★6月の映画観賞★ | ともちゃんの食と旅日記

ともちゃんの食と旅日記

神奈川県在住の派遣看護師です。

☆ネタバレ含む感想あり。

あんのこと

チャレンジャーズ

ナイトスイム

ドライブアウェイ・ドールズ

明日を綴る写真館

罪深き少年たち

ディア・ファミリー

ブルー きみは大丈夫

蛇の道

オールド・フォックス 11歳の選択

朽ちないサクラ

バッドボーイズ RIDE OR DIE

ザ・ウォッチャーズ

映画 おいハンサム!!

フィリップ

ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命

九十歳。何がめでたい

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

言えない秘密

ルックバック

チャーリー

クワイエット・プレイス DAY 1


あんのこと

ある少女の人生を綴った2020年6月の新聞記事に着想を得て撮りあげた人間ドラマ。

監督・脚本 入江悠

感想〜河合優実さん熱演。母親による虐待、小3で不登校、11歳頃には売春を強いられ、14歳の時に覚醒剤で逮捕、25歳で自死。これは氷山の一角。同級生の子どもが幼稚園児で喫煙、家はシンナー臭で満ちてた。35年前とか相談や通報などないに等しかった。今、毒親と縁は切れないが生きるために逃げる事はできる。


違国日記

コミック誌「FEEL YOUNG」で2017〜2023年まで連載されたヤマシタトモコの同名漫画を映画化。人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いたヒューマンドラマ。

監督・脚本 瀬田なつき

感想〜空気感は好き。139分はやや長い。


チャレンジャーズ

2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった親友同士のテニス選手の10年以上にわたる愛の物語を描いたラブストーリー。

監督 ルカ・グァダニーノ

感想〜エロくて下品だけど洒落てる。


ナイトスイム

憧れのプール付き物件に引っ越した一家を襲う恐怖を描いたホラー映画。2014年にロッド・ブラックハーストと共同制作したショートフィルムを基に監督自身で長編映画化。

監督 ブライス・マクガイア

製作 ジェームズ・ワン ジェイソン・ブラム

感想〜怖くないアジア的ホラー。


ドライブアウェイ・ドールズ

ドライブに出かけた2人の女性が謎のスーツケースを巡って様々な事件に巻き込まれるコメディドラマ。

監督・製作・脚本 イーサン・コーエン 初単独監督作品

感想〜ただただ楽しいクソ映画。レズでクィアを公言している妻と2人の子供がいて、両者別のパートナーがいるけど共にいるって素敵です。次回もレズビアンモノ。新境地に期待。


明日を綴る写真館

あるた梨沙の同名漫画を実写映画化。1964年に映画デビューした平泉成が80歳で映画初主演を務め、写真館の主人と若いカメラマンの交流を描いた作品。

監督 秋山純

感想〜期待の次世代俳優と紹介の佐野晶哉「Aぇ! group」、私は見ることがない未来の作品を想像。違う監督とも組んで開拓してほしい。


罪深き少年たち

1999年に韓国で実際にあった参礼(サムレ)ナラスーパー事件を基に、濡れ衣を着せられた少年達の無罪を証明するため奮闘する刑事の姿を描く実録サスペンス。

監督 チョン・ジヨン

感想〜嘘つきは泥棒の始まり。取り返しの付かない嘘はつかない巻き込まれないを心がけたい。組織の腐敗に吐き気がする。


ディア・ファミリー

世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を主人公のモデルとなった筒井氏と20年以上にわたり親交のあるノンフィクション作家・清武英利による膨大な取材ソースを基に映画化したヒューマンドラマ。

監督 月川翔

感想〜20代、IABP管理が苦手でした。歴史的偉業を知っていれば興味が湧いたかな。


ブルー きみは大丈夫

子供にしか見えない不思議な存在と孤独な少女の交流を描いたファンタジードラマ。

監督・製作・脚本・父 ジョン・クラシンスキー

感想〜宮田俊哉「Kis-My-Ft2」の吹替いいね。昨年の2作品と同メッセージ。ミスリードの着地が素敵。


蛇の道

1998年に手がけた同名映画をフランスに舞台を移してセルフリメイクした日仏合作のリベンジサスペンス。娘を殺された父親と彼に手を貸す精神科医が繰り広げる徹底した復讐の行方を全編フランスロケ&フランス語で描き出す。

監督 黒沢清

感想〜柴咲さんは良いが他がいまいち。


オールド・フォックス 11歳の選択

台湾の名匠ホウ・シャオシェン製作のもと、台湾ニューシネマの系譜を継ぐ俊英監督が、バブル期の台湾を舞台に正反対な2人の大人の間で揺れ動く少年の成長を描いた台湾・日本合作。

