司法書士の山口です。
今日は、任意整理のメリット・デメリットの比較です。
良し・悪しが分からないと、検討も難しいですからね…。
任意整理は債務整理の1つ。
いくつかある債務整理の位置づけで言うと、一番軽い・デメリットの少ない債務整理です。
↓↓ホームページでも任意整理を解説しています↓↓
任意整理のメリット
「支払いが減る」
これが任意整理の1番の特徴。
なぜ支払いが減るか?
それは利息(リボ手数料)の支払いが減るからです。
クレジットカードなら利息はなし。
今まで100%の成功率です。
「利息18%→0%」
「リボ手数料14.6%→0%」
こんなイメージです。
消費者金融では、利用年数が短いときつい。
しかし、カットができなくても、利息を下げることはできます。
「利息18%→6%」といったイメージです。
任意整理のメリット。
それ以外には、
・高額なリボ払いの設定もリセットできる。
・今月の返済はなしになる
・督促の連絡がなくなる
・滞納していてもできる。
などがあります。
任意整理のデメリット
「信用情報に傷がつく(ブラックになる)」
これが任意整理のデメリット。
俗にブラックリストと言われているものです。
・クレジットカードが使えなくなる
・ローンが組めなくなる
・保証人になれなくなる
・携帯電話の機種変で本体は分割払いできない
・ETCカードも使えなくなる
・賃貸契約時に保証会社を使えなくなる
こんなデメリットはあります。
任意整理をすると、ペナルティとしてカードやローンの信用に傷がつきます。
つまり、任意整理後は「後払い」を前提としたカード利用やローンを組むことができなくなる。
これが「ブラックでお金が借りれない」と言われているものです。
携帯の機種変更にも注意。
携帯の機種変更はできます。
機種変時に、携帯本体を2年の分割払いにするとか一括で支払うとか選択できますよね?
あれが、一括の選択権がなくなります。
賃貸も同様。
賃貸ができない、引っ越しができないわけではないです。
あくまで保証会社を利用した賃貸借契約ができなくなる。
保証不要物件や、保証人を立てればOKな物件なら、引っ越しは全然可能です。
なお、デビットカードやETCパーソナルなどのカードは持てます。
デビットカードでも旅行保険とかはついているので、海外に行く機会が多い人は作っておいたほうがいいかもですね。
あと、ペイペイやメルペイなどの後払いペイ。
こうしたものも、10万円以下の少額で翌月払いなら、使えるケースは多いよう。
携帯電話のキャリア決済もブラックに引っかからないケースは多いですね。
任意整理の目安を知りたい方へ
(画像をクリックするとページに移動します)
「にんいせいり君」で任意整理の目安が分かります。
(1ヶ月辺りの返済額)
(支払いがどのくらい減るか?)
こうしたことがセルフチェックできます。
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