【オンライン料理教室】 カジュアルビストロの回。シャルキュティエールとブランダード | カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

フランス・パリ在住。料理を研究しています。
「おいしいはしあわせ」は万国共通!
和洋中問わず、お家で作れる美味しいレシピを紹介しています。

 

 

 

Bonjour.

 

 

味覚嗅覚が無くなって約1週間。

やっと数日前から少しずつ戻ってきました。

 

いろいろ調べたり聞いたりしたら、

とにかく香りの強いものを嗅いで、

脳に匂いの感覚を取り戻させるトレーニングをすると良い

とあって、

もう縋る思いで。

 


まず友人から聞いた、マスタード。

無臭。

クミン。

無臭。

酢。

本来むせるところ、

無臭。どんだけでもむせずに嗅げる。

 

 


 

という1日目から、

4~5日後には、ほんのりわかるようになり、

ラベンダーやミントなどのアロマオイルはばっちりわかるようになり、

ご飯の味がなんとなくわかるようになり、

ほんとに、徐々に徐々に、治っていく感じでした。

 

「味も匂いもわからないって未知!」と家族から言われて、

私も今回自分がなるまでは未知だったのだけど、

いやぁ・・・辛かった。

 

 

特に私にとって、食事の時間って一日の中で一番の楽しみで、

「おいしいってしあわせ」というのが私の中ですごく重要で、

だからこそ、もう本当に辛い1週間でした。

半泣き。

それを見て「泣くほどのこと!?」と言う旦那氏と

軽く喧嘩にもなるくらい。(くだらなすぎる(笑))

 

泣くほどのことなんです。

辛いですよね。

 

いかに人生において、「美味しい」ということが重要で大切なことか

身に染みて感じました。

 

健康であること、美味しいものを美味しいと食べれること、

幸せですよね。

普段当たり前だと思っていたことに、

感謝だなぁと改めて思える、ある意味いい機会だったのかもしれません。

 

 

 

 


 

 

さて、

オンライン料理教室のレッスンメニューのご紹介です。

 

 




カジュアルビストロの回。

この回では、お家で手軽にできるビストロ料理をテーマに

お料理を作っていきます^^

 

フレンチってとてもおしゃれで難しそう・・・

というイメージがありますが、

実際フランスの家庭料理ってとってもシンプルで簡単なものが多い

というのが私の印象です。

 

今回は、フランスに来てから知った思い出のお料理、

豚肉のシャルキュティエールとブランダードをメインにしました。

 

 



「豚肉屋さんの豚肉料理」という意味の、

シャルキュティエール。

こちらは、豚ロース肉をソテーし、

コルニッション(小きゅうりのピクルス)と粒マスタードを効かせた

コクがありながらもさっぱりとしたソースでいただく料理です。

 

これを見ると、そもそも

「コルニッションに粒マスタード自体家で使わないし、敷居が高いな・・」

と思う方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。

確かに、ご家庭によってはあまり馴染みがないものかもしれませんね。

 

でもこのお料理にだけでなく、これらって結構使えるんですよ~!

コルニッションは、タルタルソースに刻んで入れたり、

ツナマヨに刻んで入れてサンドイッチにしてもとっても美味しい。

もちろんそのままで、

生ハムやチーズと一緒に盛り付ければ一気におしゃれなおつまみプレートになるし、

さっぱり口直しにもぴったりなんです。

 

 

粒マスタードに関しては、

ソーセージに付けたり、ホットドッグに付けたり、

はちみつと混ぜてハニーマスタードにして

お肉に絡めたりチーズに乗せてみたり、

本当に万能です。

 

 

この2つを使ったソースってどんな!?とイメージが湧きづらいかもしれませんが、

これがね。美味しいんですよ。

酸味が強いかと思いきや、

豚肉を焼いた後の肉汁と一緒に煮詰めることで

ほどよく酸味が飛び、コクのあるさっぱりとしたソースに仕上がります。

ジューシーに焼き上げた豚肉ととてもよく合うソースです。

 

 

 

 

はい、シャルキュティエールだけで力説しすぎましたが、

続いてブランダード。

 



 

 

ブランダードとは本来、

塩漬けした鱈をじゃが芋と一緒に牛乳で煮てつぶし、

パンに付けたりしていただくお料理。

フランスのビストロでは定番のお料理で、

私もパリに来て初めてビストロで食べたとき、その美味しさに感動しました。

 

魚介臭いのではないかとイメージしがちなのですが、

鱈の味が必要なんですよね、このお料理には。

がっつりにんにくやオイルを効かせているから、

生臭さは感じず、絶妙にパンとワインに合う味付けなのです。

 

パリではマルシェなどで塩漬け鱈が手に入るのですが、

日本ではなかなか手に入らないし馴染みもないので、

鱈の切り身を塩漬けするところからスタートします。

といっても鱈に塩をまぶして冷蔵庫で1晩寝かせるだけ!とても簡単です^^

そしてこのお料理の主な味付けは塩のみ!

それなのに、奥深いこの味わいは、感動ものです。

これが家で作れたら、お家ビストロを味わえること間違いなし。

我が家でも大人気の一品です。

旦那氏の大好物。

 





 

 

そして動画無しの簡単サブメニューは

爽やかなセロリとリンゴのサラダと

白菜のクミンバターソテー。

サラダは私もとてもお気に入りの組み合わせで、

サンドイッチの具材にもお勧めです。

白菜はじっくりソテーして甘味を引き出し、

クミンを効かせたソースでいただきます。

 

 

パンにチーズにワインを添えれば立派なビストロの食卓に。

とても人気でオススメの献立です。

 

ご興味ある方はぜひ、チェックしてみてくださいね。

 

 

 

 

オンライン料理教室のお問い合わせ、詳細は

instagram @kanarecette_online

またはメール

kanarecette@gmail.com

までぜひ。

 

 

ざっくりのご紹介はこちら

のページでしています。

ご興味ある方はぜひのぞいてみてください。

 

 

 

 

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