プラモデル:HGUC 1/144 RGM-79 ジム レビュー | のんびりクソレビューブログ

のんびりクソレビューブログ

ジャンル問わずレビューをするだけのブログ。
ゲーム、おもちゃ、映画、プラモデル、ジャンル問わず
もろもろ良さげなものをレビューしていくクソブログ

  HGUC 1/144 RGM-79 ジム

5月に新機動戦記ガンダムWの量産機 HGAC リーオーが発売されるということで

元祖量産機のジムをなんとなく作ってみたいと思って作成。

考えてみればジム系のガンプラを一回も作ったことはなかった。

 

●パッケージ

すごいコンパクトな箱で、ジムのくせにかっこいいパッケージ絵。

 

●中身

・ランナーA/B/ポリキャップ

・説明書

・ホイルシール

の量産型らしいシンプルな内容

 

4ページの組み立てなんて紹介してもあまりおもしろくないので組み立ては割愛。

 

●完成 素立ち

いかにも弱そうな感じのデザイン。

胸のダクトが無いのは後で塗装をする時に取り外せなさそうだったので取り付けていません。

ビームサーベルは完全に忘れていました。

 

●バストアップ

ガンキャノン型のデザインをしたいかにも量産型な頭で、

以降バイザー=量産機って認識をロボット界に広めた優秀なデザイン。

 

説明書的にはガンダムの頭を簡素化して各種センサーを小型化し密度を高めたため

量産性が向上しているとのこと。

 

●腕

タダの関節で90度くらいしか肘が曲がりません。

肩もスウィングが無いので必要最小限の可動範囲しかありません。

 

●脚部

おむつなので股関節の可動範囲が制限されており、左右にはよく開くものの

前後にはあまり動きません。

膝関節も約80度くらいな感じで、足首もあまり動きません。

 

●背中

すげぇシンプルです。

スラスターは付け忘れました。

 

●改造

今回の改造のコンセプトはロイ・フォッカー専用機ということでまずは簡単にカラーリングを決めます。

ロイ・フォッカー搭乗機であるVF-1Sを見ながら拾ってきた画像の色をいじっていきます。

(途中でめんどくさくなって手とスプレーガンが適当になっている。)

 

まずはVF-1Sの特徴とも言える頭部のレーザー機銃を再現したいと思います。

 

いい感じの細さのプラ棒は今持っていないのでランナーの一部を引き伸ばして代用します。

やり方は簡単でろうそくなどで適当に温めて柔らかくなったところを引っ張ります。

 

頭のこの部分にちょうどいいサイズのピンバイスで開口していきます。

 

で、こう

いい感じのアンテナができました。

ロイ・フォッカーらしく通信機能が強化された隊長機ってことにしておきましょう。

 

ロイ・フォッカーは最後の瞬間まで基本無傷だったので

本体にはあまり傷を入れずに、盾をボロボロにしていきます。

ね、簡単でしょ?

簡単に説明をするとこの前のモデリングソーで切り傷を作り、

この切り傷を棒ヤスリで広げていき、周りにパテを盛って整えていきます。

モデリングソーはまっすぐなのでヒートホークなどまっすぐな傷をつけるのが簡単でした。

 

銃痕は熱した線香の先を押し当てるといい感じに熔けてこんな感じになります。

 

 

次にスラスターを薄くしていきます。

元のスラスターは強度的な問題があるのか分厚いのでリューターで薄くしていきます。

 

左が通常で右が薄くしたものです。

ちょっとでも薄くすればそれっぽくなります。

 

 

で、塗装。

塗装は解説しても特に面白くないので割愛。

 

最初に決めたカラーリング通りの塗装が終わったらチッピングという作業をしていきます。

チッピングっちゅうのはいわゆる塗装剥がれを再現する技法のこと。

 

ロイ・フォッカーは死ぬまで撃墜・被弾しないので補給される武器は比較的キレイだが

本体はずっと使っているので塗装が剥がれまくってるって設定でやっていきます。

 

塗装剥がれというと、難しそうなイメージがありますがやり方は簡単で

ちぎったスポンジに塗料を付け(今回はラッカー塗料を使用)

ティッシュなどで余計な塗料を落としたら、角などにポンポンしていくだけ。

 

で、こうなる。

わかりづらいが胸部の角が銀色になってそれっぽくなっています。

 

で、角という角、スレやすい足などを重点的にポンポンやっていきます。

ヤッフゥーイ!タノシー!

ってなってついやり過ぎるのが悪い癖。

 

 

あとは、ロイ・フォッカーの目印であるスカルマークを貼り付けます。

いい感じのものがないので自作することにし、A-oneの転写シールにスカルマークを印刷し

転写していきます。

 

結果からいいますと、失敗しました。

なぜかって言うと所有しているプリンターが白印刷できないので透明なシートに白を印刷しても

透明なわけで、しょうがなく明るいグレーでスカルマークを印刷して貼り付けたところ

おもっくそ黒が透けてスカルマークが全く見えなかったということです。

最悪だああああ

 

●なんだかんだで完成

合せ目処理をしたあとに全体的にグラデーション塗装を施し、立体感を演出しています。

 

関節やつま先など擦れやすいであろう部分を重点的にチッピングし、

ついでにあらゆる角にもちょっとづつポンポン。

 

うーん、やりすぎたなぁ。

 

VF-1Sは両側頭部にレーザー機銃がついていましたが、ジムの場合はレーザー機銃ではなく

タダのアンテナってことにして片側だけに設置。

(両方につけようとしてかっこ悪いことに気づいてやめた。)

 

ついでにバイザーも裏側からシルバーを吹いてきれいな感じにしました。

 

関節等を増設、改造はしていないので可動範囲はそのままです。

ビームスプレーガンは銃口に、ビームサーベルは先の部分のみをチッピング。

コレにより新品感を演出。

 

ちなみにビームスプレーガンはVF-1のガンポッドの色であるつや消し黒で塗装。

 

シールドは角を重点的にチッピングし、銃痕や切り傷をシルバーで筆塗り。

やり込む人は艦底色とシルバーでサビてる部分とそうでない部分を分けるらしいが、

面倒だったので、宇宙では酸素がなくて錆びないってことにしておきましょう。

 

 

必要最低限な可動範囲であるものの、アムロ撃ち?もなんとかできる。

 

足が本当に上がらねー

 

ラストシューティング。

教育型コンピュータはジムには搭載していないと思うけど(知らんが)

アムロAIは搭載しているからパイロットなしでも一応できるのかな?

 

 

以上、HGUC 1/144 RGM-79 ジムでした。

値段も安く、組みやすいので塗装や合わせめけしの練習に、

角が多いのでチッピングの練習にも未練なく使える感じで非常に優秀なキットだと思います。

反面、可動範囲などは狭く遊ぶのにはあまり適していない感じがしますが、

ブログ等を見ると改造して可動範囲を広げたりする人も多く改造の素体にも適していると思います。

 

 

539円。

バンダイの企業努力パネェ。