人間的経験は皆同じ
皆さんは、霊能者を想像した時、
どんな方をイメージされますか?
生まれた時から、
間違いのない人生を歩んできたイメージでしょうか?
人生で良い行いをしてきた潔白な人でしょうか?
成功体験しか送ってなさそうですか?
人として肉体を持って自分が選んだ家系で生きていく中で霊能者としてお役目を持って誕生しても、
それなりに酸いも甘いも体験を普通にしますし、ある程度人間としての経験がないと生活がままなりません。
周波数の低い所から自分のあるべき姿を目指して切磋琢磨しながら周波数を上げていき、第三の目が開いたり高次元との協業が始まったりします。
生まれた時から片親で育てられた人や、
幼少期にトラウマが出来たり、
辛い経験をしたり、
子供の頃はいじめっ子だった時があったかも知れませんし、
虐待にあっていた方も居られるかも知れませし、
ヤンキー時代があったかも知れませんし、
人間関係や家族関係、
お金に悩まされたり、
病を患っていた方も居られるかも知れません。
大なり小なりカルマも皆持ってるからこそ解消するために転生してくるし、
今世で悪しきカルマをまた作ってしまったりもするもので。
そう言った人間的な経験や体験は、
霊能者や神ごとをするお役目のある人も一通り体験します。
幸せな体験しかしてこなかった人が、
人の痛みを理解するのは難しいと思います。
では、能力が高い人に是非視てもらいたいと誰しも思うと思いますが、
身近にそんな人が居たら試してみたくもなるものです。
結婚して直ぐに義母がよく視てもらってると言う神ごとをしている80代のお婆さんの所へ一度行ったことがあって。
自分の生家のことや、これからのことを聞いてみたいなと思うことがあって聞いてみたけど、生家の相談事に対しての話はひとつも貰えなかった。
最後に頭の上から塩を掛けられて、
祝詞を唱えられて終わりだった。
「えっ、清められたの? ワタシ。」
気持ち程度にお金を払って帰って来たけど、腑に落ちなかった。
頭から塩を?
ワタシとしては、
「その相談ごとは神様に聞いてみたけど分からなかった」とか「降りてこなかった」と言ってくれた方がよっぽど親切だし信用出来たなと思って、
「何かあったら、またおいでと」言われたけど2度と行くことはなかった。
この経験は、その時自分が神ごとをするなんて思ってなかったけれど、 今となっては教訓となりました。
クライアントさんをがっかりさせるかも知れませんが、
自分がやる時、
“分からない時は分からないです”と言うと決めている。
クライアントさんから降りてくる情報は人によって違います。
沢山降りてくる時もあれば、
情報が少ない時もありますし、
薄っすらしか視えてこない時もあります。
また、クライアントさんの状態もあります。
今はこのくらいの情報に止めてお伝えするとか、ここまでの浄化で止めておかないといけないとか。
霊能者であっても、クライアントであっても情報を受け取った人の理解レベルや解釈、能力によって異なります。
勿論、能力の高い低いはありますが!
単純に高い低いだけで選ばない方が良いと思います。
なぜなら、こう言った能力は資格はありませんし、証明しようがないがために胡散臭い人も居ます。
ご存知の通りお金儲けでやっている人も居るからです。
“一番大事なのは、どう言う想いでやってるか”です。
能力を持って嘘を付いてやれば、
その能力はいずれ取り上げらることになると思いますし、
能力があろうと無かろうと、
普通に生活してようと、
人に不利益を与えれば悪しきカルマとなります。
これは、平等です!
また、クライアントの願望を叶えるために時空を曲げるやり方やご祈祷はやめた方が身のためです。
時空を曲げると言うことは、本来在るべき道筋を無かったことにして、 無いものを有るようにすることです。
時空を曲げて歪みを作るということは、自然な流れを変えることだからです。
やってはいけないことです。
それは、ご祈祷を依頼した人とやった人にいずれ倍返しとなって人生が上手くいかない現実が返ってきます。
闇堕ちして魔が入ると命も危なくなるとワタシは思っています。
それぐらい人間の頭で見えない世界を理解するのは容易いことではなくて想像を超えてくる。
初めから良い事を言われたいと思って来た人は、期待と反対の事を言われたら信じたくないでしょう。
また、一度で全てが良くなると思っているとかも考え直した方が良いと思います。
霊能者でなくても嘘を付いて仕事をすることはいずれやって行けなくなるなり、大きなカルマを背負うことになりますから、カルマなんて無いと思ってるからこそ悪足掻きが出来るんだと思います。
能力者には色んな方がいます。
祓えないけど視える人。
二足の草鞋でやってる人。
除霊、浄霊する人。
ネガティブなエネルギーを取り込んで浄化のエネルギーを送る人。
動物とだけ会話できる人。
神様とだけ繋がってる人。
高次元と繋がっている人など。
神様ではない存在が神様だと言って能力者を騙しながら崇めさせてしまって、良き神様と勘違いしたまま能力者として仕事をしている人も居るとのことです。
それぞれに視え方が違うのは、
ガイドも違えば、
ご先祖様も違うんです。
経験値も違えば、
専門分野も違います。
自分の手に追えないくらいネガティブエネルギーに包まれた方がクライアントとして来られるかも知れません。
憑依まみれで来るかも知れません。
出来ない時は出来ないと言わないと、自分の能力以上のことを扱うと自分の身もクライアントにも危険が伴いかねませんから、お金儲けで請け負えません。
正直で真摯に対応して下さる方を選んでください。
クライアントを信用させる必要はなく、受け取ったことだけお伝えする。
分からないことを分かったふりをして伝えない。
分からないことは、ここまでしか分かりませんと言う。
また、ワタシの様にエネルギーを流すタイプの人は流せる時間が人それぞれです。
今のワタシは、1時間程にしています。
目に視えないスピリチュアルな世界があって、現実世界があると思ってる人と、
現実世界があって、その上でスピリチュアルな世界が存在するのだろうと思う人と、
現実世界しか存在しないと思う人では信じてる世界がそれぞれ違うので理解し合うことが難しいんだと思います。
偏り過ぎず、ニュートラルな視点で自分の悩みと向き合って利用されて下さい。
スピリチュアルな世界を人間の頭で全て理解出来る人が居るのかワタシは知らないけれど、また人の持つ能力は計り知れません。
使い方次第です。
そんな世界を選んで生まれて来たからには、自分と同様にどの分野の人も目指すべき道を開拓して頂きたいと思います。