農業は危険と隣り合わせ | 気ままな日中毒吐きブログ

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2015年の4月に中国人の旦那さんと結婚。
時々毒を吐きながら日々の事を綴ります。

連休中ずっと農作業をしています。




昨日は特にどっと疲れた1日でしたガーン






まず、旦那の機嫌が悪いゲッソリ






機嫌が悪い理由は2つ。




1つは雨が続いたせいで、うちの地域は水はけがそこまで良くないので田んぼが乾ききっておらず、



上手く機械が入らないこと。





連休が終わったらまた雨なので、世間にとっては遊びに行った後降る雨ならまぁいいかって思いそうなものですが、




私たちにとってはその分急がなければならないことが増えます。







それからもう1つ。




田植えの準備の1つである、畔なみという、波打った板?を田植えをする場所にぐるりと入れていかねばならないのですが、





うちの親がいつものようにするする詐欺で、




自分たちでやるといいながら、私たちが行くまで準備すら何もしてなくて、




結局昼までかかって予定が押したため、旦那から文句を言われてしまいました滝汗








しかしそんな旦那。






夕方にやらかしました。







トラクターで、とある場所の田んぼを使っていたのですが、





入れることは入れるけど長雨でまだ湿っていた場所だったため、





トラクターが田んぼから出る時に、





バックで出なきゃ行けないところを前から出てしまい、





トラクターの前側が大きく持ち上がってしまって、

(トラクターは後ろが重くて前が軽いため)





危うく転倒するところでした。





要は緑のトラックのような、こういう状態に。

(画像お借りしました)





そして出口の右側のコンクリが少し盛り上がっていたためトラクターが左旋回しだして、





そのままうちの田んぼの小屋に突っ込みました…






私は道具の片付けをしてて、気付いたらトラクターの前輪が上がった状態で、





旦那は!?




と思って見に行ったら、旦那は急いでトラクターから降りてしまっていた状況でした。






降りてしまっていた、というのは、






実はうちの父とか機械に詳しい人なら分かると思うんですが、





トラクターは前輪を動かすもので、





こういう時は慌てず、止めず、ギアをバックに入れないといけないらしいのですが、





旦那もパニックになったのか降りてしまって、





そのまま前進したトラクターは、小屋の前にあった古い錆びた道具をバキバキと音を立てながら突進、





小屋の側面に建付けていた板を割ってしまいましたガーン







本当に不幸中の幸いだったのですが、




旦那に怪我はなく、




実は小屋があったからこそ、前輪が上がった状態で左旋回したトラクターが横転せずに済んだんです。




もし周りに何もなかったらそのままトラクターは横転し、私や旦那が巻き込まれていた可能性も。






しかもこれまた不幸中の幸いで、





トラクターが前進した方向には袋詰めされた鶏糞など肥料がたくさん置いてあり、





そのためクッション代わりになり、前輪が下がる時にガシャーン!とならずに済んで止まって、


 



トラクターもライトの部分などは擦ってはしまったものの、




父にも確認してもらったら他に傷んでる所はなく、




しかも小屋も古い建付け小屋だったから柱が折れたら終わりだったのですが、




手前に板があったため柱には突撃しておらず、小屋は倒壊せずに済みました。





本当に偶然が重なって助かったんです。





旦那には以前から、トラクターは後輪が重いからバックから出るようにと言ってあって、





段差が大きい田んぼなどは私が後ろを確認しながらバックで出ていたのですが、





ここは普段、前輪からも出られるような比較的平らな場所だったのが雨でタイヤが深く入りすぎていたため、




こんなことになってしまいました。






これを機に、旦那にこんこんと説教しました。


※中国人の国民性関連についても言ってますので不快な方は回れ右でお願いします。






まず、普段から私が旦那を注意しているのには、危険を避けるためという理由がある、ということを伝えました。




何か機械や車を運転する時は、



もしかしたら危ないかもしれない、もしかしたら大丈夫じゃないかもしれない、もしかしたらできないかもしれない、



と思うことが大事だと思います。





機械は高いし、命は1つしかありません。





だけど、旦那を含め旦那の周りにいる義弟夫婦やその他中国人の友達の多くは、




きっと事故なんて起こらない、きっと大丈夫、きっとできる、




と根拠の無い自信を持ちすぎだと。





それがいい時もあるけど、常に危険と隣り合わせなことも頭に入れないと。





以前、義弟嫁が農業大学校に行って、トラクター楽しい~!と皆に言っていて、本人も農業がしたいと思ったようですが、





楽しい側面だけ見ていては必ず失敗します。





滅多に起こることではないかもしれませんが、田んぼは綺麗な形をしてる所だけではないからです。





うちの祖父だってトラクターが横転しかけたことはあるし、


ニュースでも時々機械に挟まれたり巻き込まれたりしてる事故を見るじゃないですか。





ポジティブな考えだけでは危険すぎる、ということを旦那にコンコンと説教しました。






ほんとに、うちの旦那はトラブルメーカーです。






私は心臓がいくつあっても足りません。






小屋のおかげで助かったけど、旦那の意識が変わらなければまた同じことになるでしょう。






冷たい言い方かもしれませんが、他の人がどうなろうと知ったこっちゃないけど、旦那やうちの家族だけは勘弁してくれと思います。





元々2日連続の作業で体も疲れきっていたのに、昨日の最後でどっと疲れてしまいました。





旦那もさすがに私が疲れているのを察知したのか気にかけるようにはなりましたが、





うちの親といい旦那、旦那家族といい、




なんか心配かけさせられる呪いでもかかってんのかと思います(ヽ´ω`)






そりゃあ普通に生きてたって危険はあるけど、




トラクターもそう、




草刈機だって、足場が悪くてよろける時はあるし、石は飛んでくるし、刃が回ってるから危険はあります。








旦那は今日は、うちの親戚の田植えの手伝いに行ってくれてるので、




私はこれから1人で農作業をしてきます。




はぁ~疲れた…