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42. ルッキズムは
劣等感の裏返し
今日は下の記事の続きです。
41. セクハラに慣れ過ぎた私たち日本人
（イエローキャブと呼ばないで）
日本社会の中の女性の役割は、子を産む機械、
家政婦、あるいは性の玩具でしかないのだろうか。
良妻賢母であることを期待され、
その上、お金を稼ぎ、
いつまでも若く美しくいないと批判される。
私たちは人形じゃない。
一部の愚かで幼稚な日本の男たちは
人形や二次元の女性と
現実に生きる生身の女性を比べている。
現実を認識する能力がないのだ。
日本の外から見ると、
あまりにも異常な社会だが、
日本の中にいる人には、
その異常さが理解できないのかもしれない。
もちろん、欧米社会でも無意識に
外見で人を判断しているが、少なくとも、
教育を受けた人には、意識的に
「それは正しくない」という思考が働くのだ。
（「いい男は男女平等を支持する」と書いてある）
高い教育を受けた人でさえ、
いまだに道ゆく人や、電車の中で
「あの子かわいい」とか「ブス」とか
「胸が大きい」とか「デブ」とか
平気で口に出して品評会をする日本人男性は
外国人から見たら
「狂ってる」としか見えないだろう。
私は子供たちを
そんな社会の中で育てたくない。
「他人の外見について（公共の場で）
コメントするのは恥ずかしいことだ」
と当たり前に思える人間になって欲しい。
（おかげさまで、そう育ってくれました。）
ちなみに、他人の外見に
あれこれ評価をする人は、
心理学的に、
劣等感が強い人だと言われている。
完璧でない自分は
存在する価値がないと
思い込んでいる。
だから、他人の欠点も許せないのだ。
自分が嫌いだから、
他人に対する恐怖と敵意で
いっぱいなのだ。
差別する人と同じである。
差別する人が憎いのは
他人ではなく、自分自身だ。
自分の存在価値がないと
思い込んでいるから
恐怖に支配された人生を生きている。
怯えているから、
人を攻撃せずにはいられないのだ。
だから、みんながありのままの自分を
受け入れることができるようになれば、
世界は平和になると思っている。
Colbie Caillat "Try "より意訳、抜粋
メイクやネイルして、髪を巻き、
エクササイズして、スリムでいれば、
人に好かれると思ってる？
クレジットカードの限度額いっぱいまで
欲しいものを全部買えば、
人に好かれると思ってるの？
ねえ、他人にどう思われるか、
なんでそんなに気にするの？
ねえ、一人のとき、
あなたは自分のことが好き？
メイクを落として、鏡を見るとき、
自分のこと、好きじゃないの？
もう、自分以外の人間に
なろうとしなくてもいいよ。
そんなこと、頑張らなくていいんだよ。
ーーーー次に続くーーーー
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