司法書士の山口です。

 

今日は、エポスカードの任意整理について。

 

 

 

 

 

エポスカードの任意整理の和解書を見てみましょう。

 

 

エポスカードの和解書は「準消費貸借契約書」という名前です。

 

 

 

 

1条・2条で、今後の返済内容が書かれています。

 

これは、ちょっと長めに7年分割で和解した事例。

 

総額は135万8409円(今後の利息なし)。

 

・毎月1万6000円の支払いを7年(84回)で134万4000円

 

・初回は、端数1万4409円

 

合計で85回払いの分割返済。

 

もちろん、繰り上げ返済はOKです。

 

毎月1万6000円×2=3万2000円を返済していけば、84回の半分42回で終わります。

 

42回だと、3年半ですね。

 

 

 

そして、後段部分。

 

ここは、例によって「期限の利益の喪失」について。

 

エポスの場合は、2ヶ月分滞納になったらアウト。

 

この任意整理の契約は失効します。

 

あとは、差押えなどを受けた時。これも一般的な契約書の文言ですがね。

 

そして、第5条の清算条項。

 

「ここに書いてある以外に、あなたとエポスの貸し借りはありませんよ」ということ。

 

つまり、従前に自分でカード返済していた時の借金と二重払いになることはないということです。

 

正直、エポスカードさんは優しい。

 

任意整理の場面では、神的存在です。