わってしまい、

錦市場で買い物しようと思っていたのに、

雨と風と寒さで断念。




冷えた体をスタバで温めつつ、合流。

いざ、お店へ。


三条にある「伊右衛門カフェ」の近くの細い道沿いにある、

シンプルでこじんまりした素敵なイタリアンです。



今日は、先生も初めてという「野菜のコース」。



前菜に、アスパラのソルベ、塩トマトとオレンジのジュレ、じゃがいものポタージュ&古代米の揚げリゾット。



甘くないソルベなんて食べたことないので、その美味しさにびっくり。

アスパラの風味がぶわーっと口に広がります。


さらに、新タマネギのブランマンジェ。



こちらも、まさかのタマネギ味! これが絶品です。

口の中でまったりと溶けていく新タマネギの甘さ。

添えてあるお野菜と一緒に、ひと口ずつ、至福のとき…

上にあしらわれたシソの実が絶妙なアクセントでした。


次に、大きな白アスパラのソテーと続き、




登場したのが、




レモンのリゾット☆





※ただいま使用中のPCとデジカメがつなげず、

「カシャ☆」が目立つので携帯で撮影できなかったので、イメージで↓




ソウル市民への道

実際には、もっと縁の広いお皿の真ん中に、もっと少なめに。

色はもう少し白っぽく、上には山椒の葉が散らしてありました。



レモンのリゾット…

昨年、オリーブオイルの勉強で、イタリアに長期滞在した先生も

「お初」

とのこと。




まず、ひと口。





ぱく。






!!!!!




ふつーに、すっぱい! 結構、限界値ギリギリまで、すっぱい!



誤解を覚悟でいうなら、一瞬、

「え、合ってる?」

という感じ。



その酸味の驚きを、山椒の葉が、きゅっと締めてくれます。

このあたりは、和洋の素晴らしい融合。



でも、食べれば食べるほど、やっぱり酸っぱい。

リゾットが、一見、クリーミーなリゾットが、

レモン果汁200%の味。


いや、おいしいんですよ。というか、気になって、

どんどん食べ進んでしまうのです。

2人とも、ひと口食べるたびに、顔見合わせて、




ふっ(笑う)。




その後、ナスとチーズをグリルしたメインをいただき、

黒糖のソルベとティラミスをいただき、

美味しくて楽しいひとときを終えました。



帰宅後、どうしても気になったので、

レモンのリゾットを検索すると、





超いっぱいある…





もしやメジャーなメニューなのでしょうか?

先生も知らなかったけど、イタリアンではよくある?

クック●ッドにも出ているみたい。



まだまだ勉強不足です…



山椒以外の組み合わせも食べてみたいので、

どこかでいつか見つけたら、チャレンジしようと思っています。



つづく。