ネタバレが嫌な方はこれより以下を読まないようご注意ください注意
 
文字よりドラマが10倍面白いので、これを読んで理解したら、ドラマを観て本当の面白さを楽しんでくださいニコニコ
 
前回はこちら下矢印

 

↓こんな感じで終わりましたデレデレ
シーン変わってアパートの階段を上がる二人
 
Leonard: Sheldon, I’m so sorry I dragged you through this.
シェルドン、こんな恥ずかしい思いをさせてごめん。
 
drag は引き込む、巻き込む、ですがthroughをつけると泥や濡れた土につけた
・drag through mire/mud から、文字通り顔に泥をぬる、恥をかかせて、と言う意味なります。
 
Sheldon: It’s okay. It wasn’t my first pantsing, and it won’t be my last.
いいよ、脱がされるのは初めてじゃないし、これが最後にもならないだろうから。
 
pantsing (pantsにingをつけたスラング)は誰かのズボンを下ろすこと。
イタズラやイジメの一種です。
 
Leonard: And you were right about my motives, I was hoping to establish a relationship with Penny that might have some day led to sex.
それに僕の動機に関して君が正しかった、ペニーと仲良くなってそのうちエッチできるかもって期待してたり
 
motivesが複数になっています。ここも日本と英語圏の考えの大きな違いで、
日本だとペニーとセックスが目的で一つだけですが、
英語圏だとペニーとセックスという最大の理由以外に、素敵な彼女ができる、美人と楽しく過ごせるなど、あらゆる気持ちが動機となる為、複数形になります。
 
motivesに限らず、
accusations・congratulations・regulationsなど、何かに対する強い気持ち(そうなるまでに色んな気持ちや様々な理由が集まった気持ち)や、複雑な法律関係の言葉には、実は細かい感情や附属・細則(さいそく)があって、複数形になることがあるようです。
 
Sheldon: Well you got me out of my pants.
まあ、僕のズボンは脱がせたね。
 
Leonard: Anyway, I’ve learned my lesson. She’s out of my league, I’m done with her, I’ve got my work, one day I’ll win the Nobel Prize and then I’ll die alone.
とにかく、これで懲りたよ。ペニーは高値の花だ、もう関わらない。僕には仕事がある、いつかノーベル賞を取って、そして孤独死するんだ。
 
彼女を作るよりノーベル賞を取る方が簡単と言ってます爆笑
 
・learn a lessonは嫌な目に遭って思い知る、痛い目に遭うなど、何かしていて嫌なこと起き、もうそれをしないと言いたい時にいうセリフです。
 
out of league アメリカの野球リーグ制から来たであろうフレーズ。思う相手のレベルに達していない。高嶺の花。
 
Sheldon: Don’t think like that, you’re not going to die alone.
そんな風に考えたら駄目だ、君は孤独死にはならないよ。
 
Leonard: Thank you Sheldon, you’re a good friend.
ありがとうシェルドン、君はいい友人だ。
 
Sheldon: And you’re certainly not going to win a Nobel Prize.
そして君は絶対にノーベル賞は取らないよ。
 
余計な一言ですが、前のセリフも慰めてはなく、考察した上の予測なだけの可能性大です。

 

 

シーン変わってアパートに。
 
Howard: This is one of my favourite places to kick back after a quest, they have a great house ale.
ここは探検後に一息するお気に入りの場所の一つで、この店の上手いエールビールがあるんだ。
 
kick backはその前に疲れるような事があって、それが終わってリラックスする、何かにもたれて休むの意味。
 
・houseは自家製。
 
・aleはビールの一種。日本で一番人気はラガービール。
 
Penny: Wow, cool tiger.
わあ、カッコいい虎ね。
 
Howard: Yeah, I’ve had him since level ten. His name is Buttons. Anyway, if you had your own game character we could hang out, maybe go on a quest.
ああ、レベル10から彼を飼っている、名前はボトンズだ。それで、もしゲームのキャラクターを作ったら、どこかへ行けないかな、探索とか。
 
buttonは服のボタンですが、buttonには"cute as a button"(ボタンみたいに可愛い)というフレーズがあり、可愛いと言うイメージがあり、複数だとたくさん→すごく可愛いの意味で、ペットの名前にButtonやButtonsがあります。
 
日本だとピーちゃんとかですかね。ふわふわティーカップトイプードルのメスに名付けられるような名前ボトンズを、ハワードは獰猛なゲームの虎につけていますニヤリ
 
Penny: Uh, sounds interesting.
面白そうね。
 
前回出てきた筋肉もりもりの彼氏と付き合うペニーがゲームに興味はなく、礼儀として言っています。
 
Howard: So you’ll think about it?
じゃあ考えくれる?
 
1mmも察しないハワード、ぐいぐいいきます爆笑
 
Penny: Oh, I don’t think I’ll be able to stop thinking about it.
あー、ずっと考えるのを止めることができそうにないわ。
 
そう言って離れるペニー。ペニーが去ったのでラジは口を開きます。
 
Raj: Smooth.
うまいね。
smooth はかっこよく切り抜けたり対応した人への表現。
 
レナードとシェルドンが戻ってきます。
 
Leonard: We’re home.
ただいま。
 
二人の姿を見てペニーはぎょっとしますガーン
 
Penny: Oh, my God, what happened?
な、ちょっ、どうしたの?
 
