41.セクハラに慣れ過ぎた私たち日本人(イエローキャブと呼ばないで)【自由に生きる方法 ハワイ親 | 【自由に生きる方法 】 高見かなえ

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(こちらでは特に投資や起業はお勧めしていません)

 

 

今日もお読みいただきありがとうございますニコニコ

 

 

 

【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】は、

 

私が子供二人と共に海外移住し、

 

シングルマザーとして

 

子育てを完了するまでの軌跡です。

 

 

ニュージーランド移住に先駆けて行った、

 

ハワイ親子留学の経験を、

 

当時を思い出しながら書いています。

 

 

 

🌺前回までのあらすじ

 

 

親子留学のため、ハワイに滞在中の

 

私と2人の子供たち。

 

 

ある日、同じ小学校に通う子供のママ友から

 

夕食に誘われた。

 

レストランに行くと、ママ友家族と一緒に

 

初老の白人男性がいた。

 

 

 

【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】

を最初から読む↓

 

 

 

 

 

 

 

 

41. セクハラに慣れ過ぎた

 

  私たち日本人

 

(イエローキャブと呼ばないで)

 

 

 

 

 

「海外で、日本人女性は

 

世界一、尻軽だと思われている」

 

と聞いたことがある。

 

 

 

 

 

かつてアメリカで、誰でも乗れる

 

ニューヨークの黄色いタクシーに

 

喩えられたように。

 

 

 

 

 

 

 

中には、女性の解放とフリーセックスを

 

混同した、おつむの弱い女性も

 

いるのかもしれないが、

 

多分、尻軽というよりも、

 

男尊女卑の日本社会の中で

 

長い間抑圧されてきた女性たちの多くは、

 

毅然とNoを言うことを知らないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つの理由は、

 

日本人の多くが宗教に

 

抑圧を受けていないことだ。

 

 

 

 

日本で思われているイメージと違い、

 

欧米人の多くは意外と性に保守的である。

 

 

 

 

 

(日常と非日常を使い分ける人もいるが。

 

つまり普段、品行方正に生きているので

 

妻や家族から離れた出張先などで

 

羽目をはずすこと。

 

もちろん、まともな人はそんなことはない。)

 

 

 

 

 

 

 

教会へ通う人が激減しても、

 

西洋文化のベースには

 

権威的なキリスト教があり、

 

今でも無意識下で人々の心に影響している。

 

 

 

 

日本以外のアジア人も同様で、

 

欧米に住んでいても、

 

長年の儒教や仏教の影響から、生涯、

 

夫としかつき合ったことがない妻が多い。

 

 

 

 

それは宗教や倫理によって抑圧され、

 

性に罪悪感を持っているということだから、

 

別にいいことだとは思わない。

 

 

 

 

 

宗教や社会的規範に抑圧されず、

 

性に関して

 

個人に決定権があるのはいいことだが、

 

日本人女性がはっきりと

 

Noを言えないのは問題だ。

 

 

 

 

(避妊用ピルの認可が先進国とは思えないほど

 

遅れたのも根強い男尊女卑を象徴している。

 

 

その結果、日本は

 

先進国で最も中絶率の高い国となった。)

 

 

 

 

 

 

 

日本人女性たちは、

 

セクハラに慣れ過ぎているのだ。

 

 

 

 

妻でも彼女でもない女性に

 

男性が性的な視線を送ったり、

 

外見を揶揄したり、

 

許可もなしにいきなり触れたら、

 

欧米人女性なら毅然と抗議するし、

 

怒って手を振り払うだろう。

 

 

 

 

 

最近は、口笛を吹かれたり、

 

性的な視線を送られただけで

 

中指を突き立てて見せる女の子もいる。

 

 

 

 

 

それは

 

「私を性的な商品としてでなく、

 

一人の人間として尊敬を持って扱え。」

 

という当然の要求なのだ。

 

 

 

 

 

 

そして、もちろん

 

「お前なんか相手にするわけねーだろ」

 

という拒絶でもある。

 

 

 

 

 

多くの日本人女性にその感覚がないのは、

 

一人の人間として

 

尊敬を持って扱われない環境に

 

慣れ過ぎていることを意味する。

 

 

 

 

 

 

時々日本に帰ると、街の中などで平気で

 

他人の外見を品定めしている人がいて

 

びっくりする。

 

 

 

そんな恥知らずな行為を平気でするのは、

 

世界の中でも日本人くらいだろう。

 

 

 

 

 

普通に生きてるだけで、

 

奴隷市場のように

 

品定めされる社会に生きる日本人。

 

 

 

 

 

その異常な社会の中で、声をあげず、

 

我慢することが

 

当たり前になってしまっている。

 

 

 

 

 

 

 

我慢すると、必ず憎しみが生まれる。

 

 

 

 

もしかしたら、バカにされることに

 

慣れ過ぎて、我慢しているという

 

意識さえないのかもしれない。

 

 

 

 

 

でも、たとえ意識しなくても、

 

「いやだ」という感情は絶対に消えない。

 

 

 

 

セクハラや性的暴力は、被害者に、

 

無意識であっても

 

加害者に対する殺意を抱かせると

 

人は肝に銘じておいた方がいい。

 

 

 

 

娼婦や風俗嬢は、お金のために

 

その殺意を抑圧するから、

 

心を病むのだろう。

 

 

 

(近年の暴露で、

 

芸能人も同様だと私たちは知った。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人種差別になるから、もう今は

 

日本人女性を「黄色いタクシー」と

 

呼ぶ人はいなくなった。

 

 

 

 

 

過去の汚名を払拭するためにも、

 

私たちは毅然と生きなくてはならない。

 

 

 

 

 

好きでもない人に触れられたら、

 

その手をきっぱりと振り払うことだ。

 

 

 

 

その気がないのにしつこく言い寄られたら、

 

通報すればいい。

 

 

 

 

 

ニュージーランドの学校で、

 

女の子たちは

 

「Say ”No” (ちゃんとNoと言いなさい)」

 

と教わる。

 

 

 

 

 

日本人女性も、

 

自分の尊厳を傷つけられることを

 

許してはいけない。

 

 

 

 

 

自分を自分で守ることが

 

できて初めて

 

私たちは自分を誇りに思うことが

 

できるのだから。

 

 

 

 

 

 

ーーーー次に続くーーーー

 

 

 

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補足

 

私は一か月先まで記事を予約投稿してあるので、

 

この記事も一か月以上前に書いたものである。


日本ではたまたま芸能界のセクハラ問題が

 

話題になっているが、

 

添付した伊藤詩織さんの事件に関するの記事に

 

あるように、日本ではセクハラ被害に対する意識が

 

驚異的に遅れていることは大問題だと思っている。