【パリの美味しいもの】 やっぱりここのパンオショコラ | カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

カナルセットのおいしいしあわせ ~フランスのキッチンから~

フランス・パリ在住。料理を研究しています。
「おいしいはしあわせ」は万国共通!
和洋中問わず、お家で作れる美味しいレシピを紹介しています。

 

Bonjour.

 

今日は日本から、

パリ生活を遡って書きます。

 

19歳から毎年欠かさずにいたフランス一人旅中は

たった1週間ほどのリミットの中で何軒ものパン屋さんに足を運び、

クロワッサンを食べ比べていた私。

当時フランスのパンの美味しさにそれはそれは感激して

ここぞとばかりに食べていたのを今でも思い出します。

 

それが「旅」から「住む」になった今、

不思議とぱったり食べなくなりました。

 

慣れって怖い。(笑)

もはや日常生活の一部のように、

美味しいパン屋さんがあることが当たり前になってしまったのもあるし、

「リミット」がなくなったというのもあるし。

「いつでも食べれるもの」になってしまうと、不思議と回数って減るんですよね。

 

 

一人旅していた当時、

『フランス人はクロワッサンのような"ヴィエノワズリー″ を週末にしか食べない』

というのを聞いて、

絶対嘘!って思ってました。

こんな美味しいパンを毎朝の朝食にしないなら、

え、何食べてんの!?って本気で思ってたんです。

実際にフランス人が毎朝食べているものはとってもシンプルで、

フルーツだけの人もいれば、シリアルの人もいて、

多数は、バゲットにバターとコンフィチュールを塗った"タルティーヌ″ を食べています。

 

今ならわかる気がする。

毎朝バターたっぷりでリッチなクロワッサンやパンオショコラは、確かに飽きるし重い・・・

日本人が毎朝ご飯に味噌汁か、トーストを食べる感覚と一緒ですよねきっと、

シンプルに済ませたいんです。

 

 

 

そんなこんなで滅多に食べなくなったヴィエノワズリーですが、

やっぱりたまーに、ふとした瞬間に、

「あ、食べたいな」となる。かなり時々現れる中毒性。

 

そんな時、買いに行くお店は決まっています。

以前もしかしたらこのブログでも紹介したことがあるかもしれないな。

 

パリは11区、バスティーユ広場から歩いて10~15分くらいの所にある

『Blé Sucré』 というパン屋さんです。

もう私はここが一人旅してた時から大好きで。

クロワッサンとパンオショコラがとにかく美味しいんです。

パンオショコラは特に、ここのものしか食べません。

 

フランスはもちろん全体的にパンのレベルが高いのだけど、

私的にここのは別格。

とある休日、旦那さんと一緒にお散歩がてら歩いて買いにいきました。

こんな日はちょっと気分が上がります、最高の朝ごはん!

 



 

ここのお店、フランスらしいっちゃフランスらしいのだけど、

日によって焼き上がりが違います。

普段サイズがまぁまぁ大きいのだけど、

びっくりするくらいバカでかいときもあれば、

あら、今日は発酵不足?というくらい小さい時もあって。

少しよく焼き気味なときもあれば、形がいびつなときもあって。

日本だったら完全に売り物としてアウトなんだけど、

それが許されてしまうのがフランス。

私も慣れたし、たまたま完璧に好みの物が当たればラッキー!くらいに思ってます(笑)

味は変わらないしね!

 





この日のは超でかいバージョンでした、私の顔くらいある。

 

そとはザクザクパリパリ、鼻に抜けるバターの香りと、

ほんのり甘い生地、それに合わせて若干ビターなチョコレートとのマリアージュが

もう最高。

大きいけれど、これはペロリと食べられてしまいます。

 

 

幸せな休日の始まりは、美味しい朝食から。

みなさんも素敵な週末をお過ごしください!

 

Bon weekend!

 

 

 

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