ストレスの核心 | のんびり京都暮らしと少しの介護

のんびり京都暮らしと少しの介護

広島で4年、東京で20年と数年、京都に戻ったのが2010年。令和に変わったので心機一転でブログ開設。
裏垢 https://ameblo.jp/ptaro-reiwa

 母は95歳で同居も10年目。その間に首や膝を傷めたり転んだり黄斑浮腫になったりコロナに感染したりしたけど、元気に歩いてデイサービスへ行っているのだから、世間で考える95歳よりしっかりしているかも知れない。内科の先生には「背中がまっすぐでよろしい」と褒められる。「膝もしっかり。浮腫みもない」とも。血液検査も大きな異常はないので100歳だって十分に達成可能だろうと思っている。しっかり食べてちゃんと眠られていればまだまだ元気だ。まあ、母の頑張りがいちばん大きいが一人でよくやって来たと思う。


 同じ市内に住んでいる長兄は今も仕事しているが、学生時代に「70歳までは働く」と言っていたことを親から聞いていたので、70歳になるまでは自分が介護するしかないと思っていた。そして今年の4月には晴れて70歳。しかし、まだ仕事を続けている。
長兄が70歳になったらなにか変化があるのかと期待していたが、なにも変わっていない。どうするつもりか何も言わないので、自分は計画も立たずゴールのないマラソンを走らされている感じ。

そういうところが介護で家族がもめる主因なんだろう。

 

 自分も今年の65歳になったら終の棲家を手に入れて80歳を超えたら老人ホーム…なんて考えていたけど、100歳までも想定に入れるなら家を買うという選択肢はなくなる。体力も体調もだんだん悪くなるから先の期待もできない。どうすりゃいいの?

 なにも期待せずに黙々と介護していればいいのだろうか?もう期待することもストレスだからなにも考えないようにしている。