Leonard: Well, your ex-boyfriend sends his regards and I think the rest is fairly self-explanatory.
まあ、君の元彼がよろしくってことで、後はこれを見てもう何があったかはわかるよね。
 
explanatory[ɪksplˈænət`ɔːri] 説明している。self-explanatoryで一目瞭然。
 
Penny: I’m so sorry, I really thought if you guys went instead of me he wouldn’t be such an ass.
本当にごめんなさい、私の代わりにあなた達が行けばアイツも酷いことしないと思ってえーん
 
Leonard: No, it was a valid hypothesis.
いいんだよ、あり得る仮説だねー
 
レナードは本心から言っていませんが、ペニーの気持ちに沿って答えています。
 
Sheldon: That was a valid hypothesis? What is happening to you?
それがあり得る仮説だって?どうかしてるんじゃない?イラッ
 
レナードが本心から言っていないことに気づかず本心をさらすシェルドン爆笑
 
Penny: Really, thank you so much for going and trying you’re, uh, you’re so terrific. Why don’t you put some clothes on, I’ll get my purse and dinner is on me, okay?
本当に、本当に行って取り返そうとしてくれてありがとう、あなた達(二人に抱きつき)…ああ、本当にすごいわ。服着替えて、私お財布取ってくるから、ご飯をごちそうさせて、ね?
 
terrific はgreatを強調したものすごい。とんでもない
 
Leonard: Really? Great.
本当に?いいね。
 
Sheldon: Thank you. 
どうも。
 
ペニーのせいでズボンを取られたようなものだけれど、おごってもらえるのでお礼を言う礼儀正しいシェルドン。
 
ペニーが自分の部屋に戻って見えなくなってもペニーのいた方を眺め続けるレナード。それに向かってシェルドンは、
 
You’re not done with her, are you?
関わるの止めるの止めるんだろ?
 
be done with 何らかの関わりや関係を終わらす。
 
Leonard: Our babies will be smart and beautiful.
子供はきっと賢くては綺麗な子達だ。
 
Sheldon: Not to mention imaginary.
想像なのは言うまでもないが。
 
imaginary は自ら意識してする想像。imagination は勝手に浮かぶ想像。
 
映像だとこの場面20倍面白いです笑い泣き 
 
シーン変わって五人はレナードの車に乗っています。
 
Leonard: Is Thai food okay with you Penny?
タイ料理でいいかな、ペニー?
 
Penny: Sure.
ええ。
 
Sheldon: We can’t have Thai food, we had Indian for lunch.
タイ料理は駄目だ。インド料理を昼に食べた。
 
Penny: So?
だから?
 
Sheldon: They’re both curry based cuisines.
両方ともカレーベースの料理だ。
 
Penny: So?
だから?
 
Sheldon: They would be gastronomically redundant....I can see we’re going to have to spell out everything for this girl.
その二つを連続して取るのは美食において余剰になってしまう。…この子には一から十まで説明する必要があるようだとわかったよ。
 
wouldif we had thai foodのタイ料理を食べたとしたら、からの~になってしまうです。
 
・gastronomically 美味しい食べ物を食べたり用意すること。
 
・spell outは一字一字綴る以外に、詳細説明をする。
 
Penny: Any ideas, Raj? 
何かある、ラジェ?
 
固まるラジェ。ハワードが口を開きます。
 
Howard: Turn left on Lake Street and head up to Colorado. I know a wonderful little sushi bar that has karaoke.
Lake Streetで左に曲がってColoradoに向かって。こぢんまりとしたカラオケ付きのいい寿司レストランがある。
 
turn left on ~で左に曲がって。
 
head up to おそらく船の船首(head)から、~へ向かって。
 
Penny: That sounds like fun. 
楽しそうね。
 
Howard (sings): Baby, baby don’t get hooked on me. Uh, baby, baby don’t get hooked on me.
(歌い出す)♪ベイビー、ベイビー、俺に溺れるなよ。あー♪ベイビー、ベイビー、俺に夢中になるなよ♪
 
get hooked on ~中毒になるなよから、夢中になる。
 
映像で聞くとこの歌めちゃめちゃ耳に残ります笑い泣きただただキモいハワード。この役者さんは天才ですキラキラ
 
Sheldon: I don’t know what your odds are in the world as a whole, but as far as the population of this car goes, you’re a veritable Mack Daddy.
(レナードに向かって)世界全体での勝率はわからないけれど、この車の人口でいう限り、君は間違いなく口説き上手だね。
 
oddsは勝率。
 
・as far as A goesでAの限りにおいて。
 
・veritableは正真正銘の、まさに、と何かを強調する言葉。
 
・Mack daddyとは女性を騙す遊び人、女たらし。レナードも大概ですが、それ以外の男達 (そもそも女に興味がない・キモい・喋れない)に比べたら女性を口説くことに関してまだましな方、とコメントしてます爆笑
以上でこのエピソード終わりですニコニコ少しでも英語理解の役に立てれば幸いです指差し
 
ここまで読まれた方、モダン・ファミリーのこのエピソードに挑戦はいかがでしょうか下矢印