ウルトラアクションフィギュア キングジョー
それなりの価格でそれなりの品質のものを出している
ウルトラアクションフィギュアシリーズから
今でも人気のキングジョーが発売されました。
もともとがロボットなのでサンプルでもあまり悪くなさそうだったので
購入してみました。
●パッケージ
パッケージはブリスター式のものになっていて
ウルトラマン等のソフビと同じようにフックに引っ掛けて
販売することができるようになっている。
中身はキングジョーのみで説明書などもないので中身の紹介は省略。
●素立ち
素立ちはこんな感じで塗装は最小限に抑えられており、
ほとんどが成形色そのままでプラスチックのツルッとした質感になっている。
そのため商品的には一応ウルトラセブンにでてきた
一番最初のキングジョーらしいのですが、その見た目から
ウルトラマンマックスやウルトラマンZに出てきた個体にも見える。
メタ的なことを書くとあのシワシワのキングジョーは
今の子供達には馴染みが無いだろうし
何よりコストがかかるので今のデザインになったのだろう。
大きさは約16cmとソフビと同じサイズなのでそれとも並べて遊べる。
●バストアップ
顔っぽい部分と胸のピカピカしている部分
(見切れているがへそっぽい)よくわからない部分のみの塗装となっている。
胸のピカピカしているところはハニカム構造状のモールドになっていて
触ると実際にそんな感じで凸凹している。
(多分実際のきぐるみは違うと思う)
頭の左右のアンテナの周りにあるリベットのようなものは
金型から抜きやすいように配置にちょっとした変更が加えられている。
●腕部
肘はただの軸になっていてギリギリ90度届かない可動範囲となっている。
肘と手首にロール軸が設けられている。
●脚部
膝は90度ほど曲がるものの、腰のテトラポッドのようなものが邪魔で
太ももはほとんど上がらない。
当然股関節の引き伸ばしなどは無い。
脚部にロール軸は一切無いものの、足首はボールジョイントになっている。
●背面
背中側はこんな感じで潔いネジ穴が見えている。
ちなみにこのネジ穴はスタンドのジョイントには
ギリギリ使えないサイズになっているのでどうしても使いたければ
接着剤などを流し込んで穴を小さくする必要がある。
ちなみにこのバックパック?は取り外し可能。
というか個体差かはわからないが結構ポロリする。
●適当に
グワッシャ グワッシャと機械音を鳴らしながら近づいてくる図
他のウルトラアクションフィギュアがどの程度かはわからないが
キングジョーはそれほど動くものではないので問題なし。
着水
残念ながらこれ以上股関節を動かすことができないので
足をピッタリくっつけての気をつけポーズはできない。
太もも周りが動かないものの足首を外側に向けることでマウントポーズは取れる。
実際上のほうに貼り付けたセブンにのしかかってるサンプル画像を見ての通り
そちらでも足首を同じようにしている。
以上、ウルトラアクションフィギュア キングジョーでした。
このシリーズは初めて手を出すものの印象としては
以前レビューしたバンダイのガンダムユニバースのような
ガシガシ遊べる完成品と言った感じ。
昨今の玩具は高額化の一途をたどり超合金のような玩具は
もはやコレクションアイテムと言っても過言ではないものとなりつつあるが、
そんな中発売されたこれは小さな子どもがどんなに乱暴に扱っても壊れにくく
かつ壊れてもそれほど惜しくはないものに仕上がっていると感じ
ターゲット層がはっきりわかるものになっている。
今回レビューしたもの
ウルトラセブンにウルトラ兄弟のみが持つブラザーズマントが
セットになったもの。