ついにソウル! 2日目 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

2日目は、今回の目的である、家探しへGO!


午前中は、叔父の知り合い、キムさんが不動産屋さんを紹介してくれるとのことで、

キムさん&不動産屋さん(背の高い人の良さそうなおにーちゃん)が

ホテルまで迎えに来てくれました。


家人は以前、キムさんに会っていて(そしてたくさんご馳走になっていて)

「どうもこんにちはーーー」

と、とっても日本的なご挨拶。

がしっと握手。熱く握手。


私もするのか?するぞ、なんでもするぞ、 と右手を忍ばせていたのだけど、

どうも女性は握手はしなみたい(後でこういうシーンに遭遇したときに何となく察した)。


現地に到着すると、以前からネットで見ていた街の風景が~



ホンモノだわ~(感動)




不動産屋さん、しばらく電話でどこかとやりとりしながら、

駅周辺を、ぐるぐるぐるぐる…


ようやく車を停めて降りると、そこに背の高い男性&背の低い男性。


とりあえず「アンニョンハセヨー」とご挨拶。





だれ?




「さ、行きましょう」と促され、彼らについていくうちに、なんとなくわかったのが、

この背の高い&低い男性たちも不動産屋だということ。

物件を紹介してくれる人を紹介してくれたって感じか?


とにかく揃ったのが、韓国人男性4人に日本人男性1人、日本人ちびっこ1人(女性)。



ぞろぞろぞろ…とついていくこと3軒。


韓国では、住んでいる状態でそのまま見せてくれると聞いてはいたけど、




ドアを開けたらそこには…



人、モノ(しかも引越し前だからどこの家もモノ山積み)、壁にかけられた写真、、、

山積みの水、子供のおもちゃ…云々…




ほんとーに住んでいる!




その昔、テレ朝でやってたロンブーの「ガサいれ」を思い出す、いやもっと友好的だが。

こんな所で、韓国人家庭のリアルライフに触れることになるとは…



どんな状況でも結構平気な私でも、体がびっくりしていたらしく、

4軒目になると、なんか、疲労がどどっ。


「4軒目は誰も入っていません。空いた状態です」と、不動産屋さん。



何となく二人、ほっ。





…と思ったのですが、、、




4軒目のエレベーターに乗り込むと、



なぜか、




人が増えている!



韓国人男性が2人も!




でも紹介されない!




あれ?見えてるよね?みんなに見えてるよね?



ちん☆という音とともに部屋に着き、

初めて「誰もいない部屋」へ上がりこむ。

やっぱりモノがないと見やすいわー。



あちこち見て周りながら、ふと、玄関の方を振り向く。





…いる。




でも紹介されない。




なかなかいい感じだよね、と家人と5分程度見て周り、



玄関の方を見る。





…いない!




なに? 妖精?   いや、おっさんだったぞ、明らかに。






マンションを出たところで、家人と小声でトーキング。


「(いたよね?人、いたよね? 大家さんとかオーナーさんだよね、きっと?)」



そこで、妖精、いや、おっさんとは関係なく、家人、あることに気付く。




不動産屋(背の高い男性)の名前、午後に私たちがネットで見学を申込みした、

ある不動産屋さんと同じ名前っぽいぞ、と。


確認すると、まさにその人!みんなでびっくり。


ということで、午後の見学はしないことになったのですが…





つづく。