白い巨塔を見て思い出しちまった | だいたいごきげんな日々

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「毎日、明日を楽しみにして眠りにつくこと」をモットーに
明るく、たくましく、しなやかに、生きていきたい。

先週、5夜連続で放送されていた

白い巨塔

を観てました。

 

前回、唐沢寿明さんと江口洋介さんの出演したドラマを観ましたが

あれって2003年、今から16年前のことなんですね!

10年ぐらいかと思ってた・・・あせる

 

当時、懇意にしていた方は、財前先生に憧れていました。

もちろん、ただのサラリーマンですが、

今では珍しい、出世欲のある人でした。

私は野心家は嫌いではないので

そういう思考は嫌でなく、そうかそうかと話を聞いてました。

(かといって応援もしなかったけど口笛

 

黒木瞳のような愛人をもつことに憧れていたわけではあるまい。

 

16年たった今、出世されたのでしょうかねぇ・・・。

 

サラリーマンものを始め、組織ものの話には

金や名誉に興味がなく、仕事そのものに誇りを持ち、

こうあるべき、こうするべきという理想を求める「いい人」と

名誉やお金に執心し、

仕事のそのものの意義や理想を忘れてしまう「いやな人」とが

必ず出てきますね。

 

で、本当は、根は、「いい人」なのに

なんらかの不幸な事情があったり、周囲から利用されて

「いやな人」路線へ行かざるを得なくなった人は

悲しい最期を迎えてしまうというのが王道パターンである気がします。

 

ドラマや映画で見ていて、いや、現実の世界でも

「いい人」も「いやな人」も、どちら側にか徹底している人には

人間としての魅力を感じ、

「いやな人」の周りで、おこぼれをもらったり、利用しようとする人こそ

最も忌み嫌うべき人、

というのが、私の考えです。

 

組織というものの中で、働き始めて20年。

幸か不幸か、

「いい人」も「いやな人」もたくさん見ることができる

立ち位置でいたので、

それなりに人を見る目はできたんじゃないかなと思ってます。