監督 シャオ・ヤーチュアン

感想〜合作多いな。門脇麦さん良いね。現実の厳しさや世の不条理に人格潰されるかは何の違いだろう。


朽ちないサクラ

柚月裕子の警察ミステリー小説を映画化。県警の広報職員が、親友の変死事件の謎を独自に調査する中で事件の真相と公安警察の存在に迫っていくサスペンスミステリー。

監督 原廣利

感想〜タイトルがネタバレ。ストーカー、隠蔽体質、新興宗教が浅いが、杉咲花が良いので引きつけられる。


バッドボーイズ RIDE OR DIE

バディアクション「バッドボーイズ」シリーズ第4弾。

監督 アディル・エル・アルビ ビラル・ファラー

感想〜アカデミー出禁、謝罪からの復帰作。テーマは過去の過ちと赦し。何度もビンタされて正気に戻るのはパロディか。スピリチュアルマーカス最強。白いワニに白い黒人差別野郎と言い放つバディを大事にしてほしい。


ザ・ウォッチャーズ

M・ナイト・シャマラン製作のもと娘が長編監督デビューを果たしたホラー映画。A・M・シャインが2021年に出版した同名小説を原作に謎の監視者の恐怖を描き出す。

監督・脚本 イシャナ・ナイト・シャマラン

感想〜怖くない。28歳でこじらせ過ぎ。まだ20代監督の成長を見続けよう。


映画 おいハンサム!!

漫画家・伊藤理佐「おいピータン!!」をはじめとした複数の作品のエピソードを基に伊藤家の5人が織りなす恋と家族とゴハンを巡る物語を描いたTVドラマ「おいハンサム!!」を映画化。

監督・脚本 山口雅俊

感想〜大森好き。共感するし刺さるしずっと見ていたい家族と仲間達。続編希望。


フィリップ

ポーランド人作家レオポルド・ティルマンドが自らの実体験を基に1961年に発表し、その内容の過激さから発禁処分となった小説「Filip」を映画化。ナチス支配下のポーランドとドイツを舞台に、自身がユダヤ人であることを隠して生きる青年の愛と復讐の行方を描く。

監督 ミハウ・クフィェチンスキ

感想〜私達は終戦を知っているが戦時中に戦後を考える事は出来ない。今、死のうとする境地は彼にしか分からない。時代も肉体的にも女性は弱いが、男性がわかっていない真実にも思いを馳せたい。


ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命

ナチスの脅威から669人の子供達を救ったイギリスの人道活動家ニコラス・ウィントンの半生を描いた伝記ドラマ。実際に助けられたかつての子供達やその親族も撮影に参加。

監督 ジェームズ・ホーズ

感想〜戦時中と戦後を経験した人の後悔の念を開放するアンソニー・ホプキンスの名演に心を打たれる。現在進行形の戦争や侵攻があり、凄惨な事件が起こる今、命について考えよう。


九十歳。何がめでたい

作家・佐藤愛子が日々の暮らしと世の中への怒りや戸惑いを独特のユーモアで綴ったエッセイ集を映画化。

監督 前田哲

感想〜御年100歳の佐藤愛子さん、コスプレ年賀状の発想は凄い。90歳の草笛光子さんが眩しい。人生100年時代、生きてる限りお元気で。


ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

第96回アカデミー賞では5部門にノミネートされ助演女優賞を受賞。

監督 アレクサンダー・ペイン

感想〜ジアマッティが良い。人生は出会いがすべて。生真面目で皮肉屋で学生や同僚からも嫌われている人が教師だったら嫌だな。


言えない秘密

2007年の同名台湾映画が原案のラブストーリー。

監督 河合勇人

感想〜ご都合主義のタイムスリップ。波打ち際パシャパシャなど京本大我「SixTONES」推しは胸キュン必至。古川さんとの柔らかい空気感が良い。


ルックバック

漫画家・藤本タツキが「ジャンプ+」で発表した読み切り漫画「ルックバック」(2021)を劇場アニメ化。ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女の姿を描く青春ストーリー。

監督・脚本・キャラクターデザイン 押山清高

感想〜58分。河合優実さん良かった。あの感情を思い出しつつ涙。


チャーリー

映画大国インドでサンダルウッドと呼ばれるカンナダ語映画として歴代5位の興行収入を記録した酒とタバコとチャップリンの映画だけを楽しみに生きる偏屈者とラブラドールレトリバーがヒマラヤに向かうロードムービー。

監督・脚本 キランラージ・K

感想〜ダンスなしの164分。初のサンダルウッド、初のワンちゃん映画。名犬の名演に注目。


クワイエット・プレイス DAY 1

「クワイエット・プレイス」シリーズ第3作。大都会ニューヨークが舞台となり、これまで語られてこなかった何かが地球に襲来した最初の日を描く。

監督 マイケル・サルノスキ

感想〜471日前の始まりは人間と鳴かない猫メインの感動仕上げ。即即死はほぼなく突っ込みどころ満載。2回の速乾が笑えた。何かの生態は金槌とキノコ農家?