司法書士の山口です。
債務整理の現場で見ても、リボ払いを多用している方は実に多い。
その結果、支払いができなくなるケースも多いのです。
リボ払いの手数料をどのくらい支払っているか?
これを分かっていない人は非常に多いと言えます。
リボ払いには、キャッシングリボとショッピングリボがあります。
このリボ手数料を、どれくらいの金額支払っているか?確認してみましょう。
(Yさんの場合)
・A社(50万のCSリボ)
・B社(100万円のSPリボ)
・C社(30万円のSPリボ)
・D社(20万円のCSリボ)
※CS=キャッシング
※SP=ショッピング
上記のように4社から200万円のリボ残がある。
この場合、1ヶ月のリボ手数料はざっくりこんな感じでした。
( )内が1か月のリボ手数料額。
・A社(約7500円)
・B社(約1万2000円)
・C社(約4000円)
・D社(約3000円)
リボ手数料だけで1ヶ月2万6500円の支払い。
この調子で1年も返済したら約30万もの出費になるわけです。
もちろん、手数料の支払いだけでは借金(元金)は減りません。
だから、手数料に加えて元金に当たる返済金も必要になります。
例えば、毎月1万5000円返済している場合。
その配分として、手数料7500円・元金7500円。
この比率がまず1つ。
毎月2万円を返済して、手数料8000円、元金1万2000円。
この60%:40%ぐらいのバランスのものもあります。
このように、リボ手数料の出費は実に大きい。
そして、リボ残が多いほど、手数料の破壊力も増します。
リボ200万円で1年の手数料30万円なら、リボ400万なら1年でざっくり60万円。
600万なら1年で90万、800万なら1年で120万円の手数料。
50%(手数料):50%(元金)の返済をしたら?
★200万なら、1年で60万の返済が必要。
(1か月あたり5万円の返済)
★400万なら、1年で120万の返済が必要。
(1か月あたり10万円の返済)
★600万なら、1年で180万の返済が必要。
(1か月あたり15万円の返済)
返済金が高いのでリボ払いができなくなる人が多いわけです。
(次回へ続く)
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