34. 運命の恋は錯覚?【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】 | 【自由に生きる方法 】 高見かなえ

【自由に生きる方法 】 高見かなえ

考えることをやめた時点で人は自由を手放します。

私は常に檻の外にいたい。

そのために、楽しみながら考え続けます。

あなたにとっての「檻」はなんですか?

 

 

 

今日もお読みいただきありがとうございますニコニコ

 

 

 

【自由に生きる方法 ハワイ親子留学編】は、

 

私が子供二人と共に海外移住し、

 

シングルマザーとして

 

子育てを完了するまでの軌跡です。

 

 

ニュージーランド移住に先駆けて行った、

 

ハワイ親子留学の経験を、

 

当時を思い出しながら書いています。

 

 

 

🌺前回までのあらすじ

 

親子留学のため、ハワイに滞在中の

 

私と2人の子供たち。

 

ある日の午後、コンドミニアムの

 

エレベーターの中で、

 

アメリカ人男性に声をかけられた私。

 

小学校では、親子留学中に一人の日本人母が

 

アメリカ人と恋に落ち、

 

離婚を決意したという噂を聞く。

 

 

 

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34. 運命の恋は錯覚?

 

 

 

 

9歳の一人息子よりも、

 

会ったばかりの外国人彼を選ぶことなんて、

 

本当にあるんだろうか。

 

 

 

 

他人の人生の選択に、

 

何が正しいとか間違ってるとか、

 

関係ない人が言えることではないけれど。

 

 

 

 

父親か母親か、どちらを選ぶにしても、

 

リュウくん(仮名)にとっては

 

厳しい選択になるだろう。

 

 

 

 

子供のためだけに、壊れた関係を

 

無理やり継続させるのも不健康だ。

 

 

 

両親の不仲は、離婚よりも

 

子供の心を傷つけると聞く。

 

 

 

 

 

 

 

もしかしたら、リュウくんママはもともと

 

夫と上手くいっていなくて、

 

前から離婚を望んでいたのかもしれないし。

 

 

 

 

もし前から夫と別れたかったのであれば、

 

新しい彼は渡りに船だろう。

 

 

 

 

 

彼女のアメリカ人の彼が、

 

今日、私が出会ったような

 

ナンパ師でないことを祈る。

 

 

 

 

 

他人にどう思われようとも、

 

お互いが真剣に貫き通す

 

運命の出会いのようなものが

 

存在するのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

ただ、悲しいことに、

 

往々にして運命の恋なんていうのは

 

錯覚に過ぎないと思ってしまうほど、

 

私の心は老成している。

 

 

 

 

部外者の私たちには何もできないし、

 

事情を良く知らないので口を挟めないけれど、

 

 

ひとつだけ言えることは、

 

 

語学学校にいた堕落的な不倫カップルには

 

なかった輝きが、

 

リュウくんママにはあったということ。

 

 

 

 

彼女は恋をしていて、

 

夢見心地なんだということは、

 

噂を聞いてなんとなく腑に落ちた。

 

 

 

 

それがたとえ一時の錯覚だったとしても、

 

専業主婦をしてきた30代の母親でも、

 

まだ恍惚となるような

 

恋愛ができるということが、

 

私たちは羨ましいのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

ーーーー次に続くーーーー

 

 

 

このストーリーは私の過去の振り返りです。

 

近況はSNSで発信しています。

 

よろしかったら覗いてみてくださいねドキドキ

 

 

 

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