プラモデル:RG 1/144 MSM-07S ズゴック ジオラマ作成 | のんびりクソレビューブログ

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RG 1/144 MSM-07S ズゴック ジオラマ作成

    

というわけで、今まで長かったわけですがようやく今回で完成です。

 

ちなみにズゴック本体の制作はこちら。

 

仲間内のガンプラ大会となると、確実な勝利を収めるにはジオラマを作るしか無い。

ということで今まで培ってきた手法を活かせるジオラマを作っていきます。

 

シャア専用ズゴックのジオラマということで定番となるのが

やはりあのジムを貫く有名なシーンですが

ジムは手にはいりませんし、なによりベタすぎるということで

「ズゴックがジャブローに進行する」という場面を想像して作っていきたいと思います。

(つまりアムロに遭遇する前)

ということで今回のプランをざっくりイメージにするとこんな感じ。

陸部分は、ジャブローらしく岩場で作りますが、

この岩場は以前記事にしたように作り方を理解しているので余裕です。

 

ぶっちゃけこの画像以上のことは説明できないので早速作っていきます。

 

(左が追いウェザリング後/右が前回)

と、その前にズゴックの明度をガッツリ下げていきます。

前回の記事を見て分かる通り、赤い部分はリアルタッチグレー2を使ったが

今回は3を使い拭き取りも甘くしました。

 

これでジムと並べた時違和感が少なくなるはずです。

 

まず最初にダイソーで、クリアポケットファイルと

青のカラーペーパーを購入してきます。

 

そしたらクリアポケットファイルを念入りにくしゃくしゃにして

カラーペーパーを中に入れます。

 

そしてジオラマのベースとなる額縁に収めます。

ビニールのシワシワが水面感を表現しています。

 

その次に破壊されたジムが転がる予定の岩場を作っていきます。

 

 

以前、岩場のジオラマを作ったときみたいにはんだごてを使って表面を溶かしていきますが

今回はダイソーの発泡スチロールではなく、通販の梱包材に使われていた

発泡スチロールだったので、密度が低いのか(実際持ってみると同じ大きさでもだいぶ軽い。)

溶かしても表面に発泡スチロール感が残ってしまうので

土台にしてるモデリングペーストで隠していきます。

 

画材用だが、テクスチャがつけやすくジオラマ目的で購入する人も多い。

 

断面も同じようにモデリングペーストを伸ばしていきます。

 

で、黒色に塗装するのですが、黒色に塗装したことで最初に修正したときには

気づかなかった発泡スチロール感がガッツリ残っていたので更に修正。

面倒なので次からはケチらずダイソーの発泡スチロールを買ったほうがいいですね。

 

ちなみに、ラッカーでは発泡スチロールが溶けてしまうので

ダイソーで買ったアクリル絵の具で筆塗りしています。

 

で、最終的にこんな感じ。

光が近距離であたっているので強く反射してこの状態でもかなり岩感がありますが、

まだ黒一色なので仕上げていきます。

 

が、画像を消してしまう痛恨のミスをしてしまったため、

完成済みの状態から角度を変えて撮影。

同じくアクリル絵の具でグレーを作りドライブラシをしていきます。

 

度重なる修正の結果、密度がかなり下がってしまい大味な感じになってしまったので

ドライブラシとはいえないくらい大雑把なものになってしまった。

 

で、岩場が結構彩度が低い感じになってしまったので、相対的に水の色がかなり明るく

浮いてしまったので、やむを得ずホームセンターで紺色を購入。

 

ついでに透明感がほしかったので青い下敷きも追加。

思いつきでやったものの結構いい感じになりました。

 

(作業台が埋まってしまい置く場所がなかったので撮影台で撮影。

照明をつけていないのでいつもより色合いがちょっとおかしいです。)

 

で、配置してみるとこんな感じで全体的に調和が取れていますね。

 

確かに最初の青はどちらかといえば太平洋とか、大海原的な青さですが

こちらのほうがジメジメとした、洞窟の中の水を表現できていると思います。

 

次はこのズゴックの足先をぶった切って水辺を進んでいるようにします。

 

水を歩いているようにポーズを取らせたら

マジックペンかなにかであたりを取ってハンドソーでぶった切っていきます。

 

で、おいてみるとこんな感じですでにこれだけで十分雰囲気が出ています。

 

場所決めをしたら裏側からネジ止めします。

水の表面がクリアポケットファイル(つまり袋)なので接着剤で固定しても

全く信用性がないからです。

 

ついでに配線も通してみます。

これでLEDに関する一切合財は額縁の裏側にきました。

 

最後に水辺の重要な要素の波を表現していきます。

水の表面はくしゃくしゃにしたクリアポケットファイルで十分表現できていますが、

その上に設置した岩場とズゴックは乗っかっている感が凄まじいので波を用意します。

 

波の表現はダイソーで購入したグルーガンを…

 

こうやって一方向に伸ばすとそれっぽくなります。

この技法は参考にしたソースいわく、海外のモデラーさんがやった方法らしいですが、

かなりお手軽に初心者でも簡単にできるのでおすすめです。

 

で、岩場を合わせるとこんな感じ。

まだ岩場と波の境目が残ってしまったので修正していきます。

 

この工程をズゴックにも同じように行い、ついでにジムのシールドもぶっ刺して

それにもやっていきます。

 

最後に重曹と木工用ボンドを混ぜて作ったものを…

 

こうやって足元にぐるっと一周盛り付けていきます。

細かな泡が表現できました。

 

最後にアイアンネイルと一緒に塗装しておいた

3Dプリンターで作っていたネームプレートを取り付けて完成。

 

表面をやすってみましたが、一部の積層痕が消えませんでした。

しかし、これはこれで味があるということで…

 

そして、この前でっち上げたジムを岩場に乗せて…

 

●完成

こんな感じでジャブローの防衛を突破して進軍するシャア専用ズゴックができました。

自画自賛になりますが、かっこいいです。

 

別アングル。

撮影ブースの外側が写ってしまったので雑に切り抜いていますがお許しください。

 

ズゴックも追いウェザリングをしたことでこのジオラマの雰囲気に

しっかり調和できています。

前回のまま作ったらこうはいかない。

 

ズゴックは下半身は固定しているものの

上半身はフリーな状態なのでポーズを取らせることが可能。

 

画像にはありませんが、もちろんモノアイの向きも前方180度のみ

可動させることができます。

 

シールドは固定しているものの、ジムはただ載せてるだけなので

場所を変えたりポーズを変えたりすることも可能。

 

 

 

完成したあとにB5で作ったのは失敗だったなぁと反省。

A4サイズで作って、切り落としたズゴックの足を青色に塗装して

やられた量産カラーのズゴックを端っこに用意しても良かったかもしれない。

 

なんにせよ、仲間内のガンプラ大会はこれで勝利したも同然です。(フラグ)

 

追記--------------------

ボタン電池のケースが分厚く、若干浮いてしまうので…

 

額縁を2段にすることで解決。

ジオラマ自体の高さも増したので見栄えもちょっとだけ良くなった気がする。

 

 

定価で購入することはもう不可能だが、今なら定価+送料分の値段くらいで

購入することが可能なのでまだ良心的と言える。

 

HGUCのジムが手に入らなかったので代替案としてジムにすることにした

エントリーグレードのRX-78-2