若いころなら自分の人生も平均寿命の80歳前後かなとか、90歳まで行けば出来すぎと思って間違いはない。しかし、80歳ぐらいを過ぎていままでにガンや脳梗塞・心筋梗塞などの大きな病気にかかっていなければ、100歳ぐらいは通過点かもしれない。認知症も若年性は進行が早いみたいだけど、老化と見分けがつかない程度なら、家族と仲良く過ごしていればそうそう進まない。デイサービスへ行ければさらに良い。
母は認知症で病院にかかっている訳ではない。認知症のテストにMMSEというのがある。普段の母の状態とMMSEの評価基準(0点~
要するに、同居するタイミングが早過ぎたということ。薬は飲んでいるが健康診断の数値は私より良いぐらいで、特に注意すべき点はない。前に述べたように主治医の先生には「元気でよろしい」と褒めてもらえるぐらい。「もう平均寿命まで来ているから長くて5年だよ」なんて思うのは間違いのもと。平均寿命を超えて20年というのも当たり前のケース。5年後の100歳を見据えての計画が必要な時期だ。
今更だけど、福知山を離れることがよかったのかどうか。
自分が同居する前提なら、もともとの親の家をリフォームすることも、駅の近くのマンションを買うことも可能で、いろいろなオプションが実はあった。介護に関わる人手は変わらない。自分としてもそのまま老後生活に入れるし都合がよい。なにより両親にはそれが一番よかっただろう。